あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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「ポーランド映画祭2013」


「ポーランド映画祭2013」が11月30日から12月13日の間、東京のシアター・イメージフォーラムで開催されることが決定、ラインナップも併せて発表された。
今年は、2014年に最新作『ワレサ(仮題)』の公開を控えるアンジェイ・ワイダ監督の『灰とダイヤモンド』『すべて売り物』など傑作7本をメインに、前回反響の大きかった作品の再上映や、ポーランド映画最新作のジャパンプレミア、さらに60年代のポーランドでテレビ放映され子供たちを熱狂させた児童アニメの名作も紹介されるなど幅広い作品がラインナップされている。
昨年に続き、現在新作を準備中のイエジー・スコリモフスキ監督が今年も監修として参加。
映画祭初日には開幕挨拶を行う。
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■上映ラインナップ■
<アンジェイ・ワイダ監督作品>
『地下水道』
『灰とダイヤモンド』
『すべて売り物』
『戦いのあとの風景』
『大理石の男』
『鉄の男』
『コルチャック先生』
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『沈黙』(カジミェシュ・クッツ監督)
『サルト』(タデウシュ・コンヴィツキ監督)
『不戦勝』(イエジー・スコリモフスキ監督)
『夜の大三部分』(アンジェイ・ズラウスキ監督)
『砂時計』(ヴォイチェフ・イエジー・ハス監督)
『夜行列車』(イエジー・カヴァレロヴィッチ監督)
『さよなら、また明日』(ヤヌシュ・モルゲンシュテルン監督)
『不運』(アンジェイ・ムンク監督)
『沈黙の声』(カジミェシュ・クッツ監督)
『サラゴサの写本』(ヴォイチェフ・イエジー・ハス監督)
<ポーランドアニメーション>
『ボレック&ロレック』
『魔法のえんぴつ』
<ジャパンプレミア作品>
『イーダ』(パヴェウ・パヴリコフスキ監督)
『ライフ・フィールズ・グッド』(マチェイ・ピェブシツァ監督)
『巻き込まれて』(ヤツェック・ブロムスキ監督)
※ラインナップは変更になる場合があり
※上映日時など、詳細は映画祭公式ウェブサイトへ
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「ポーランド映画祭2013」
2013年11月30日(土)~12月13日(金)2週間限定
渋谷シアター・イメージフォーラムにて
公式サイトは → こちらです。



★もしも、関西圏でも上映予定が決まりましたら教えて頂けますと嬉しいです♪

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by claranomori | 2013-11-24 00:09 | キネマの夢・シネマ万華鏡
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★目まぐるしく政局が動く中、風邪が悪化したり回復したり、というここ一か月。とっても久しぶりの更新となります。気にかけてくださっている皆様に感謝しております。いつもありがとうございます。パソコンのフォルダーを整理していると素敵なお写真に再会できました。その中の一枚から1960年代のロベール・ローラン或いはロバート・ローランによる『帽子と手』と題された作品。このお方について詳しく知らないのですが、とても美しいモノクロームなお写真です。

19世紀に写真術の発明。絵画をモデルに写真作品へと。それはロマン主義であったり自然主義であったり、絵画主義的写真の流れの19世紀。そして、19世紀から20世紀にかけて変容をみせることになる。造形芸術の領域での数多の「イズム」の登場に興味があります。未来派、キュビズム、シュプレマティズム、ダダ、表現主義、構成主義、ヴェリズム、プロウン、抽象主義、他。すべてはモダニズムであり、レオナルド・ダ・ヴィンチの「絵画の手綱であり舵である」という遠近法。その遠近法を超える試みが写真芸術の中に見ることができるようで愉しい夢の時間です。

個人的には絵画の方が写真よりも好きなのですが、音楽や映画、そしてファッションとどれも密接な関係にある芸術なので、やはり写真にも興味を抱かないわけにはゆかないようです。

