あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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1966年のロベール・ブレッソン監督の『バルタザールどこへ行く』。DVD化された折に購入して観たのが最初。何年か振りに観返し、またしてもこの作品の(監督の)厳しさに暫く心はざわめき続けた。再見する予定でいたけれど、重いものがのしかかるのを初見の折に痛感したので...。偶然にもテレビで放送していたものに遭遇したのだった。”今、観るべき時”ということなのだろうか。ブレッソン作品は好きである。難解だと言われる孤高の映画人。以前、『少女ムシェット』のことを少し綴ったけれど、私はこの『バルタザールどこへ行く』の方がより好きな作品かもしれない。難解と言えば難解なのだろう。しかし、私は難解だとは感じない。理解できるという意味ではなくて、社会、この人間と社会の有り様を寡黙に冷厳な眼差しで描いている。そんな世界だと知るまでに観ていれば私にはちんぷんかんぷんだったのかも知れない。この映画の主役は聖なるロバであるバルタザール。優しく悲しい目をして人から人へ。物や人を運び、棒切れやムチで叩かれる。凶悪な人々、残忍な人々、愚劣な人々、流され行く人々、利用される人々、騙される人々、辱めを受ける少女、自尊心を貫く人々、お金だけが人生だという人々、愚連隊の若者たち...をのろまで馬鹿だと言われもする聖なるロバはじっと見つめている。けれど、働き尽くめでなんの報いもない。悪事に利用され、最後は足を負傷し力尽き死に至る。その最後の場面は神々しい!群れをなす優しい羊たちが負傷したバルタザールを囲んでいる。本来あるべき(理想郷だろうか)世界の光景ならばこの映画は作られなかっただろう、人間の業をこれでもか!と映像は見せつける。
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いつものように、今の心を書き綴っている。ここは『少女愛惜』なので、もうひとりの主人公である少女マリー(アンヌ・ヴィアゼムスキー)のことも。映画の冒頭シーンは清らかだ。少年少女時代の幼き時の少女マリーと少年ジャック。彼等は永遠の愛を誓い合う。牧場主の息子であるジャックと教師の娘マリー。美しく成長したマリーとジャックは再会するけれど、その土地を巡る親の裁判沙汰やマリーは誰よりもバルタザールを愛していたのに、いつの間にか不良グループのリーダーのジェラールに魅了されていた。彼と会うためにもうバルタザールのことも、両親の言葉も耳に入らない(そういう年頃だろう)。よくあるお話。今もマリーを愛するジャックの気持ちを嬉しく思うマリーはジェラールに決着をつけに行くけれど、小屋に裸で閉じ込められてしまう。そして、家を出てゆく。意気消沈した父は病み死に至る。残された母にはバルタザールのみとなる。しかし、執拗にもジェラールは悪事にバルタザールを利用する。それまでにもアルノルドという中年男性やお金を墓場まで持ってゆくという男性(ピエール・クロソウスキー)などの下でも働いていたバルタザール。ああ虚しい!けれど、これが現実なのか、そうだと知っていても悲しい。ある啓示だというのだろうか。聖なるロバであるバルタザールはイエスのようだ。人間の業故に苦難の道のりをあの足音で幾道も歩いて歩いて。マリーは思春期の少女らしい存在ながら、無表情で無気力。現代的な気もする。しかし、私はこのマリーに感情移入はできないし、好きではないけれど、アンヌ・ヴィアゼムスキー(撮影当時17~18歳頃の初出演映画)は素晴らしい!また、こうような少女はいるのだ。善良で優しい少年にのみ恋をするものでもない。人間の底知れる魅力は人それぞれで出逢いや運命もある。どう考えても愚劣なジェラールにマリーは心惹かれ、”死ぬまでついてゆくわ”とも語る。あまり感情を出さない少女で不幸を望んでいるかのようにも感じる。”こんな汚いところで死にたいわ”という台詞もショックだった。翻弄されゆく少女とも言えるのだろう。バルタザールにお花の飾りをつけてあげる優しい少女なのに。美しく成長する中で失われてゆく(忘れてしまう)ものがある。堕落...これもまた人間的だと思う。もう少し思いはあるけれど、上手く言葉にならずもどかしい。ブレッソン作品は好き嫌いの分かれる作風だろう。観ていて想起する監督は大好きなイングマール・ベルイマン。けれど、全く違う。ベルイマンならこのように描かないだろうし、ブレッソンだからこそ描けるとも言える。しかし、思うのは”目線”!?”少女マリー”にしても”少女ムシェット”にしても...何かが私の心を不快にさせる。それは少女に対する”目線”というのかもよく分からない。けれど、好きな映画であるし、バルタザールが何よりも神聖で悲しく美しい。すべてを静かに見つめているあの目が忘れられない☆
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バルタザールどこへ行く/AU HASSARD BALTHAZAR
     1966年・フランス/スウェーデン合作映画
監督・脚本:ロベール・ブレッソン 撮影:ギスラン・クロケ 音楽:ジャン・ウィエネル 出演:聖なるロバ、アンヌ・ヴィアゼムスキー、フィリップ・アスラン、ナタリー・ショワイヤー、ヴァルテル・グレーン、ピエール・クロソフスキー

