あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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b0106921_18291641.jpg★シルヴィ・ヴァルタン (Sylvie Vartan)は1944年8月15日、ブルガリアのイスクレッツ生まれ。9歳~10歳頃フランスに移住。兄のエディ・ヴァルタンはシルヴィの音楽の世界に入るきっかけでもある音楽家。当時、Yé-yé(イェイェ)と呼ばれていた60年代のポップス現象はアイドル歌手の歌はもちろん、ファッションとしての用語でもある。先述のフランス・ギャル、フランソワーズ・アルディ、シルヴィ・バルタン(日本での表記は通常こちら)、シェイラ...と続々と登場し、同じ頃、日本でもそれらのカバー曲がヒットしていた時代。シルヴィはアイドル時代から見事に脱皮に成功し、歌って踊れる歌手としても有名(映画にもちょこちょこ出演されている)。日本での人気のピークは60年代後半頃(今も根強い人気を保持している)のようだけれど、フランスでは今も大スター☆国民的大スターであり続けている。嘗てのご主人であるジョニー・アリデイも然り!でも、日本盤にはならない作品が多くなっている現状は残念。数年前にCFで使われた『あなたのとりこ』で再び注目され、お若いお方がよく買ってくださるので”急にどうしたのだろう?”と思っていた疎い私を思い出す。個人的にはシルヴィの20代後半から30代辺り(60年代後半~70年代)の楽曲たちに好きな曲が多数ある。それ以前も最近も好きな曲は膨大だけれど♪此処では、アイドル時代の作品をまた追記してゆきたいと思う。初期はアメリカのヒット曲をフランス語でカバーしていたりした。そうそう!かのビートルズのフランス公演時はシルヴィの前座だったのだ!!(凄いのです☆)また、小林亜星さんの作られたコマーシャル・ソング『ワンサカ娘』を覚えておられるお方も多いかと思うのですが、シルヴィも当時可愛いお上手な日本語で歌っておられたことは、お世話になっている永瀧達治さんから教えて頂き感激したものです。永瀧達治氏による『アイドルたち ~フレンチ60’sのすべて~』という御本も発売されているので、60年代のフレンチポップスに興味あるお方には道先案内となるものだと思います。60年代のマルク’O監督のフレンチ・カルト映画 『アイドルたち』は以前に映画日記でも触れたものですが、今はDVDも発売されています。この映画もお薦めなのです♪

アイドルたち―フレンチ60sのすべて/永瀧達治
★1968年五月革命期のフランスで、今なお斬新なカルト・フィルム『アイドルたち』が誕生しました。アバンギャルドなファッションに身を包んだ3人のアイドルたちがフレンチポップ“イェイェ”を歌い、本音を叫びます。個性的なパフォーマンスにアグレッシブな編集がパリの若者を魅了し劇場は札止めに!本書は映画『アイドルたち』をより深く楽しむために、60年代のフレンチカルチャー、イェイェブームが起こる時代背景、登場人物やエピソードの元ネタなどの映画の解説本として、さらにその域を超えイェイェアイドルを軸とした60sフレンチカルチャーガイドとしても楽しめます。アイドル人名事典ではフランソワーズ・アルディ、シルヴィ・ヴァルタン、フランス・ギャルから日本では無名のフレンチアイドルたちを網羅。(出版社/著者からの説明文より抜粋させて頂きました。)
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   ♥アルディ~ジョニー~シルヴィ☆ジョニーは両手に花ディスコ♪
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by claranomori | 2007-09-30 19:34 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
☆容姿もお声も楽曲も...全て可愛い♪天性の歌声の魅力は永遠です☆ジャケットも可愛いのばかりなので、先ずは1964年(16~17歳の頃)フランス盤シングル(EP)を3枚選んでみました。この年には「La Cloche」や「Jazz A Go Go」収録のシングルも発売されています。凄いですよね♪

b0106921_322527.jpg★私はセルジュ・ゲンスブールが好きなもので、当初はセルジュ作品をどうしてもご贔屓にしてしまっていたのです。例えば、この「アイドルばかり聞かないで」はフランス・ギャルが好きになって即お気に入りの曲となったものです。アイドルに夢中になっている好きな男の子。気持ちを私の方へも振り向いて♪というような乙女心が可愛いのですが、そこはセルジュ!大アイドルのギャルちゃんに歌わせてしまう...やっぱり屈折している愛しのセルジュです。「リボンと花」はお父様のロベール・ギャル作詞、アンドレ・ポップ作曲です。