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by Claranomori | 2012-12-05 01:07 | 詩人・作家・画家・芸術家
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先述のマリアンヌ・フェイスフル、フランス・ギャル、デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップ...と皆同い年である私の好きなアーティスト方の中に、ジェーン・バーキンも居られる。初めて知ったのは音楽からだった。同時期に映画『太陽は知っている』の脇役で出演されているのを拝見した(アラン・ドロンとロミー・シュナイダーを観る目的だったのだけれど動くお姿を拝見できて嬉しかった)。私が18歳頃のこと。そして、今も女優ジェーン・バーキンよりも歌手ジェーン・バーキンの方がより好きでいる。セルジュとの出会いは運命だろう!ジェーン・バーキンはイギリス人。まだ女優としても主役を得ていなかった頃。長身で長い脚は当時のロンドン・ファッションにお似合い。けれど、ミニの女王ツィッギー(TWIGGY)が居るし、モデルはワンサカ溢れていた。そのファッションも含めて英国からフランスへジェーン・バーキンは橋渡しをされたお方に想う。メイクもこの当時のジェーンは本来の目の大きさの倍位でアイラインは寝る時も欠かせない(読んだ噂だけれど)という頃。80年代以降だと想う。日本で一気に人気が出てきたのは。特に女性ファンを多く今も持つ理由のひとつに、「自然体で生きる美しさ」のようなお姿に共感できたのだと想う。私はまだ10代で社会に出る手前頃であったので、とても不安な気持ちでいっぱいだった。なので、その時はその「自然体で生きる」という感覚もファンション雑誌で取り上げられている記事を読んでも今ほど理解できない有様。でも、あの綺麗なお声が大好きだった!高音の危うい感じに胸が締めつけられた。才人!セルジュ・ゲンスブールというお方の歌唱指導の賜物なのだろうけれど。

主にジャズをお好きな知人が居て、ロックやポップスと幅広く聴かれる音楽好きのお方。私がフランスの音楽が好きであるということで、ジェーン・バーキンを聴かないといけないだろうと想われたらしい。けれど、「下手過ぎて最後まで聴けなかったです」と笑っておられた。「そうですか...」とそこでまたしても、グッと言葉に出来ない複雑な気持ちが心に残るのだった。感じ方は人それぞれなのだから、そうした意見を聞けて良かったとも想う。けれど、私はジェーン・バーキンは歌が下手なお方ではないと想う。ジャズだとサラ・ヴォーンが好きで詳しくないけれど素晴らしい!ニーナ・シモンも好き!でも、ブロッサム・ディアリーが一等好きだと想う。なにか「ジャズ」とか「クラシック」や「シャンソン」というと高尚な音楽のようで、「ロック」とか「ポップス」、「アイドル」っていうと低俗なイメージをお持ちのお方も居られる。でも、私は好きな音楽を愛でるだけ。そして、私の生きている世界は「俗」である。その日々の中で音楽を聴いてトキメク瞬間が得られたなら、それはどんなジャンルでも素敵ではないだろうか!何もかも、世界中の音楽を聴けるわけではないので、各々の優先順位で好きな音楽を選択されているのだろう。私は幸か不幸か、因果なものでこの得体の知れぬ限りなき魅力を秘めた「音楽」というものと共にいつの間にか生きている。決して、ひと時も離れはしない。私は歌は下手だしリスナー専門!技術的なことなど勉強しようともしないので無知のまま。ただ、「好き!」と想ったアーティストは追い続ける、自然と遠のくことがあっても心の住人たちであり続ける。なので、どうしてもキャリアの長いアーティスト方を先ず挙げてゆくことにもなるのかもしれない。

