デヴィッド・ボウイと舞う折鶴 ★ このボウイの折鶴に込められた表現を想う
2013年 11月 01日

NME誌の表紙を飾るデヴィッド・ボウイです。2013年10月9日号のリニューアル第一号です。少し前になってしまったのですが、この表紙を拝見して泣いたり、色々な想いが巡っていました。今もですが、この表紙のアート・ディレクションはボウイご自身によるものだそうです。ボウイは表現主義ですね、やはり。この表情、そして幾色もの折鶴が舞っています。折鶴は日本の江戸時代から続く文化の一つで、平和や祈りなどの気持ちを形にしたもの。ボウイは少年時代から日本や東洋文化に影響を受けて来られたお方。大の三島由紀夫ファンでもあります。この折鶴に込められたボウイの伝えようとするものは何だろう?桜の季節の日本が大好きなボウイ。そんな日本で起こった未曾有の自然災害と原発事故。また、英国人であるボウイにとってシリア情勢も無関心な筈は無く。もう、ボウイの復活はないだろう、とも云われていたけれど、10年ぶりに復活された。心臓の大手術をされたボウイなので、私はその半引退状態をボウイがお元気であれば、と意識的に受け入れようとしていました。勝手な想いですが、ボウイの復活に、東日本大震災が何らかの要因にあるのではないだろうか...と、今回のこのボウイの舞う折鶴たちとの表現を拝見して想いを強くしています。
ボウイは紋切型の平和主義者ではないところも好きなのです。米国に対する不信感のようなもの、中国の侵略によるチベットの置かれている悲惨な現状にも、安易な甘い言葉を発するのではなく、ボウイ流の表現主義で曲にしました。キリスト教徒ですが、仏教徒、また中東に対する理解もあるように感じています。米ソ冷戦時代の70年代はナチスに傾倒していた時期で、英国メディアにも叩かれた事もある。「ヒトラーは最初のロックスターだ」という語録もあります。ミック・ジャガーもヒトラーの映像を数多く鑑賞している。ロックスター、それも世界最高峰のロックスターたちにとって、何か得るものがあるのだろう。私は子供の頃からユダヤに対するナチスの非情な行為を嫌悪してきたので戸惑った時期もありました。でも、大歓迎していたのはドイツ国民です。それは何故だろう?と色々読んだり、観たりしては今も考えています。ある側面からだけ眺めては見逃してしまうこともある。物事には多様な側面がある。なので、多様な人々の主義、主張、意見、想いに耳を傾けながら、日本は一党独裁国ではないので、国民一人一人の声として語り合える社会になれば良いのになあ、と想う日々です☆
★チベット風の衣裳を纏って「SEVEN YEARS IN TIBET」を歌うボウイです♪
中国共産党政府は今、テロ組織を叩くためと称し、先日、北京、天安門で起きた事件をウイグル人によるテロだと表明。言論統制のお国が、何故か、今回は公示が早いですね。もう世界の人々は知っています。今世紀に入って、未だに侵略、虐殺行為によって領土を拡大している中国という覇権主義の姿を。言論の自由の無い中国の多くの貧しい人々がお気の毒です。今回の動き次第ではイスラム圏との軋轢も生じるかも?早く、一党独裁の共産主義体制が崩壊すれば、真の日中国交正常化に向える日が来るのでは、とも想います。
●関連記事:『セヴン・イヤーズ・イン・チベット』という曲について




































































































































































































