A-1.N'Écoute Pas Les Idoles (アイドルばかり聞かないで)
A-2.Ne Dis Pas Aux Copains (お友達に云わないで)
B-1.Les Rubans Et La Fleur (リボンと花)
B-2.Si J'étais Garçon (もし男の子なら)

b0106921_3232993.jpg★これまた、1曲目からセルジュによる名曲です!私は80年代の音楽たちと思春期の多感な時期をご一緒させて頂き今もそれらは大好きなのです。ベルギーのアヴァン・ポップなグループでハネムーン・キラーズがカバーしておりました。こちらは、かなり高速な狂ったキュートさ全開ヴァージョンで、大好きなのです。「クリスチャンセン」は大大大好き!な曲。ノルウェーの男の子へのほのかな恋心がやさしいメロディと共に♪フランス語を習い始めて少し経った頃、最初に自分なりに訳せた曲だったので想い出の曲でもあるのです♪

A-1.Laisse Tomber Les Filles (娘たちにかまわないで)
A-2.Le Premier Chagrin D'Amour (悲しき初恋)
B-1.Christiansen (クリスチャンセン)
B-2.On T'Avais Prévenne (恋の忠告)

b0106921_324876.jpg★初期のヒット曲・名曲いっぱいのフランス・ギャルなのですが、「シャルルマーニュ大王」はそんな代表曲のひとつではないでしょうか。学校なんて好きじゃない♪という気持ちを神聖なるシャルルマーニュ大王さまと歌いながらも、”頭にきちゃう!”というフレーズをあのお声で歌われますので、かわゆいの極地♥「おやすみなさい」はアラン・ゴラゲールとロベール・ギャルによるもの。この曲も大好き!結局、好きな曲ばかりだということなのです...お声が好きなお方はいつもこうなってしまいます☆ああ、幸せ♪

A-1.Sacré Charlemagne (シャルルマーニュ大王)
A-2.Au Clair De La Lune (月の光に)
B-1.Nounours (ヌヌルス)
B-2.Bonne Nuit (おやすみなさい)




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by claranomori | 2007-09-17 03:46 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
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★本名イザベル・ジュヌヴィエーヴ・マリ・アンヌ・ギャル(Isabelle Genevieve Marie Anne Gall 1947年10月9日生まれ)。フランス・ギャル(思わずギャルちゃん♪と言ってしまう)のお声は天性の魅力。60年代のフレンチポップス(イェイェ)のアイドルというと、シルヴィ・ヴァルタン、フランソワーズ・アルディ、シェイラたちと共に代表的なお方。ご本人は夫ミシェル・ベルジェとの活動以降を真のアーティストとしてのフランス・ギャルの軌跡のように思われているという。でも、ミシェル・ベルジェの死はあまりにも早過ぎた(その後、お子様も難病で亡くされている)。ベルジェの遺作となった連名のアルバムも大好き!歌唱法も変わるけれど80年代以降のフランス・ギャルの楽曲にも多数好きな曲がある。でも、今でも60年代の作品・楽曲たちの方が人気が高い。私は、ちょっと気分が憂鬱になったり、ちょっと元気がないなぁ...という時にフランス・ギャルのお声を耳にすると、とっても心和み楽しくなれる。勇気を与えて下さるかのような、もう!天性の天使の歌声(ときどき狂ったようにキュート!)♪そのうえ、とっても美人で可愛いお方(別嬪さん♪)なので、ジャケットを眺めていても、”カワイイ♪”とキュンと胸ときめく。もう!アイドルの必須条件が揃い過ぎで、お父様(ロベール・ギャル)も音楽家でサラブレッド。ちょっと意地悪なセルジュ・ゲンスブールは、まだ10代の純情な可憐なギャルちゃんに、意味が分からないことを良いことに猥雑な曲を歌わせた!と一時期、絶縁されてしまう(これも、セルジュらしいのだけれど、フランス・ギャルのファンの方でセルジュをあまり好きではないお方も多いのは仕方ない、というか納得してしまったりもする、複雑な気分ながら)。もう、還暦を迎えるお方ながら、今も愛らしく素敵☆名曲はいっぱい!大好きな曲もいっぱい!封印されたかの様なアイドル時代とベルジェとの時代。どちらもごちゃ混ぜにいつまでも聴き続けるのだと思う私。気分が交錯して上手く綴れないけれど、大好き!※上のお写真は1968年前後だと思います(髪の長さやお衣装の感じから推測)。
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        ♥可愛い☆やっぱり正面のお顔も♪(ベスト盤より)