1969年が歌手としてデビューされた年(ジェーンは22歳か23歳頃)。初めて好きになった曲は『ジェーン・B. 私という女(JANE B.)』。初めて買ったベスト盤に収録されていた。ジェーン・バーキンよりもさらに大好きになるセルジュ・ゲンスブールだけれど、その時はセルジュのことなど何も知らずにいた。随分、年月が流れ、セルジュはこの世に居られないけれど、不思議なものでそんな気がしない。「ポップス」といっても様々。テンポが良くてキャッチーな曲だけではないと想う。私はメロディーがいつの間にか頭や心の中でふと流れ出す、そんな曲たちはスローな曲調でも寂しげでもやはり「美しいポップス」として愛してしまう。
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by claranomori | 2009-10-31 09:45 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
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★シルヴィ・ヴァルタン(シルビー・バルタン)はフレンチ・ポップス界のクィーンで、今なお本国での人気は物凄いお方。嘗て夫でもあられたジョニー・アリデイも然り!このお二人を欠かしてイェイェ(ye-ye)もフレンチ・ポップスも始まらない。デビューは1961年なのでフランソワーズ・アルディより1年早い。当時17歳。60年代は日本でも大変な人気だったらしく母もレコードを持っていた。人気の火付けとなったのは映画『アイドルを探せ』の出演とその主題歌のヒットからだという。映画にはほんの数分しか出演されないけれど、豪華な顔ぶれの並ぶコミカルで素敵な映画で大好き。この曲の作詞をされているのは、御大シャルル・アズナヴールでご本人も映画にも出演されている。この映画と主題歌のことを『映画『アイドルを探せ』 シルヴィ・ヴァルタンやミレーヌ・ドモンジョ達ご本人がいっぱい♪】として以前少し綴っています。

