80年代の想い出と今日本を想う心~そして「Salon de Velvet 美と芸術を愛する友の会」へ
2012年 10月 18日
家族って素晴らしいですよね!居なくなって両親の有り難さが身に沁みる親不孝な娘ですが。80年代、私たちの世代は「シラケ世代」とか「新人類」などと称されていました。文学もアートもポストモダンが主流の中、何かしっくりしない私は日本文学というと、澁澤龍彦や寺山修司の作品を好んでいました。その前に音楽ではデヴィッド・ボウイ、映画ではルキノ・ヴィスコンティが大好きでしたので、耽美派少女としての流れ的には王道を歩んでいたのだと今振り返ると自負します。欧州退廃女優のイコンであったシャーロット・ランプリングとドミニク・サンダ、男優ではヘルムート・バーガーやジェレミー・アイアンズ、萩尾望都を愛し、沖田総司を好むというのも王道ですよね、と問いかけてみたくもなるほど、懐かしい風景が蘇ります。同時に、それらは今の私にとっても過去の宝石たちではないのだということに光を感じ得ます。ずっと何かしらの勇気を与えてくださっているのだと。それはすべて「美」!
今の民主党政権下でのこの3年。私は最初から支持していないのですがこんなに酷い政権時を、同時代を生きているという現実。唯一の功績なるものがあるとすれば、国民を目覚めさせたことでしょうか。そこには、東日本大震災が起こり、原発事故も伴い、中国船による尖閣衝突事件...どの対応も国民を憤らせるお粗末政権。まだ復興しない東北の大震災の折の総理が菅直人氏であったという不幸。あの時の対応も総理より石原都知事、政府より東京都の方がずっと頼もしく感じられました。都知事は助かった命のために、緊急手段ですが食料などの空からの投下を菅氏に提案されましたが断りました。一時も急務な対応は決断して行動すれば良いという緊急事態というより、非常事態宣言という時でした。放射能の恐怖もあり、官邸も東電もメディアも訳のわからないお話ばかり。必死で現状を知りたくてネットで情報収集をしていました。色々な情報が飛び交うので何が真実なのかまったく分からない内に、冷静に二項対立ではない思考が大切だと想えたのでした。それは今も変わりません。殊に原発の事は、設計者や技術者の方々でなければ分からない難しい問題なので。なのに、30年までに、30年代までに原発をゼロにします、とかしないとかコロコロ。
総理は毎年変わり、各大臣もコロコロ。沖縄の普天間問題も鳩山氏のお陰で滅茶苦茶。日米関係が安定していた小泉政権時代が懐かしいと、今ほどアメリカの存在を強く感じることはありません。私は親米でも反米でもないのですが、日米同盟は重要だという想いが確固たるものになり良かったです。でも今のままでは半属国状態ですので、自主憲法を持っての真の同盟国に。よく、アメリカは怒らないなあ...と想ってしまうほど、私は今最もアメリカが好きです。日中国交正常化40周年の今年2012年、夢物語である反日国の愚劣な姿が浮き彫りに。韓国大統領の常軌を逸したあの言動はまだ解決していません。無かったことにはならないとんでもない無礼千万の天皇陛下に対する発言を忘れることは日本人ならば出来ないでしょう!また、今年は日印国交樹立60周年の年でもあることをなぜメディアは喜んで報じないのでしょうか。インドは国を上げて、あの東日本大震災の発生直後に黙祷を捧げてくださいました。その記事を読み涙が溢れました。
真の友とは?!真の国交正常化とは?!国家とは?!領土とは?!...と私はますます高齢になられても一時も休まず57年間有名税を払い続け日本のために問題提起される石原慎太郎氏の存在が大きく重く感じられるようになりました。心より敬意を表します!尖閣諸島になぜ、石原氏は国会議員時代から拘り続けているのか。その訳も今はもの凄い危機感と共に感じています。すべて繋がっている問題です。中国共産党は覇権主義のお国。それらの残虐な侵略を日本のメディアは報じません。報じないことの中に真実があることもある。「日本をチベットにしたくない」と石原都知事が幾度もおっしゃる。国会でもおっしゃったのに報じない。「また都知事が吼えた!」とか短絡的な誤魔化し報道で逃げるばかり。中国共産党はチベットを、内モンゴルを、台湾を、インドを、そして次は日本だともう綿密に計画実行しいているのです。情報戦では日本は遅れを取っていますが、工作員はもう日本中にどのくらいいる事やら。中には中国を民主化したい想いの中国人もおられるでしょう。でも、日本とはまったく違う一党独裁の共産主義国であることは逃れられないことなのでしょう。それでも民主化に向けて行動されている中国人を私は支持しています。日本は島国ゆえに保たれている尊い歴史がありますが、常に自然災害とも。それは正負の法則でそれらの困難を克服する術を知恵を得ながらのこと。色々な問題を抱えて生きている私達。語らうことを忘れたくないです。様々な想いを語らいたいと想い、『Salon de Velvet 美と芸術を愛する友の会』を発足いたしました。試行錯誤しながらですが、どうぞ宜しくお願いいたします!
★そんな事を想いながら音楽ブログ 「麗かな憂鬱・時の鐘よ鳴れ」を更新いたしました。
●永遠のベラドンナ ☆ スティーヴィー・ニックス / 嘆きの天使 STEVIE NICKS / STOP DRAGGIN' MY HEART AROUND ~ エッジ・オブ・セヴンティーン / EDGE OF SEVENTEEN (1981年)
●ハート / マジック・マン ☆ ソフィア・コッポラ監督の映画『ヴァージン・スーサイズ』で再会したアン&ナンシー姉妹のハートの70年代の名曲たち
★関連ブログ:「石原慎太郎・憂国のエトランジェ」も時々更新しております。