♪追記:フランス・ギャルのレコード・ジャケットはお仕事でも私物にも多く、可愛いお写真ばかり。なので、カテゴリーに追加しようと思います☆
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by claranomori | 2007-08-19 08:53 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
リオちゃん、遂に登場♪ちょっとばかり思春期に影響を受けたものやアイドルたちを探していたりする私。少しお姉さまだけれど同世代感覚の、それも好きな女性アーティストのアイドル♥リオちゃん。本名は長くて、Wanda Maria Ribeiro Furtado Tavares de Vasconcelosなり。ポルトガル生まれのベルギー育ち、フランスで大ブレイクして大人気となる。発売当時、伊丹のレコード屋さんで一枚のLPジャケットを見つけ即買い!それは日本盤で帯のキャッチフレーズとジャケットに写る可愛いお顔に反応しない訳にはいかなかった。正直なところ、音楽は後回しだった。そのキャッチフレーズとは、”ネコにコカコーラにミニスカート、そしてデヴィッド・ボウイー”☆きゃぁ~!となるのは当然の私なのでした。ボウイ・ファンでこんなにキュート!
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”フレンチ・ロリータ”という特集が偶に雑誌で組まれたりするけれど、あまりリオちゃんは入っていないので残念。フランス人ではないお方もその中におられたり、まぁそんなことはどうでもよいのだけれど。このリオちゃんは私にとっての聖少女な少女期のシャルロットや、小悪魔的な可愛さのヴァネッサちゃんとも違う。かなりパンク少女!からそのまま大人になり常にエネルギーに溢れダイナミック☆結婚、離婚を繰り返し今時珍しい子沢山。忘れた頃に新作が届くようになっているけれど、地味ながらも映画にも結構出演されている。今は歌手兼女優というところかな。16歳でレコード・デビューしたリオちゃんの音楽は当時のパンク~ニュー・ウェイヴな波の中、テレックスやエチエンヌ・ダオーなどの協力の下、エレポップ、テクノポップなサウンドにあのキュートな歌声♪元気いっぱいの曲もちょっと寂しげな曲もどれも大好き!”バナナ・スプリット”は最も有名な代表曲のひとつだろう。90年代の初めにそのリミックス盤が再び登場したのだけれど、とってもへんてこりんなイカレタ可愛いヴァージョンがありお気に入り♥
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★1stアルバム:日本盤のタイトルは『美少女リオ』可愛いです♪
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by claranomori | 2007-06-15 11:36 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
b0106921_1843234.jpg★私のこれまでって、ほとんど全てに於いて感覚、”これはっ!”といった直感的なものばかりの連続だと、こうして色々綴っていると再認識する。ところが、それらの多くは大当たり!なのだから良しと自己フォローしておこう。このリオちゃんにしても、日本盤のLPを近くのレコード屋さんの新作コーナーで見つけたのが出会い。もう、買うしかないと即買い。そして、今日までずっと忘れた頃に届けられるようになった新作や、女優さまとしても活動されているので出演していると知るとそれらの映画も観てしまう。もう20数年も前のあの日から年月の経過を感じるけれど、大したことはない。これからも積み重ねていくだけのこと。今現在も、興味を失せることのないリオちゃんの魅力って凄いと思う!