※画家であり作家でもあるピエール・クロソウスキーが出演している。クロソウスキーの弟はかのバルチュス。また、本名はバルタザール・クロソウスキー。ダリオ・アルジェント監督は、かなりバルチュスに影響を受けたと語っていた。それは納得。何が言いたいのかと言いますとそれは言わない方がよいように思ったり。まあ、色々と頭の中は相変わらずごった返しているけれど、果てしない旅は続きます♪
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by claranomori | 2009-04-23 10:58 | 銀幕の少女たち・少女映画
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ピエール・クレマンティ:PIERRE CLEMENTI
1942年9月28日 フランス・パリ生まれ 没年:1999年12月27日

★私のお気に入り男優さまは美形ながらもどこか妖しい雰囲気のお方が目立つ。このピエール・クレマンティも特異な魅力のお方。嬉しいことに私の大好きな俳優、監督たちとの作品が多い。けれど、日本公開されたものは少ないのが残念。惜しくも1999年に57歳でお亡くなりになられたのも先日のよう。どこか破天荒な少年性と愛らしい口元もチャームポイント♪

●代表作●
グッバイ・モロッコ (1998)
惑星アルカナル/宇宙からの使者 (1990)  
愛と死の天使 (1983)
狂気/密室の恐怖地獄 (1983)  
狼獣(けだもの)たちの熱い日 (1983)  
カルテット (1981)  
北の橋 (1981)  
赤いポスター (1976) 
スウィート・ムービー (1974)
ステッペンウルフ/荒野の狼 (1974)  
小さな唇 (1974)  
暗殺の森 (1970)
内なる傷痕 (1970)  
豚小屋 (1969)  
処女の寝台 (1969)  
銀河 (1968)  
めざめ (1968)  
アイドルたち (1968)
奇襲戦隊 (1967)  
昼顔 (1967)
凶悪犯 (1966)
山猫 (1963)  
草原の脱走 (1960)
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by claranomori | 2009-03-04 11:39 | 男優館★麗しの男優
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ずっと以前にテレビで観た1938年のフランス映画『格子なき牢獄』の少女ネリーを演じたコリンヌ・リュシエールの表情が焼きついていた。私も歳を重ねたお陰で今回の2度目の鑑賞で、さらにこの映画が深く沁み入ったように想う。少女ネリーを演じるのは、当時新人だったコリンヌ・リュシェールで役柄と同じ17歳の頃のもの。舞台となるのは少女感化院(私立更生院から更生教育院へと変わる)で過ごす少女たちと先生たち。男性は保険医マルシャル(ロジェ・デュシェーヌ)のみで他は全て女性たち。少し以前綴った『制服の処女』が過ぎるようでもあるけれど趣は異なる。ここに連れて来られる少女たちは盗みをはたらいた罪、家庭環境の問題から親に放り出された少女...と問題を抱えた若き少女たち。院長のアペル先生は彼女たちを腐った人間と規則と厳しい体罰により性根を鍛えなおすというような方針で長年営んでいた。不服を言う者は監禁室に閉じ込められる。しかし、新しい院長が任命され公立となる日がやって来た。新しい院長は若く美しいイヴォンヌ先生(アニー・デュコー)。