麗人共演★デヴィッド・ボウイ&アニー・レノックス(フレディ・マーキュリーの追悼コンサートにて)1992年
2010年 12月 08日
クィーンを知ったのはテレビの来日情報でだった(初期から本国より日本では人気だったそうだ)。まだ子供時代でコンサートに行ったことなどない頃。何度目かの来日だったのだろうけれどはっきり分からない。ただ、英国の貴公子然たる容姿の頃でフレディも長髪だった。その絵が何故か焼き付いていたようで、後に行きつけのレコード屋さんの片隅の輸入盤を一枚。最初は『華麗なるレース』だったように想う。その後、立て続けに『ジャズ』や『オペラ座の夜』を買ったのでごちゃごちゃと遠い記憶。ジョン・レノンの曲を聴いた時、ボウイを初めて聴いた時のような感動はその時は得られなくて、でもフレディのヴォーカルは焼きついた。そうして、次第にクィーンはアメリカでも大人気となり、モンスター・バンドとなり世界に君臨していたと想う。でも、1991年11月24日にフレディはエイズにより死去されてしまった。どのくらいの人達がその死を悲しみ今も忘れずにいることだろう...。
翌年1992年の4月20日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムにて追悼コンサートが行われた。7万人とも8万人とも言われるファンが集まり、出演者も豪華!ボウイは3曲。その中の一曲は『アンダー・プレッシャー』だった。フレディのパートはアニー・レノックス。私はアニー・レノックスが好きなので、アニーが”女版ボウイになりたい”と語っていた嘗ての言葉も忘れない。なので、この共演は嬉しいものだった。このコンサートにはミック・ロンソンもイアン・ハンターもロバート・プラントも...出演されたので書きたいことは色々あるけれど。先ずはボウイ&アニー、そしてクィーンのリハーサル映像を。ボウイは煙草を手にいつでもお洒落。後ろにはイアン・ハンターも映っていた。またそのリハを見つめる中に出演者でもあるジョージ・マイケルがいて大先輩のリハを真顔で見つめながら一緒に口ずさんでいる。横のお方は彼氏さまかな...と少し気になるミーハーな私。