ポルトガル生まれのベルギー育ち、フランスで大ブレイク!キュートなルックスとロリータ・ヴォイス、初期はテレックス(マルク・ムーランとルー・デプリックだったかな)が曲を提供と、とっても可愛いエレポップ、テクノポップなサウンドだった。"ラテン娘の人生を楽しむのよ!"パワーは笑顔や生き様をみても感じられるもの。パンク少女がそのまま大人になったようなお方で伝説のライヴの逸話もあるけれど、”パンク”とは音楽のジャンルに留まらずその人の生き様にも形容可能だと思う。16歳でレコード・デビューした、80年代のフレンチポップス界の可愛いロリータ・アイドルのリオとは、大人になってもそんなイメージの私。ファッションも突飛な過激さを伴うキュートなものが多いし、時にドキリとするメイクや出で立ちも数多い。なので、楽しい!おしとやかでお行儀の良い可憐な少女も大好きながら、こういう少女の魅力も愛惜する私です♪

※2007年6月に書いた(閉鎖したブログ)ものです。
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by claranomori | 2007-06-05 18:18 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
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★先ず、私はパトリス・ルコント監督作品がとても好きなので、かなり贔屓目いっぱいでいつも新作を楽しく鑑賞している。そして、ルコント作品(今のところ6作品に出演)に欠かせないお方、ジャン・ロシュフォール!年老いてゆくことは年輪を刻むことだと思っているので、このようなお方の存在は正しく美しいと思えてならない。とても自然。私も年を重ねる中、このジャン・ロシュフォールという不思議な魅力に溢れた名優さまが好きになってゆく。この作品ではなんと!ジョニー・アリデイと共演♪もう観る前から渋いに決まっていると。このアリデイ、実は結構映画にも出ておられ、刑事役とか好きだったりする。アリデイは今の日本だとお若い方には(こういう言い方をするお年になった自分にドキリとする)ピンと来ないお名前かも?ところが、フランスではずっと、ずっと大スター!であり続けている。カリスマ的な存在のお方。フランスの音楽もとても好きなのでアリデイも聴くのだけれど、初期の作品よりも90年代以降の方が好きな曲が多い。それも地味なバラード調の曲たちにグッとくる。ジャン・ロシュフォールとジョニー・アリデイの初共演。それだけで泣けてくるような気分は何だろう...。お二人の年齢差は一回り以上。共に枯れた渋い男の芳香を醸し出していて素敵。白髪が素敵だと思えるような方々っていいなぁ...。

これまで、彼とは一度か二度、握手をしたことがあるだけです。ジョニーは彼の歌を通して、私達の時代を見事に物語っています。彼と一緒に仕事をして、あることに気づきました。ショウビジネスの裏側にあるものは、隠された絶望、脆さ、儚さ、驚くまでの偽りのなさです。そういう意味では、ジョニーは完璧に彼自身でした。他の何者でもありません。
by ジャン・ロシュフォール

俯く姿の悲哀さに美しさを感じさせるジョニー・アリデイ。60年代のロック仲間でもあったジャック・デュトロンも役者として多数の映画に出演されている。私はデュトロンの音楽の方をアリディよりも多く聴いてきたのだけれど、このジャン・ロシュフォールのお言葉を知り、よりアリデイに興味を持つようになれたこと。このルコント作品が私に棚で眠っているレコードたちを思い出させて下さったようにも思う。こうして、私は映画と音楽の絆の深さを痛感出来、幸せに思う☆

