田園風景の浮かぶ歌声★ヴァージニア・アストレイ:VIRGINIA ASTLEY 私の好きなネオ・アコースティック♪
2009年 05月 23日
80年代からニューウェーブなる音楽が大好きで毎日聴いていた。その中で、”ネオ・アコースティック”と呼ばれるものがあった。後に略して”ネオアコ”と呼ばれて今に至るようだけれど、私は”ネオ・アコースティック”という呼び方が好き。そして直ぐに浮かぶお方にこのヴァージニア・アストレイが居る。私は所謂”ネオアコ~ギターポップ・ファン”から程遠いように感じている。だって女の子ヴォーカル大好きなのだから!80年代から今もずっと思い感じて来たこと。優れたネオ・アコースティックの男の子(男性)バンドが多くいる。歌声も楽曲も素晴らしいし、私も”良い曲だなあ~♪”と聴き入る。けれど、その世界にどっぷり入り込むことが出来ずにいた、ずっと。年月を経る中でだんだん私の中でそのことは明確になってきた。”男の子の文化”というのかな...一概には云えないけれど、辛うじて挙げるならトレイシー・ソーンやアリソン・スタットン。もっとヘタウマな女の子ボーカルを好み聴き入るとさらにその王道から逸れてゆくようなのだ。そして、エレポップやパンクやゴシック調のダークな音律の方がすんなり入り込めるようになって行った。でも、アコースティックな音色は好きなのでもっと古い時代の音楽を聴くことにもなった。シンガー・ソング&ライター(SSW)方のフォークやトラッド、プログレ、または現代音楽などの世界に何かヴァージニア・アストレイと通じる世界を垣間見ることができた。元々、大好きになった最初の女性ヴォーカリストはケイト・ブッシュの私なので合点がいく。そろそろ、『BRIGITTE』の再始動を考えているところ。ヴァージニア・アストレイのことはかなり長文になりそうなのでまた追記いたします♪
※もう少し詳しく綴らなければ誤解を招くかもしれないとドキドキ。”ネオ・アコ”世界(色々あるという前提で)を思う時に浮かぶ”モッズ(MODS)”という音楽や文化もやはり男の子が主体だと感じるのと似ている。ボウイは10代の頃モッズ・バンドを組み音源も残している。でも、「モッズのライフ・スタイルまでどっぷりと言うほどじゃなかった。外面的なことだけだ。徒党を組むというようなことも、あまり好きじゃなかった。」というボウイ語録があると教えて頂いた。これまた合点がいく。別に男性とか女性ということに目くじらを立ててる訳ではまったくない。正否も優劣も関係ないお話。ただ、私の好きな音楽を聴き続けてゆく中で常に感じて来たことに過ぎない。私個人の勝手な思い。何となく、伝わるお方もいてくださるのでは...とも。”女性ヴォーカル好き”のお方は性別や年代を問わずおられると思う。逆にあまり女性ヴォーカルは聴かないというお方も。少女好きだから女性ヴォーカルを好むとも限らない。人それぞれの感性と世界観がある。ただ、私はまだまだ掘り下げて探求してゆくのだろう。お仕事と密着したことでもあるし、これは個人的な心の旅でもある。ただそんなこと。