イヴォンヌ先生はこれまでの教育方針を一変する。心に残る言葉が幾つかある中、”少女時代の思い出は一生つきまといます”と彼女たちに手を上げることを禁止する。”罰するのではなく更生させるのです”と、それまで歌うことすら禁じられていた少女たちが歌を歌いながら作業をする場面も美しい。脱走していた少女ネリー(コリンヌ・リュシェール)が連れ戻された。イヴォンヌ先生はネリーの瞳を信じ、あるお使いを頼む。それはネリーが外出して町へ出ることなのでアペル先生は猛反対。帰ってくるはずはないと想っている。でも、信用されて用事を頼まれ陽光を浴び外を駆ける姿のネリーは愛らしい少女でその笑顔は爽やかなもの。遅くなったけれどちゃんと戻り頼まれたものを持って帰って来たのだ。ネリーは信用されてとても喜ぶ。次第にネリーは更生してゆく。そして、イヴォンヌ先生を信頼し慕っている。しかし、その先生の婚約者だとはまったく知らずに保険医マルシャルを愛するようになるのだった。
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監禁室の鉄格子は外され、お食事もシャワーも改善されてゆく。少女たちはそれぞれ幾年かをここで過ごせば社会へ出てゆくのだ。その教育にイヴォンヌ先生は夜もろくに睡眠を取らずに励む。婚約者のマルシャルとの関係は次第にうまくゆかなくなる。聖女(聖職者)か妻になるかとの選択。イヴォンヌ先生はマルシャルを愛しているけれど、この感化院に永住することを決意する。”格子なき牢獄”とは少女たちだけではなく、実は永住する先生達のことでもある、そのことの方がずっと今の私は胸に突き刺さるものだった。婚約者を諦め、更生したネリーが巣立つ日。ネリーが出てゆくと門がまた閉まる...FIN。イヴォンヌ先生のお心の高潔さ、気高き聖職者としての信念に胸を打たれる。また、少女ネリーが”先生の婚約者だと知っていたら彼を愛しませんでした...”と先生への忠誠を告げる場面も感動的!彼女のその言葉は嘘ではないから。悪知恵の働く少女ルネの存在も物語に欠かせない。この古いモノクロームのフランス映画を観ながら浮かぶ緑の自然、まるで囚人のような黒い服装の少女たちと院内...モノクロ映画でも色が浮かび、黒の陰影から伝わるもの、音楽から伝わるものを一心に浴びるようであった。優れた作品は色褪せぬ。でも、一躍スターになったというコリンヌ・リュシェールはその後、第二次世界大戦のドイツ占領下のフランス時にドイツ軍の愛人となり、投獄され病死したという。まだ29歳の若さで。戦争による悲劇が女優の人生、ひとりの人間の生を絶ったのだと想うと感慨深く、またこのテーマにぶつかる私をなんだろうとも想う。

格子なき牢獄/PRISONS SANS BARREAUX
        1938年・フランス映画
監督:レオニード・モギー 監督:レオニード・モギー、ハンス・ウイルヘルム 撮影:クリスチャン・マトラ、クロード・ルノワール 音楽:ウィル・グロス 出演:アニー・デュコー、コリンヌ・リュシエール、ロジェ・デュシェーヌ
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by claranomori | 2008-11-02 09:08 | 銀幕の少女たち・少女映画
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キャロル・ブーケ:CAROLE BOUQUET
1957年8月18日 フランス・ヌイイ・シュール・セーヌ生まれ

