
★バレエ音楽『レ・シルフィード(Les Sylphides)』と舞踏劇『ラ・シルフィード(La Sylphide)』という、共に「バレエ」に関係した優雅な美しい作品があるけれど、この二つの作品は直接は関係の無いもの。それでも、私は結びつくものである。きっとその理由は「妖精」であり「ロマンチック」な世界として共通しているからだろうと想う。『レ・シルフィード』はフレデリック・ショパン(Frederic Chopin)で有名。けれど、ショパンの手によるバレエ音楽ではなく、ショパンの前奏曲や夜想曲、またはワルツやマズルカなどのピアノ曲をオーケストラ用に編曲したもの。なので、『ショピニアーナ(Chopiniana)』とも呼ばれる。最初にショパンの旋律をバレエに使おうと考案したのは、バレエ・リュスの名振付師ミハイル・フォーキンだそうだ。色々な編曲が存在するようだけれど、バレエは全部で8曲から構成され、どれも"ピアノの詩人"とも謳われたショパンのロマンティックな抒情が生かされたものだと想う。フォーキンと関連する名ダンサー(振付師でもあった)ヴァーツラフ・ニジンスキーも、この『レ・シルフィード』での華麗な舞踏で観客を魅了されたという...ああ、夢うつつ♪
ロマンティック・バレエ時代の妖精舞踏劇『ラ・シルフィード』のお話を以前少し綴りましたが、ちょっとややこしいのでバレエ音楽としての『レ・シルフィード』のことを追記しておきます。画像はマリー・タリオーニです☆