列車に乗った男:L' HOMME DU TRAIN
2002年・フランス映画
監督:パトリス・ルコント 製作:フィリップ・カルカソンヌ 脚本:クロード・クロッツ 撮影:ジャン=マリー・ドルージュ 音楽:パスカル・エステーヴ
出演:ジャン・ロシュフォール、ジョニー・アリデイ、ジャン=フランソワ・ステヴナン、チャーリー・ネルソン、パスカル・パルマンティエ、イザベル・プティ=ジャック、エディット・スコブ

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by claranomori | 2007-03-10 20:30 | キネマの夢・シネマ万華鏡
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★1946年サイゴン生まれのシャンタル・ゴヤ(普段、思わず”ゴヤちゃん”と・・・年上のお方なのに”ちゃん”付けで呼んでしまうのです。もっと大好きなフランス・ギャルちゃんもおられます)の60年代、10代の頃の音楽について少しばかり。私は幸運にも母が音楽や映画好きだったので、それらの影響を自然と受けて来たのだとここ数年痛感しているところ。このシャンタル・ゴヤも最初は古い日本盤シングルで知ったお方(『乙女の涙』)。可愛い女子には即座に反応する体質なので、そのジャケットのお写真から安易に”好き~♪”っとなり、そして、なんとお声も可愛らしくて、すっかりお気に入りに。ところが、当時はなかなかその他の音源が聴けない状況。でも、レコード好きなのとお仕事上の趣味と実益を兼ねた特権を生かし、少しずつ聴ける楽曲が増えていた具合。90年代の終わりに60年代ベスト盤 『les annees 60』が発売。知らなかった曲も聴け大感激!だった。

b0106921_1513022.jpgジャン=ピエール・レオとシャンタル・ゴヤ♪1965年製作のジャン=リュック・ゴダール監督の『男性・女性』。その中でシャンタル・ゴヤは出演と歌も6曲。『乙女の涙』はその中にも収録され、シングル・カットもされたもの。なんと言うのでしょうか...純真な乙女歌手な雰囲気が愛らしく、決して上手ではない(上手でなくていい)歌声、どこか寂しげな表情が好き。当時のフレンチポップスというとイェイェ♪フランス・ギャルがどうしても浮かんでしまう。おふたりに共通する、声の持つ、天性の愛らしい魅力なのだと思う。歌唱法としてのロリィタ・ヴォイスではなく少女の歌声。この後のシャンタル・ゴヤは60年代に知り合った作詞作曲家のジャン=ジャック・ドブゥと結婚。子供たち向けの歌うお姉さんのような活動をし、80年代に多数作品が残されている(この頃のピコピコした楽曲たちも好き)。数年前にはリバイバル・ヒットで再注目となったのも記憶に新しい。
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by claranomori | 2007-03-10 17:32 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
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80年代にどうしても愛着があるので、音楽もリアルタイム感という事で色んな思い出がある。シャルロット・ゲンズブールはもう別格的存在として、ヴァネッサ・パラディ、そしてこのエルザ。それぞれ個性が違うので一概に比較などしたくない。それぞれ好き。エルザの印象はふんわりとした清純で優しいイメージ。お声もさらりと愛らしい。巻き毛の柔かいヘアスタイルも素敵に思えた。デビュー曲の『トン・ヴァ・パ(哀しみのアダージョ)』はまだ13歳頃のもの。ジェーン・バーキンの娘役として出演した映画『悲しみのヴァイオリン』のテーマ曲として。フランス・ギャルやシャルロットと同様に、エルザの歌手としてのデビューは、作曲家である父ジョルジュ・ランギニの存在があってのこと。1988年に1stアルバムをリリース。でも、デビュー曲は収録されておらず、後のベスト盤でようやくアルバム収録された。当時の私はこの曲が欲しいが故に『悲しみのヴァイオリン』のサントラ盤を取り寄せて頂いたりと、今から思うときっと、その行きつけのレコード屋さんにはご苦労をお掛けしたのだと思う。