シルヴィ・ヴァルタンのアイドル時代とその後、今日までの歴史は長く音楽も雰囲気も時代ごとに異なる魅力なのですが、60年代のイェイェのアイドル時代は殊に可愛いです。フランス・ギャル、フランソワーズ・アルディ、シェイラ...etc.みんな、それぞれ違う可愛らしさ、女の子っぽさ、少女的な雰囲気があるのです。シルヴィの清楚なワンピース姿とブロンドの内巻き変形ボブからセミロングの髪(初期はショートでしたしロングヘアー時代も多いです)はとっても可憐。お声はどこかしっとりした魅力があり、私個人的にはスローな曲調の楽曲がかなり好きです。フレンチ・ポップスはやはり大好きなようです。個人的に蒐集したレコードの半分以上を占めています。ずっと持っていても...と想うので、当店でお好きなお方にお届けできたら幸いかとも想っています。此方でも、シルヴィのシングルやアルバムなどを追々、かなり時間がかかりそうですが綴ってゆこうと想います。
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by claranomori | 2009-10-28 11:03 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
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フィリプ・レンチ監督の『プラハ!』(2001年作品ながら日本公開されたのは2006年なので記憶に新しい)はチラシを頂いた時からトキメクものだった。高校卒業間近のテレザ、ユルチャ、ブギナの仲良しの少女たちや同級の男の子たち。舞台は1968年の”プラハの春”である。キュートな3人の女の子の中でも主役のテレザ役のズザナ・ノリソヴァーは美人でスラリとして脚の長いお方。終始映像はカラフルでポップ!60年代を再現したファッション・美術・振り付け・音楽はとてもドリーミー♪「花のサンフランシスコ」「恋のダウンタウン」「シュガータウンは恋の町」「花はどこへ行ったの」...と名曲たちが流れるミュージカル仕立ての青春映画といった作風のもの。
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フィリプ・レンチ監督のお名前は初めて知ったもの。しかし、大好きな1966年のチェコスロヴァキア映画『ひなぎく』(まだ綴っていないので近い内に)の監督であるヴェラ・ヒティロヴァの教えを受けたお方なのだそうだ。全編を彩る鮮やかで軽やかなレトロ感やキュビズム・デザインと甘い恋物語なのだけれど、彼女たちが恋をするのは脱走兵の青年シモン、エマン、ボブだった。そして、時代はかの”プラハの春”なのでソ連・東欧軍による侵攻が近づいて来る。脱走兵の青年たちは夢みるアメリカへと貨車に乗る。けれど、シモンだけは”さよならも言えずに行けない。ぼくは残る。”とテレザの父親の経営するレストランで彼女を待つことにするのだけれど...。最後はとても甘酸っぱく切ない。でもジメジメした余韻ではない愉しい作品に想う。しかし、60年代のカラー、色の訴えかけてくる力のようなものを初めて感じたのはジャン=リュック・ゴダールだった。リバイバル体験ながらその衝撃は忘れられない!なので、素敵に60年代を再現しても、やはりその時代の空気感の再現は不可能なのだとまた痛感したようにも想う☆
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プラハ!/Rebelové
 2001年・チェコ映画
監督:フィリプ・レンチ 脚本:フィリプ・レンチ、ズデネク・ゼレンカ 撮影:マルタン・セク 音楽:ヤン・カルーセク 出演:ズザナ・ノリソヴァー、アンナ・ヴェセラー、アルジュヴェタ・スタンコヴァー、ヤン・レーヴァイ、、ルボシュ・コステルニー、ヤロミール・ノセク、マルタン・クバチャーク
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by claranomori | 2008-07-29 23:13 | 銀幕の少女たち・少女映画
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ワーズワースの詩がいつまでも心に残る美しき青春映画のひとつ。高校生の多感な時期の心の揺れを見事な演技力のバッド役のウォーレン・ベイティと、子役時代の可愛さから成長し、まばゆいばかりの美しさのナタリー・ウッド♪監督はエリア・カザン。私はナタリー・ウッドが好きな上に女性なので、どうしてもディーニーに感情移入してしまう...(冷静に観てるつもりながら)。このような名作映画を観ずして少女映画を語りたくは無いと想う。この映画のタイトル、ワーズワースの詩が心に響く。繊細な壊れやすい少女の心、その微妙な心理描写に胸が痛む程伝わるものがある。ハッピーエンドにはならないけれど、苦い初恋の経験も人生だし輝ける青春の刻なのだろう。”少女映画”、”ガーリー”、”少女趣味”、”少女愛好”、”少女幻想”...一括りにはできないし、イメージ先行で馬鹿にされるのもやっぱり悔しい。もうずっと、こんな具合で生きている。なので、そろそろ心を開いて語っても責任は持てる歳になったかな...と想う。そして、心の赴くままにさらに深まるようなのだ。こういうことが何になるのだろう...そんなことは分かりはしない。私はもう少女ではないけれど、向かう心に逆らいたくはない。”少女”や”乙女”...という言葉に拘ってもいない。ただ心が求める...それは時にとても苦痛でもあるけれど好きなのだろう。変なの☆

