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あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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『屋根の上のバイオリン弾き』監督:ノーマン・ジュイソン主演:トポル★感涙のミュージカル・ロマン大作!

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★去年再見してまた感動の涙に溢れたのだけれど、時間が許せば”また、観たい!”と思っている大好きなミュージカル映画のひとつ。3時間という大作なのでゆっくりと時間がある時にと思いつつ...。ミュージカルながら私がどうしても敏感になる”ユダヤ”ものでもあるので。何故に、彼らは迫害され、受難の道のりを歩まねばならないのか...と。

主役は個性派俳優のトポル(先に『フォロー・ミー』で知りました)。最初は舞台からの映画化で、ロンドンの舞台でもトポルはこのテビエ役を演じておられたという。舞台は20世紀初頭のロシア、ウクライナ地方のユダヤ人たちの村アナテフカ(ロケはユーゴスラビアで行われたそう)。そこで牛乳屋を営みながら妻と娘5人と慎ましくも幸せに暮らしていた。しかし、押し寄せてくるロシア革命の波、住み慣れた村を離れなければならない日がやってくる...ところが、このテビエはマイペースで楽観的。心配事は娘達のこと。長女のツァイテルに結婚話が出てくるお年頃。でも、ツァイテルには愛する恋人モーテル(レナード・フレイ♥美形なお方ですが、ここでは眼鏡と髭をたくわえた優しい青年役)がいた。次女は革命派の青年と恋をし、彼を追ってシベリアへ行くのだという。三女はロシア青年(彼も美しい!)と恋をしポーランドへ行くという。もう、びっくり仰天続き。父と母の思いと、娘達の新しい価値観。どちらを選べばよいのかと親心で悩んだり怒ったりもする。しかし、長女は紆余曲折を経て結婚することができた。そんななか、次第に聞こえて来る足音はユダヤ人追放の日。娘達が幸せでいてくれれば...という深い思いをトポルは見事に表現する(哀切に、そして時にユーモラスに)。そして、遂に残った妻と娘二人を連れて村を去る日がやって来る。...わぁ~こんな風に綴っていても涙が出てくるのだけれど。

屋根の上で危なっかしくバランスをとっているバイオリン弾き。彼はこの村の状況、不安定さを表現している。素晴らしい楽曲たちが沢山流れる。この映画を観る前から知っていた曲もあった程、有名なミュージカル。語り継がれる名作たちの素晴らしさを痛感するばかり♪

屋根の上のバイオリン弾き:FIDDLER ON THE ROOF
1971年・アメリカ映画
監督・製作:ノーマン・ジュイソン 原作:ショーラム・アレイハム脚本:ジョセフ・スタイン撮影:オズワルド・モリス プロダクションデザイン:ロバート・ボイル 音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:トポル、ノーマ・クレーン、レナード・フレイ、モリー・ピコン、ロザリンド・ハリス、ポール・マン、レイモンド・ラヴロック、マイケル・グレイザー、ハワード・グーニー、ルイス・ゾリック、バリー・デネン、ペイシェンス・コリアー、ミシェル・マーシュ、ニーヴァ・スモール

by claranomori | 2007-03-27 08:21 | バレエ・ミュージカル