b0106921_9432158.jpg日本ではCM曲で使用されたので、エルザの最も有名な曲かもしれない。大貫妙子さんや原田知世さんもカバーしていた。なので、『哀しみのアダージョ(彼と彼女のソネット)』という邦題の方が有名なのかも。10代でアイドル歌手として成功したエルザは今も健在。子供の頃から映画に出演していたお方なので女優業と平行しながら。アラン・ドロンと共演した映画『カサノヴァ・最後の恋』での可憐な美少女ぶりも嬉しいものだった。
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エルザ:ELSA/哀しみのアダージョ -彼と彼女のソネット-:T'EN VA PAS♪

★少し加筆いたしました。2006年当時の私はまだYouTubeというものをあまり観ない頃でした。下の動画は『悲しみのヴァイオリン』の場面もあり、ジェーン・バーキンのお姿も拝見できますが、まだ、あどけなさの残るエルザの可愛いらしいお顔やお声にうっとりいたします♪
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by claranomori | 2006-08-23 08:30 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
懐かしいお話だけれど、ヴァネッサ・パラディの「JOE LE TAXI」(邦題は「夢見るジョー」)を当時フランスに旅行に行ってきた友人が「今、フランスで凄くヒットしているらしいから買ってきた。」と、可愛い女の子ヴォーカルが好きな私を知っているので貸してくれた。それで知る事ができた。勿論、「きゃぁ~!かわいい♥」と甘いお声をインプット。今はもう無くなったレコード屋さんで、よく注文して買わせて頂いていた。そのお店の新譜のコーナーから見つけたのがこの「MANOLO MANOLETE」。ジャケットに書かれた名前やタイトルは後から気が付いた。兎に角、このお写真のお顔、表情、髪型で嬉しくなってそのレコード盤を抱える様に大切に持ってレジに行った。いつも親切にして頂いていたそのお店の方が「かけましょうか?」と言って下さった。ちょっと迷ったのだけれど、帰宅後のお楽しみが半減するので試聴はしなかった。1988年に1stアルバム『M&J』(「マリリン&ジョン」)がリリース(この曲はアルバムに収録されていなかった)。そして、今でもずっとヴァネッサ・パラディの作品や映画を楽しんでいる。

VANESSA PARADIS 「MANOLO MANOLETE(マノロ・マノレーテ)」 1987年b0106921_23403672.jpg
レコードのジャケットって大きなブロマイド、あるいはポスター。そして、中にはサウンドと歌声。アナログ世代だからかもしれないけれど、同じ作品のCDだと便利だけれど何か味気ない気がする。このジャケットのヴァネッサちゃんは当時15歳。清純な乙女ともちょっと違う。どこか生意気で少し不貞腐れたかの様な、そんな雰囲気がいい。私の好きな少女像の中にも色々タイプがあるので、ライバルだと言われていたELSA(エルザ)も可愛いけれど、タイプは対照的かな。今はもうお二人ともお子様もいらっしゃる。ヴァネッサ・パラディはと言えば、今ダントツの人気を誇るジョニー・デップの奥様なのだし。嗚呼、時の流れを感じるけれど、今もこうしてこのジャケットを眺め、やっぱり「かわいい~♥」って思う。時々、クリスティナ・リッチと似ていると感じる時があるのだけれど、どちらのファンでもある友人を知っているので強ち的外れでもないのかも...。
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by claranomori | 2006-08-01 23:17 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
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★リアルタイムではない『ラジオのように』をジャケ買いした。伊丹の星電社の片隅に再発盤が新入荷のコーナーに有ったのだ。不思議な悦ばしき出会いは思いがけずやって来た。とにかく「わぁ~!これ買う!!」という感覚でレジに持っていった様に思う。全くその時はこの作品が名盤だということすら知らなくて、さらにフランス人であるということさえ...。針を下ろして音が流れてきた時のあの奇妙な気持ちを何と喩えればよいのだろう...”なんだろう?この音楽は。”とか”よく分からないけれどかっこいい!”・・・多分このような印象を持った。そして、間章氏のライナーノーツをじっくり拝読していく内にすっかり私はフォンテーヌに魅了されていたのだと思う。あの文章、活字は私にはあまりにも大きなものだった。