草の輝くとき
花美しく咲くとき
ふたたび それは帰らずとも
嘆くなかれ ―
その奥に秘められし力を見出すべし・・・


この『草原の輝き』は以前にも映画ブログで感想を綴ったので、あまり重複しないように。身分の違いや進路の違いですれ違う愛する者同士の切なく儚き恋。ディーニーがバッドに会えなくなり精神を壊してしまう辺りの乙女心に涙する。でも、時が流れ互いに大人になってゆく。そして、久しぶりに再会した折のバッドの姿...そして、その時のディーニーの微笑はあまりにも辛いけれど、これからはお互いの人生を歩んでゆくのだ...そして、ワーズワースの詩がたまらない余韻を残す...。
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草原の輝き/SPLENDOR IN THE GRASS
       1961年・アメリカ映画
監督:エリア・カザン 原作・脚本:ウィリアム・インジ 撮影:ボリス・カウフマン 音楽:デヴィッド・アムラム 出演:ナタリー・ウッド、ウォーレン・ベイティ、パット・ヒングル、 ゾーラ・ランパート、サンディ・デニス、オードリー・クリスティー
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by claranomori | 2008-01-27 21:31 | 銀幕の少女たち・少女映画
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ジョアンナ・シムカスの出演作は『冒険者たち』が最初に観たもの。映画雑誌のグラビア等で知り直感的に”好き!”と想って来たのだった。そして、『若草の萌えるころ』で決定的に大好き~!!となる。そして、『オー!』や『夕なぎ』...と。60年代に青春時代を過ごされたお方はきっと思い入れの深い女優さまだろうと想う。1971年に引退。名優シドニー・ポワチエと同棲を経て1976年にご結婚、そして今日もおしどり夫婦のご様子。20代の瑞々しくお美しい頃のみの短い女優活動。引退時はとても惜しまれたそうだけれど、私だってそう想うのだから...。でも、映画の中のヒロイン、青春群像と共に永遠に刻まれている。レティシアもアニーも60年代の映画だけれど全く色褪せることはない!『オー!』も含めて、これらのロベール・アンリコ監督作品のスタッフ・キャストはかなり重なっている。どれもヒロイン役はジョアンナ・シムカス♪60年代のロベール・アンリコ作品のミューズだった。其々、スタイルは違うけれど共通した匂いがあり、それらがとても大好きな気がする。特に音楽のフランソワ・ド・ルーベのメロディは映画の幾つものシーンと共に想起されるもの。また、レティシアの水葬シーンは海を愛したド・ルーベの早過ぎる死をも想う...アラン・ドロンやリノ・ヴァンチュラ、ジャン=ポール・ベルモンド、ポール・クローシェ、そして、ジョゼ・ジョヴァンニやピエール・ペルグリにジャン・ボフェティ!何だかこんな繋がりが素敵☆
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ジョアンナ・シムカスは、カナダ・ハリファックス(1945年10月30日)生まれのお方。18歳でフランスに渡り、モデルから女優へ。デビュー時は20歳を過ぎていたので、アニーを演じていた頃は10代の娘ではないのだけれど、私の好きな”往還する女と少女”的な世界をお持ちのお方。お顔もお美しいけれどさっぱりしていてどこか物憂げなのが好き。パーツが大きくないからだろう。フランス映画に代表作が多いけれど、どことなく英国的な香りもするのだ...何故だろう。スラリとしたスタイルとライト・ブラウンの長い髪がそよ風に靡く...内側の癖毛も可憐に想える。どのお写真を拝見しても可憐。瞳は涼しく、メイクは薄い時がさらに好き!...と、まぁ好きなところばかり今も頭に浮かびお姿を想う。ポワチエと共演した『失われた男』は未見なので、是非ともDVD化をと熱望しているもの。いつの日にか☆

冒険者たち/LES AVENTURIERS
     1967年・フランス映画
監督:ロベール・アンリコ 原作:ジョゼ・ジョヴァンニ 脚本:ロベール・アンリコ、ジョゼ・ジョヴァンニ、ピエール・ペルグリ 撮影:ジャン・ボフェティ 音楽:フランソワ・ド・ルーベ 出演:アラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラ、ジョアンナ・シムカス、セルジュ・レジアニ、ハンス・メイヤー、オディール・ポワソン、ジャン・ダリー