★『欲望のあいまいな対象』で知り今も大好きな女優様のおひとり。最近はお母様役が多くなっておられますが、知的なクール・ビューティーさは健在です♪

●代表作●
オーロラ (2006)
美しき運命の傷痕 (2005)
SEX AND THE CITY (Season 6) (2003~2004) ゲスト出演  
WASABI (2001)
天使の肉体 (1998)  
赤と黒 (1997)  
愛の破片 (1996)  
恋の選択 (1995) 
他人のそら似 (1994)  
タンゴ (1992)  
美しすぎて (1989)  
ニューヨーク・ストーリー (1989)  
バンカー・パレス・ホテル (1989) 
デ・ジャ・ヴュ (1987)  
ネモの不思議な旅 異次元惑星のプリンセスを救え!! (1984)  
フレンチ・ポリス 殺しのムーブメント (1984)
アバンチュールはデュエットで (1983) 
類猿人ビンゴ・ボンゴ (1982)  
愚か者の日 (1981)  
007/ユア・アイズ・オンリー (1981)
料理は冷たくして (1979) 
ブランク・ジェネレーション リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズ (1979)
欲望のあいまいな対象 (1977)
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by claranomori | 2008-09-03 10:07 | 女優館★銀幕の名花たち
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私は美形好きのミーハーながら、映画が好きなお陰で色々な個性、味わいのある俳優さま達を知り、様々な作品、役柄を演じる中で好きになってゆくお方が歳と共に増えている。この『バティニョールおじさん』(2002年のフランス映画)の監督(脚本も)であり主役のバティニョール役のジェラール・ジュニョも決してハンサムではないけれど、ユーモアと優しさ、人間味のあるちょっととぼけた感じが素敵。最近だと『コーラス』(2004年)での音楽の先生を演じていたとっても好きな映画があり、また感動させられてしまったお方。『コーラス』も近いうちに♪この『バティニョールおじさん』で知ったのが、ユダヤの少年シモン役のジュール・シトリュク(JULES SITRUK)君だった。可愛いなぁ~!と印象を残す中、『ぼくセザール10歳半1m39cm』と立て続けに観ることが出来たもので、まだまだ記憶に新しい。このジュール・シトリュクは1990年4月16日のフランス・パリ生まれ。なので、この2作での撮影当時は11~12歳頃。その後、お姿を映画で拝見していないけれど、普段の学業もあるので、子役の少年少女たちって大変だと想う。ジュール・シトリュク君、今ではすっかり背丈も伸びたことだろう♪
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バティニョールおじさん/MONSIEUR BATIGNOLE
         2002年・フランス映画
監督:ジェラール・ジュニョ 脚本:ジェラール・ジュニョ、フィリップ・ロペス=キュルヴァル 撮影:ジェラール・シモン 出演:ジェラール・ジュニョ、ジュール・シトリュク、ミシェル・ガルシア、ジャン=ポール・ルーヴ
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by claranomori | 2008-08-27 05:33 | 銀幕の美少年・少年映画
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『ミナ』は、双子姉妹の映画からいくつかポォッポォッと連想された好きな作品の中のひとつ。双子ではないけれど、全く同じ日に同じ病院で生まれた少女ミナとエテルの儚く揺れ動く思春期から青春期という二度と帰らぬ刻と友情の物語。ロマーヌ・ボーランジェの『伴奏者』の後の主演作でもある。舞台は1970年代のモンマルトル。そこのベンチで出逢ったふたりの少女。ミナは近眼でメガネをかけているそんな自分の容姿が好きじゃない。エテルは少しぽっちゃりした体型を気にしている。傍から見るとそれは魅力と映ることも多いのだけれど、ちょっとしたコンプレックスって誰にでもあるのではないだろうか...特に、この少女たちの16歳という時期なら。私も極度の近眼で小学生からメガネをかけていた。でも、中学生頃からはメガネの似合わない自分の顔を鏡で見ると憂鬱になったりした。そして、次第に授業中のみとなり、よく見えてもいないのにそれ以外の時間はかけずに過ごしてきた。お陰でますます近眼となりよく転んだりしながら今に至る。赤毛であることも多少のコンプレックスでもあった...今はあまり気にしないけれど、きっと誰でもこんな気持ちを抱いたことはあるのだと想う。
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ミナとエテルは最初は喧嘩もしたけれど、次第にお互い惹かれ合うものがあり仲良くなってゆく。そして、ミナは画家を目指して美術学校へ通い始め、エテルはジャーナリストを目指す中、初恋が訪れたり。でも、だんだん大人になる過程のふたりの絆が変わり始める。ミナは感情を内に秘めた頑固で情熱的な画家になる。エテルは現実的で社交的なジャーナリストとなってゆく。全く違う魅力のふたりの女の子の終わりを告げようとする夢多き儚い刻を、70年代のファッション、音楽(ミナはセルジュ・ゲンスブールの大ファン!)も鮮やかにマルティーヌ・デュゴウソン監督が女性監督ならではの感性で描いた胸がキュンとなる映画だった。下町のカフェでダリダの『18歳の彼』が流れるのも、シャンソンやフレンチポップス好きの私は嬉しい。モンマルトルというとダリダは想起されるお方なので。彼女たちの着ているお衣装は、監督とロマーヌがロンドンの古着屋さんで購入してきたものなのだそうだ。また、リタ・ヘイワースやベティ・デイヴィスの映画のシーンが彼女たちの夢の世界の象徴のようにさり気なく織り込まれていたりもする。女の子の友情と儚く過ぎ行く刻を甘酸っぱく感傷的に想い続けてしまうので、やっぱり今でも好きな作品☆
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ミナ/MINA TANNENBAUM
  1993年・フランス映画
監督・脚本:マルティーヌ・デュゴウソン 撮影:ドミニク・シャピュイ 音楽:ピーター・チェイス 出演:ロマーヌ・ボーランジェ、エルザ・ジルベルスタイン、ジャン=フィリップ・エコフェ、ニルス・タヴェルニエ、ステファン・スリマ
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by claranomori | 2008-08-25 07:45 | 銀幕の少女たち・少女映画
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リュディヴィーヌ・サニエ:LUDIVINE SAGNIER
1979年7月3日 フランス・イヴリーヌ生まれ