当時、英国を中心としたニューウェーヴの音楽が好きでラジオは毎日聴いていた。雑誌も細かくチェックしていた。16歳の私は学校では音楽の会話の出来るお友達がほとんど居なかった。みんな恋愛や日本の音楽やアイドルのことで楽しそうだった。そんなお話を聞きながらも早くお家に帰って好きな音楽が聴きたい!と思ったり、気分が乗らない会話に時間を費やすより図書館で過ごす事を選ぶ様になってしまった。休日は数人で映画に行く事もあったけれど、次第に私の観たい映画では無いことに忠実な態度を取り始めていた。今振り返ってみて、この時期の私はとてつもない速度で音楽や文学や映画といった今の私の宝物たちに接近して行ったと思える。そして、「ブリジット・フォンテーヌ」という風変わりなアーティスト(ヴォーカリスト)の衝撃はデヴィッド・ボウイ様との出会い以来の事。私にとってのあるキーであると言える。そうとしか思えない。「ヴァガボンド」という言葉に憧れたけれど私には持ち合わせてはいないと今も思う...。訳詞を読みながら浮かぶ不可思議な幻想。ラディカルであり猥雑であり、でも、あの優しさは今も私の心に必要なのだ。一等好きな作品は『III』。「はたご屋」ばかりを何度も繰り返し針を置き聴き入った。このままだと狂ってしまうかも?というくらいにその世界に引き込まれてしまった。正しく声の美力なり!というかこのお方は魔力の様だ。今も御大フォンテーヌは健在だけれど、あの空気感はあの時代のものだったのだと思う。誰にも時代の空気感は再現不可能なのだ。特にあの様な時代は...なので一層憧れるのかもしれない。

アレスキーやジャック・イジュラン、ピエール・バルーにも傾倒していく中、セルジュ・ゲンスブールに出会い、バルバラ、カトリーヌ・リベロに出会う。映画ではゴダール!文学はランボーからネルヴァルに向かっていった。この選択肢が今の私に繋がっている大切なキーだと思うし、もうどうしようもない後戻り不可能な組み込まれてしまった何かの様にも。たかが私個人の事ながら、音楽やある一曲が人生を変えるきっかけになる事を私は感じる事が出来たのだ。良かったのか?悪かったのか?はどうでもいい。フォンテーヌのお声は今も時に少女の様に可愛らしく響き、かつ厳しいアナーキストな面持ちも消えてはいない。”過激な優しさ”をこれ程までに表現出来るヴォーカリストを私は知らない。シャンソンというカテゴリーからは大きくはみ出した異端児フォンテーヌ。そんなカテゴリーを軽く飛び越えるフォンテーヌが今も私は大好き!

(追記)
★『BRIGITTE』の由来はブリジット・バルドー(好きだけれど)ではなく、フォンテーヌ!そして、私の長年の心のミューズのお一人でもある。結局のところ、私はもうすっかり歳を重ねてしまったけれど、今もまだ行ったり来たり...。戻れない時間だけれど想い出は永遠。ノスタルジーに浸っていてはいけないとも想うけれどまだまだ彷徨しているみたい。そんな心を此方でつらつらと綴っているのだろう。人それぞれの”少女観”があるけれど、私は”美しい!”と思えるものや”儚い幻想”のようなものがいつも好きな気がする。『我が心の泉の畔の妖精たち』あるいは時空を超えたミューズたちはまったく変わらない☆
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by claranomori | 2005-01-03 06:35 | 耽美派少女の愛した音楽