若草の萌えるころ/TANTE ZITA
    1968年・フランス映画
監督:ロベール・アンリコ 原作:リシュエンヌ・アモン 脚本:リシュエンヌ・アモン、ロベール・アンリコ、ピエール・ペルグリ 撮影:ジャン・ボフェティ 音楽:フランソワ・ド・ルーベ 出演:ジョアンナ・シムカス、カティーナ・パクシヌー、ホセ・マリー・フロタス、ベルナール・フレッソン、ポール・クローシェ
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by claranomori | 2008-01-04 21:37 | キネマの夢・シネマ万華鏡
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クリスマスが近づいてくる。映画『クリスマス・ツリー(L' ARBRE DE NOËL)』は1968年のフランス映画ながら、監督は英国のテレンス・ヤング。幾度かテレビで観たけれど国籍不明のイメージがずっとある。渋いウィリアム・ホールデンはアメリカの大スター!だし、お美しいヴィルナ・リージはイタリア女優さまだし、アンドレ・ブールヴィルはフランスの俳優・歌手だし...まぁ、国際色豊かな豪華な顔ぶれ!原作はミシェル・バタイユ、音楽はジョルジュ・オーリック(あの「禁じられた遊び」の曲が使われている遺作)。そして、海で放射能を浴び白血病に侵され余命僅か半年...の可愛いパスカル坊や(”フラー坊や”)の無邪気さと健気さはラストシーンで感極まる!”Good Luck”と。父と息子、そして新しい母親や友人たちの悲しみ。メロドラマ嫌いなお方は駄作だと仰るかも。でも私は単純なのでこうして綴りながら、浮かぶ場面たちが涙を誘う。瞳がパッチリとした利発そうな愛らしいブルック・フラー君。1958年(1959年説も)生まれなので、この時期は10歳~11歳。さらに幼い1963年には、かのルキノ・ヴィスコンティ監督の『山猫』にリトル・プリンス役で出演しているので4~5歳頃が映画デビューのよう。イタリア語もフランス語も話せるニューヨークっ子。ヴィスコンティは流石に審美眼が鋭い!この美少年をこんなに幼少時に起用しているのだから。その後の活動は全く知らないけれど、この『クリスマス・ツリー』のパスカル坊やは今も色褪せない。美しい薄倖の息子と父との愛の物語。この笑顔...独特の可愛らしさで永遠に時が止まっている☆
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  ♥ウィリアム・ホールデン~ブルック・フラー坊や~ヴィルナ・リージ!
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   ♥最後のクリスマス・ツリーとパスカル君のこの俯き姿の愛らしさ♪
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by claranomori | 2007-11-13 21:02 | 銀幕の美少年・少年映画
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カトリーヌ・スパークは1945年4月3日のフランス・パリ生まれ。私は映画『太陽の下の18才』が初めて観た動くお姿ながら、母が好きで買っていた古い映画雑誌をよく眺めていたので、子供の頃から”可愛いなぁ♪”と想っていたお方のおひとり。でも同時に、ある羨望のような気持ちも抱いていたようにも想う。生まれつき眼の光を調整する機能が弱いので、太陽が苦手で海や夏の季節はあまり楽しい想い出は今も持っていない。夏休み明けにクラスで私は大抵青白い顔をしていたもので、太陽や小麦色に焼けた肌の似合う人を今も時折、羨ましく想う。そんな私はいつの間にかすっかり月光派となり、お月様や夜空の星たちを眺めたり照らされることを好むようになり今に至る。なので、退廃的な雰囲気を漂わせている女優さまを好むのかもしれない。でも、カトリーヌ・スパークは南欧の避暑地の背景に実にピッタリ!スラリとしたスタイルで水着姿もお似合いだし、太陽の下であの輝く笑顔はあまりにもキュート♪嘗て、”太陽族”という言葉が流行った頃、カトリーヌ・スパークはそんな時代の絶好のアイドルだったのだと想う。日本には”ヴァカンス”という風習がないので精々”夏休み”かな...南欧の美しさを映像で感じるのみだけれど、それでも嬉しい。

『17才よさようなら』で映画デビューするけれど、音楽もとてもお好きなお方でギターを弾いているものもあり(沢山可愛いお写真があるので、切抜きはしないので引っ張り出してスキャンしたりしようと想う)、レコーディング曲も残されている。でも、人前で歌うのが嫌だったらしく、イタリア映画を中心に女優としての道へ。お父様はフランス映画界で有名な脚本家シャルル・スパーク(古き時代のフランス名画『ミモザ館』『女だけの都』『嘆きのテレーズ』他)で、祖父はベルギーの外務大臣でもあったというお嬢様。残念ながら、60年代の作品たちが輝きすぎていて、その後の主演の代表作と思われる映画を知らない。お名前が脇役にあり機会があれば観ているけれど、あまり...なものがあったり。でも、10代後半の最も可憐な時代をいくつかの映画に残してくださって良かった!少し小悪魔的な感じ、でもカラリとした明るさ。173cmの長身とファッション・スタイルも総じて絵になるお方♪

