あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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今年も今日で終わり。明日から新年また新しい一日が始まります。来年もどうぞ宜しくお願い致します。

★今年も今日で終わり。そして、明日からまた新たな年、一日が始まる。今年は東日本大震災という、戦後に於いて最も忘れられない年となった。3月11日から9ヶ月を経てもなお、仮設住宅で暮らす人々、これから寒さが厳しくなる中でなんとお気の毒なことだろう。そして、原発事故による人災もあり、まだまだ復興どころか復旧すら出来ていないという状況。瓦礫の処理作業も進まない。国難であるのになんだろう...と其々の人々の意見から複雑な想いが鬱積してゆくばかり。憂いてばかりではいけないと心に云い聞かせてもいる。けれど、私個人の心の憂いというちっぽけな問題ではない。国難とは国家、日本の危機である。ならば、日本人ならではの長い歴史の中での数々の危機、荒廃の後を気概を持って立ち直ってきたのだから、きっと、と信じ願う。

日本人の美徳を今回の大震災で世界中の方々が称讃してくださったことは支援と同様に新聞の活字を読む度に有り難いと想った。そして、同時に、私はこんな素晴らしい日本で生まれ育った日本人であることが嬉しいと感じた。こんな気持ちは生まれて初めてのことである。私の心の核に隠れていたのであろう、やはり我が国日本が大好きであるという自覚の年であった。ゆえに、震災病と云われるくらいに体調が狂いっぱなしでもあったけれど、元来健康体ではないことが幸いで、今想うのはそれよりもそんな心の目覚めに感謝したい。

初めての天皇陛下によるビデオ・メッセージに涙が溢れて止まらなかった。そして、先日の23日は天長節であり、皇后陛下とご一緒に、長きに渡る被災地への巡幸のお姿、お言葉の美しさ、優しさのようなものに救われる想いだった。日本にしかない日本の歴史、文化、言葉がある。時代の流れの中で消えてゆくものもあるけれど、美しいものはできるだけ大切に受け継いでほしいと想う。偏ったがちがちの頭ではなく、様々な人々の意見を聞き入れる寛容な心を以て。日本人でありながら日本が好きであるとちょっとした会話の中ですると、茶化されてしまい「右っぽいよ」などとからかわれたこともある。私は合理的とか技術の躍進とか拝金主義には身を翻す資質で生きている。面倒な作業でも探し物、調べものが好きだし、ネットの便利さを利用させて頂きながらも、どうしても手に取って、頁を捲りながら活字を読む作業をこのご時世でも好んでいる。時間の無駄と云われようが、その中で思考することを学ぶ。頁を進みながら、また戻ったりして再確認する多くの言葉の中にはかけがえのないものが詰まっている。文学を愛好し続けながら、新書好きでもあることも何となく性に合うのだと今なら合点が行く。私の好きな新書の中には世界中の文学、哲学、思想の引用が多々あり、著者の想いが綴られているものが多い。そうした導きにより、私はどう感じるか、どう思うかと考えることになる。人間は考える葦である。年々、度忘れも著しいもので、再読も増えるのもしかたないのかな。

決して日本至上主義ではない。各国其々の優れた歴史や文化があり、それらからの学びの日々である。そんな歴史の中に失敗もあるだろう。今年は世界中でデモや暴動が起きた。日本でも民放の報じない国民のデモや集会が各地で行われたという。これまでまったく知らなかったことが次々と。震災後暫く、民放は放射能漏れの危険を叫ぶ人々の声をまったく報じなかったのに、いつの間にやらあの菅首相までも反原発と云い出し、今ではメディアも真逆な感じ。民放はほとんど観ないのだけれど、ニュースだけは出来るだけ幾社もの報道をチェックするようにもなった。

そうそう、遂に今やバブルのブラジルがイギリスを抜いて第6位となったそうだ(世界経済ランキング調査発表による)。2020年にはドイツやフランスも追い抜かれるだろうとのこと。今やブラジルでは原発がどんどん建設され、街を闊歩するファッショナブルな人々の写真も目にした。けれど想います。順位なんてって。後退しても長い伝統を持つ英国は英国である。フランスはフランス、日本だって中国に追い抜かれたけれど別に良いではないかと想う。日本は日本であるのだから。いよいよ、来年はロンドン・オリンピック!今年は重苦しいニュースが続く中、なでしこジャパンがアメリカに勝ち優勝した、あの歓喜もまた忘れられないだろう。“大丈夫だよ、日本は。みんなで頑張ろう!”っていう明日への光のようだった。万の神々の眠る日本。自然と共存して生きて来たことをも再認識する。自然の豊かな恵みに感謝しながら、その恐怖をも痛感した。畏怖の念という想い。
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★今年はおそらく、これまで生きて来た中で最も多く日本人作家の書物や映画を鑑賞した年でもありました。中でも最も考えさせられた本のこと、感動した作品のことなどもまた新年から綴ってゆきたいと想っています。少女時代から愛してやまないヨーロッパの数々の素晴らしい人物や作品たちと共に。まったく不規則な更新ですのに、いつも気に留めてくださっている皆様、これから新たに出会う皆様とのご縁に感謝しています。ありがとうございます!来年もどうぞよろしくお願いいたします☆
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by claranomori | 2011-12-31 07:23 | 想い・鑑賞・読書メモ