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あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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『風』詩:クリスティーナ・ロセッティ訳:西条八十★作曲:草川信による日本の童謡としても(大正10年)♪

『風』詩:クリスティーナ・ロセッティ訳:西条八十★作曲:草川信による日本の童謡としても(大正10年)♪_b0106921_1172750.jpg
『風』  詩:クリスティーナ・ロセッティ

誰が風を見たでしょう?
ぼくもあなたも見やしない、
けれど木の葉をふるわせて
風は通りぬけてゆく。

誰が風を見たでしょう?
ぼくもあなたも見やしない、
けれど樹立ちが頭をさげて
風は通りすぎてゆく。

訳:西条八十

★クリスティーナ・ロセッティは、生涯独身を通され、慎ましやかに長きに渡る静かな生涯の中で多くの作品を残された、19世紀ヴィクトリア朝時代の英国を代表する女性詩人。本名はクリスティーナ・ジョージナ・ロセッティ(Christina Georgina Rossetti:1830年12月5日~1894年12月29日)。兄はラファエル前派の中心的人物の画家であり詩人でもある ダンテ・ガブリエル・ロセッティ。この『風(The Wind)』はクリスティーナ・ロセッティの初期の童謡詩の一つで、西条八十の訳詞に草川信による作曲で大正10年(1921年)に、日本の童謡としても有名な詩となりました♪
by claranomori | 2010-11-26 11:06 | 愛の花束・日本の抒情・文学