b0106921_952773.jpg★このシーン!大好きで胸躍るもの♪ツイストと呼ばれたダンス・スタイルが流行った時代を知らないけれど、こうして愉しむことができる。このインスト曲『サンライト・ツイスト』がまたとってもカッコイイ!1962年映画なのでカトリーヌ・スパークは16~17歳頃。黄色のパンツに短いシャツ姿で踊る姿。あまりにも可愛い☆

太陽の下の18歳/DICIOTTENNI AL SOLE
       1962年・イタリア映画
監督:カミロ・マストロチンクエ 撮影:リカルド・パロッティーニ 音楽:エンニオ・モリコーネ 出演:カトリーヌ・スパーク、ジャンニ・ガルコ、スピロス・フォーカス、リザ・ガストーニ

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※好きな作品はいくつかあるので、また追記したいと思います♪
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by claranomori | 2007-11-09 11:52 | 銀幕の少女たち・少女映画
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★この『ワンダーウォール』は1968年(ジェーン・バーキンは1946年・ロンドン生まれなので、この撮影当時21.2歳)の英国映画ながら公開されたのは1996年。長い間埋もれていたこれもまたカルト映画と言えると想う。ジェーン・バーキンのフィルモグラフィーなどは既にチェックしていたので、この未公開映画(他にも多数あるけれど)の公開時の喜びはとても大きなものだった、嬉しくて♪主役は研究熱心な老教授オスカー・コリンズ(ジャック・マッゴーラン)。このお方、英国映画ファンは懐かしい存在かも(私何歳?)。ビートルズ絡みだと『ジョン・レノンの僕の戦争』、ポランスキーの『袋小路』、晩年は『エクソシスト』にも。お若い頃のヘレン・ミレン主役の『としごろ』(好き!)などでも拝見できる、味のある個性派俳優さまだったのだと想う(すべて後追いばかり!)。そして、ジェーンはその教授の隣に住む可愛い女の娘ペニー役で、教授は壁穴から覗き見してなにやら妄想に耽る...と摩訶不思議なファンタジックなもの。60年代末期のスウィンギング・ロンドン。サイケデリックなファッションやメイク、時に奇妙なそのスタイルがロンドンの町中に溢れていた時代...いいなぁ♪

『ナック』や『欲望』に端役で出演していたけれど、この頃のジェーンはまだブレイク以前。だって、何と言ってもツイッギーの時代だし、音楽ならマリアンヌ・フェイスフルやサンディ・ショウたちの可憐な華たちがいたのだから。ジェーンはパリに渡ってセルジュとの『スローガン』に出演。そして歌手としてもデビューする辺りから開花したお方のように想う。この映画の中では全く台詞はない。音楽はジョージ・ハリスン(ビートルズの中で初めてのソロ作品を発表したのもジョージ!)で、そのシタールの音色、インド音楽とサイケデリックな幻想的な映像やお話にピッタリ。「不思議の壁」の世界、当時の空気を感じる。名作や名画という作品とは趣が異なるこの雰囲気がよいなぁ...と当時のロンドンに夢うつつ♪

ワンダーウォール/WONDERWALL
    1968年・イギリス映画
監督:ジョー・マソット 製作:アンドリュー・ブラウンズバーグ 脚本:ジェラール・ブランシュ 撮影:ハリー・ワックスマン 音楽:ジョージ・ハリソン 出演:ジャック・マッゴーラン、ジェーン・バーキン、イアン・クオリアー
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by claranomori | 2007-10-27 02:48 | 銀幕の少女たち・少女映画