あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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『少女よ』 (1976年) 詩・イラスト:萩尾望都

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少女よ

いつもいない
いつも逃げていたわたしの恋人
いつも失われる
まどろみのような影

 ゆえに私の生涯のすべてに
 満つ光にも山の峰にも
 ゆれる花房にも
 あなたを見ぬ日はなかった
 あなたを見ぬ日はなかった

乙女よ母よ妹よ
わたしのこがれる永遠の少女たちよ

萩尾望都 イラスト詩集より

★映画や音楽、文学や詩集、絵画を鑑賞することが好きでしかたのない私。けれど、最も幼少時に影響を受けてきた大切な作品に少女漫画は欠かせない。まだほんの小さな子供だった頃の私(「少女」という自覚などすらない頃)が、胸いっぱいになり夢中で読んでいた。綺麗な絵と繊細な線描は幼少の私に「優美な光」を与えてくださった。それらは今の私の中で生き続けているもの、刻まれているもの。萩尾望都さまは、私の中では既に漫画家という域を超えた存在。よく、漫画(マンガ)というと軽くあしらわれて来たけれど、文学や絵画や音楽の美と優劣などはまったくない。

萩尾望都さまのことは、歳を重ねる度に私の中で重要な大切な世界となって今に至るように想う。とても自然。書かれるもの、すべてが自然と私の心に入ってゆくような。なんて!光栄なことだろう♪
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by claranomori | 2010-11-01 09:51 | 想い・鑑賞・読書メモ