ボーイフレンド (ケン・ラッセル監督)
2006年 10月 24日
監督:ケン・ラッセル
製作:トニー・ウォルトン、ケン・ラッセル
脚本:ケン・ラッセル
撮影:デヴィッド・ワトキン
音楽:ピーター・マックスウェル・デイヴィス、ピーター・グリーンウェル
出演:
ツイッギー、クリストファー・ゲイブル、マックス・エイドリアン、マレイ・メルビン、
グレンダ・ジャクソン、ジョージナ・ヘイル、ブライアン・ブリングル、トミー・チューン
ボーイフレンド/THE BOY FRIEND
◆あらすじ◆
1920年代の英国の港町ポーツマスの劇場では、マックス(マックス・エイドリアン)一座のミュージカル「ボーイフレンド」の準備に追われていた。舞台監督助手兼使い走りの少女ポリー(ツイッギー)が客席を覗くと、一握りの観客しかいない。主演女優のリタ(グレンダ・ジャクソン)が足をケガして舞台に立てなくなり、マックスはポリーを代役に起用する。ポリーはおたおたしながらも何とかこなしていた。しかし、秘かに恋するハンサムなトニー(クリストファー・ゲイブル)が他の女性と話しているのを見ては心痛めるのだった。ハリウッドの大監督が観に来ているので皆は大ハッスル。ポリーはその監督からハリウッド入りを勧められるのだけれど、トニーとの恋を確かなものにした彼女は、誘いを断りトニーと手をとって去ってゆくのだった。
★TWIGGYの映画デビュー作となるもの。それも主演!しかし脇にはケン・ラッセル映画の常連方がしっかり。可憐でカラフル、そして幻想的な映像はラッセルのお得意とするところ。このミュージカルの主役を見事にこなしたTWIGGYはゴールデン・グローブ賞も受賞している。中で歌声も聴けるのも嬉しい。お気に入りの監督とお気に入りの俳優陣。鮮やかなアールデコ調のお衣装もとても素敵で、担当しているのは当時の監督夫人であったシャーリー・ラッセル。勿論、音楽も素晴らしく高く評価された。私個人的にラッセル作品の一等好きなものは他にもあるので、また「映画の宝石箱★輝きの館」で気ままに綴らせて頂こうと思います。