あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

ワンダーウォール(JANE BIRKIN in WONDERWALL)

b0106921_212634.jpg
★この『ワンダーウォール』は1968年(ジェーン・バーキンは1946年・ロンドン生まれなので、この撮影当時21.2歳)の英国映画ながら公開されたのは1996年。長い間埋もれていたこれもまたカルト映画と言えると想う。ジェーン・バーキンのフィルモグラフィーなどは既にチェックしていたので、この未公開映画(他にも多数あるけれど)の公開時の喜びはとても大きなものだった、嬉しくて♪主役は研究熱心な老教授オスカー・コリンズ(ジャック・マッゴーラン)。このお方、英国映画ファンは懐かしい存在かも(私何歳?)。ビートルズ絡みだと『ジョン・レノンの僕の戦争』、ポランスキーの『袋小路』、晩年は『エクソシスト』にも。お若い頃のヘレン・ミレン主役の『としごろ』(好き!)などでも拝見できる、味のある個性派俳優さまだったのだと想う(すべて後追いばかり!)。そして、ジェーンはその教授の隣に住む可愛い女の娘ペニー役で、教授は壁穴から覗き見してなにやら妄想に耽る...と摩訶不思議なファンタジックなもの。60年代末期のスウィンギング・ロンドン。サイケデリックなファッションやメイク、時に奇妙なそのスタイルがロンドンの町中に溢れていた時代...いいなぁ♪

『ナック』や『欲望』に端役で出演していたけれど、この頃のジェーンはまだブレイク以前。だって、何と言ってもツイッギーの時代だし、音楽ならマリアンヌ・フェイスフルやサンディ・ショウたちの可憐な華たちがいたのだから。ジェーンはパリに渡ってセルジュとの『スローガン』に出演。そして歌手としてもデビューする辺りから開花したお方のように想う。この映画の中では全く台詞はない。音楽はジョージ・ハリスン(ビートルズの中で初めてのソロ作品を発表したのもジョージ!)で、そのシタールの音色、インド音楽とサイケデリックな幻想的な映像やお話にピッタリ。「不思議の壁」の世界、当時の空気を感じる。名作や名画という作品とは趣が異なるこの雰囲気がよいなぁ...と当時のロンドンに夢うつつ♪

ワンダーウォール/WONDERWALL
    1968年・イギリス映画
監督:ジョー・マソット 製作:アンドリュー・ブラウンズバーグ 脚本:ジェラール・ブランシュ 撮影:ハリー・ワックスマン 音楽:ジョージ・ハリソン 出演:ジャック・マッゴーラン、ジェーン・バーキン、イアン・クオリアー
b0106921_2123645.jpg

[PR]
by claranomori | 2007-10-27 02:48 | 銀幕の少女たち・少女映画