★リュディヴィーヌ・サニエはフランソワ・オゾン監督作品で広く知られるようになったお方ながら、それ以前の作品でも拝見できる可愛いお方。少し掠れた甘いお声も魅力的。いつの間にか一児の母となりハリウッド映画にも進出。これから先の活躍がますます楽しみ♪

●代表作●
ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 1 ノワール編 (2008)  
ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 2 ルージュ編 (2008)
モリエール 恋こそ喜劇 (2007)
パリ、ジュテーム (2006)  
情痴 アヴァンチュール (2005)
ピーター・パン (2003)
リリィ (2003)
スイミング・プール (2003)
8人の女たち (2002)
チャイルド・ゲーム (2001) 
ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール (2001)
焼け石に水 (2000)
レンブラントへの贈り物 (1999)  
シラノ・ド・ベルジュラック (1990)  
お家に帰りたい (1989)  
夫たち、妻たち、恋人たち (1988)
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by claranomori | 2008-07-23 21:17 | 女優館★銀幕の名花たち
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ジャン=ユーグ・アングラード:JEAN-HUGUES ANGLADE
1955年7月29日 フランス・トゥアール生まれ
本名:Jean Hughes Anglade

★愛しきジャン=ユーグ・アングラードです。初めて知ったのは『ベティ・ブルー』。いつの間にかもう50代になられているけれど素敵です。私が一人で映画館通いを始めたのは80年代。この時期は英国から続々と美しき男優方が登場していた。フランス映画界は”ジェラール・ドパルデュー全盛期!”ながら、この優男な香気漂う少年ぽいジャン=ユーグがいたのです!ランベール・ウィルソンももうすぐ50代。私の別格的に大好きな男優様たちの中では若手に属していたのだけれど、そういう私も歳を重ねているのだと想うと不思議♪

●代表作●
セックス依存症だった私へ (2008) 
テイキング・ライブス (2004)
ラクダと針の穴 (2003)  
略奪者 (2002)
青い夢の女 (2000)
ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア
甘い嘘 (1999)
裸足のトンカ (1997)  
マキシマム・リスク (1996)  
とまどい (1995)  
世界で一番好きな人 (1995)  
君が、嘘をついた。 (1995)  
王妃マルゴ (1994)    
キリング・ゾーイ (1993)  
メランコリー (1993)  
鯨の中のジョナ (1993)  
ベティ・ブルー/インテグラル完全版  
ラストファンタジー (1991)  
夜ごとの夢/イタリア幻想譚 (1991)  
ニキータ (1990)
真夜中の恋愛論 (1990)
インド夜想曲 (1988)  
恋の病い (1987)  
ベティ・ブルー/愛と激情の日々 (1986)  
シーデビル (1985) 
サブウェイ (1984)  
傷ついた男 (1983)

1995年度セザール賞:助演男優賞受賞
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by claranomori | 2008-07-06 03:00 | 男優館★麗しの男優
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サンドリーヌ・ボネール:SANDRINE BONNAIRE
1967年5月31日 フランス・クレルモン=フェラン生まれ

★いつまでも素敵な女優様は多いのですが、このお方もそんなおひとり。演技力もあり、その秘めた情熱の炎のようなものが大好きです♪

●代表作●
彼女の名はサビーヌ (2007) 監督・脚本・撮影
灯台守の恋 (2004)
親密すぎるうちあけ話 (2004)
戦場のレジスタンス (2003) 
マドモワゼル (2001)
イースト/ウェスト 遙かなる祖国 (2000)
嘘の心 (1999)  
沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇 (1995)  
ジャンヌ/愛と自由の天使 (1994)  
ジャンヌ/薔薇の十字架 (1994)
百一夜 (1994)  
プレイグ (1992)  
プラハ (1991)  
黄昏に瞳やさしく (1990)  
仕立て屋の恋 (1989)
僕と一緒に幾日か (1988)  
悪魔の陽の下に (1987)  
ふたりの女 ブランシュとマリー (1985)  
冬の旅 (1985)  
蒼い暴走 (1984)
ソフィー・マルソーの刑事物語 (1984)  
愛の記念に (1983)
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by claranomori | 2008-06-23 21:06 | 女優館★銀幕の名花たち
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         ♥ジャンヌ・エビュテルヌの肖像 (1918年)♪
アメデオ・モディリアーニ(モジリアニ)は1906年に祖国イタリアを離れパリに赴く、その時21歳。モンマルトルの「洗濯船」近くのアトリエを借りて住んでいた。その頃、ピカソやマックス・ジャコブと出会ったそうだ。この頃の巴里に想いを馳せることが好き。でも、エコール・ド・パリ(パリ派)と呼ばれていた画家(芸術家)たちの多くは異国からやって来た人々。そして、ユダヤ人であるお方が多かった。貧しく結核を患っていた病身で、お酒と薬物に溺れていたモジリアニの絵。奇妙に首が長く目に惹きつけられる女性の肖像画たち。私はモジリアニの絵よりもその人生に興味を覚えた。それは、ジェラール・フィリップとアヌーク・エーメのフランスを代表する美男美女コンビで映画化された、ジャック・ベッケル監督の『モンパルナスの灯』(1958年)を観た時から。最初はこのお二人が好きであったので観たのだけれど、貧しくとも信念を貫くお姿は尊く、お金の為に魂までは売らないという頑な性格(純粋さと不器用さを併せ持つ)に美しさを感じた。男女を問わずそういうお方が好き!そして、見惚れる程にお美しいジャンヌ役のアヌーク・エーメもまだお若い頃、そのお姿とモジリアニの妻となるジャンヌ・エビュテルヌが長年私の中で一緒になって留まっている。なので、モジリアニの熱狂的なファンのお方の知識は私には無く、『モンパルナスの灯』が想起され、その中で描かれている様子が中心となってしまう。
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          ♥16歳の美少女ジャンヌ・エビュテルヌ♪
それが、2004年の『モディリアーニ 真実の愛』を観て、少しだけ広がった気もしているところ。この映画では、アンディ・ガルシアがモディリアーニを演じ、妻ジャンヌはエルザ・ジルベルスタインが演じていた。実際のお写真を拝見すると、こちらのお二人の方が雰囲気的に近いようにも感じた。こちらは伝記を基にしたフィクションとしての愛の物語として、また、ライバルであったピカソやスーチン、ユトリロやリベラ、そしてキスリングたちも登場していた。また、映画の感想は追記いたします。
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           ♥アメデオ・モディリアーニのお写真♪
1916年12月にモジリアニ(32歳)とジャンヌ(18歳)は出会う。ジャンヌは良家の娘で二人の恋は許されぬものだった。けれど、ジャンヌはモジリアニを追ってやってくる!友人である画商のズボロフスキーの提案で、療養も兼ねて南仏のニースへ。そこで娘ジャンヌ・モディリアーニも生まれた。しかし、そんな穏やかな陽光と幸せは長くは続かず1920年1月26日、モジは警察病院にて死去...その二日後、ジャンヌはアパルトマンから身を投げモジの後を追ってしまった。家を捨ててもモジを選び愛し続けたその純真さ、哀切と感動で胸がいっぱいになる☆
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     ♥大きな帽子を被ったジャンヌ・エビュテルヌ (1918年)♪
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by claranomori | 2008-06-21 11:29 | 詩人・作家・画家・芸術家