あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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タグ:ジャンヌ・モロー ( 4 ) タグの人気記事

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by Claranomori | 2015-08-31 02:30 | わが麗しの夢幻音楽の旅
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★ジャンヌ・モローはフランスを代表する大女優であり名女優であることは誰もが認めることでしょう。お若い頃のあのへの字な口元は好き嫌いの別れる点でもあるようです。私はフランソワ・トリュフォー監督作品がとても好きで、嫌いな作品は一つもないのです。ジャンヌ・モロー主演映画で最初に観た作品もフランソワ・トリュフォー監督作品で『黒衣の花嫁』(随分以前にこのブログを開始以前に書きました)。今現在も国際女優として現役で活躍されていることがとても嬉しいです。知的で品格のある老女役が最近は多く、皺がいっぱいのあの笑顔を拝見すると、つい心が綻びます。恐縮ながら、"なんて!可愛いのだろう!"と。素敵なジャンヌ・モローです。そして、「歌う女優」というと、やはり、ジャンヌ・モローは直ぐに浮かぶお方です。映画の中で多く演じてこられた悪女の姿とは違った、軽やかで優しい歌声もまた大好きです。今日は1961年のフランソワ・トリュフォー監督の『突然炎のごとく ジュールとジム』の中で、ジャンヌ・モローが歌う名曲『つむじ風』(Le Tourbillon)を♪

『つむじ風のシャンソン』は撮影が始まる前からずっと好んで口ずさんでいたのです。非常に予算も少なく、また少ないスタッフで撮られましたので、録音技師もいませんでした。『つむじ風のシャンソン』を録音したときだけ、臨時で録音技師を雇ったぐらいだったのです。
by ジャンヌ・モロー



ジャンヌ・モローという女優に捧げられた映画であると同時に、ジャンヌ・モローという女優にトリュフォー監督の女のイメージのすべてを結晶させた映画でもある。トリュフォーは30歳、ジャンヌ・モローは34歳であった。
by 山田宏一

『突然炎のごとく ジュールとジム』という邦題はリバイバル公開時からのものです。日本での初公開時(1964年)は『突然炎のごとく』だったようです。
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by claranomori | 2011-12-22 20:30 | シャンソン・抒情と悲調の浪漫
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ジャンヌ・モロー:JEANNE MOREAU
1928年1月23日 フランス・パリ生まれ

★映画史に残る大女優であり名女優のおひとりですね☆このお写真はとてもお若い頃のもの。演技力の高さと存在感は今なお健在!老年期になられ脇役が多くなりましたが、とてもチャーミングな笑顔が年輪を刻んだ隠さぬ皺と共に素敵すぎるお方です!歌声も大好きです♪

●代表作●
ヴィザージュ (2009)  
それぞれのシネマ ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~ (2007)  
撤退 (2007)
ぼくを葬る(おくる) (2005)
デュラス 愛の最終章 (2001)
銀幕のメモワール (2001)
レ・ミゼラブル (2000)
バルザック 情熱の生涯 (1999)
エバー・アフター (1998)
奥サマは魔女 (1997)
女帝キャサリン (1997)
プラトニック・ゲーム (1996)
百一夜 (1994)
ノルマンディーの黄昏 (1993)
愛人/ラマン (1992) ナレーション
心の地図 (1992)
海を渡るジャンヌ (1991)
こうのとり、たちずさんで (1991)
夢の涯てまでも (1991)
厚化粧の女 (1990)
ニキータ (1990)
リリアン・ギッシュの肖像 (1983) 監督・製作・出演
ファスビンダーの ケレル (1982)
ジャンヌ・モローの思春期 (1979) 監督・脚本
スキャンダラス・ラブ (1979)
パリの灯は遠く (1976)
ラスト・タイクーン (1976)
フランスでの思い出 (1974~1975)
個人生活 (1974)
バルスーズ (1973)
モンテ・ウォルシュ (1970)
キャサリン大帝 (1968)
黒衣の花嫁 (1968)
愛すべき女・女(め・め)たち (1967)
ジブラルタルの追想 (1967)
オーソン・ウェルズのフォルスタッフ (1966)
マドモアゼル (1966)
ビバ!マリア (1965)
黄色いロールス・ロイス (1964)
大列車作戦 (1964)
マタ・ハリ (1964)
鬼火 (1963)
小間使の日記 (1963)
勝利者 (1963)
審判 (1963)
バナナの皮 (1963)
天使の入江 (1963)
エヴァの匂い (1962)
女は女である (1961)
突然炎のごとく (1961)
夜 (1961)
雨のしのび逢い (1960)
五人の札つき娘 (1960)
危険な関係 (1959)
恋人たち (1958)
絶体絶命 (1958)
死刑台のエレベーター (1957)
恐怖の三日間 (1957)
黒い運び屋 (1957)
狩込み (1955)
地獄の高速道路(ハイウェイ) (1955)
現金に手を出すな (1954)
寝台の秘密 (1954)
バルテルミーの大虐殺 (1954)
上級生の寝室 (1953)
巴里の気まぐれ娘 (1953)
今は真夜中ですシュバイツァー博士 (1952)
オーケストラ (1950)
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by claranomori | 2007-07-31 10:23 | 女優館★銀幕の名花たち
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★ジャンヌ・モロー!この今もなお現役の大女優。好きな作品は数知れず。その中から先ず、初めて観た作品を取り上げようと思う。これもテレビで放映されたのが最初。同じ頃、『雨のエトランゼ』もテレビで。なので、長年その2作がごちゃ混ぜになっていた程の衝撃作だった、どちらも。それから年月が経ち自分でもこの『黒衣の花嫁』のビデオを購入する事が出来、今までに幾度となく観ている。やっぱり好きなのだ。

『突然炎のごとく』のカトリーヌの笑顔も好きだけれど、ビリー・ホリディのレコードを持つ『エヴァの匂い』のエヴァ、そして、この『黒衣の花嫁』のジュリーも好き。魔性の女を演じる方が好きだとも言える。あの強い視線に圧倒され引き込まれていくのだ。これぞ!映画の魔力なり。

『黒衣の花嫁』はフランソワ・トリュフォー監督の長篇第6作目で、コーネル・ウールリッチの原作をトリュフォーとジャン・ルイ・リシャールが脚色したもの。ウールリッチはアメリカの推理作家ウィリアム・アイリッシュの別名でもある。トリュフォー作品の中でも極めて珍しい殺人劇、それも華麗なる映像で描かれていて、そして、ヒッチコックの影響を随所に感じさせる、やっぱりこよなく映画を愛する映画人、トリュフォー万歳!という感じ。ラウール・クタール(ヌーヴェル・ヴァーグを代表する!)のカメラワークと共に、この絶妙なテンポを刻む音楽担当はバーナード・ハーマン(ヒッチコック映画を数多く手掛けている)。

さて、この結婚式の日に愛する夫を殺されてしまった花嫁ジュリー。その復讐の為に華麗なる殺人を計画し、次々と実行していく。何故?私はこの作品が初めてのジャンヌ・モロー出演体験作でトリュフォー作品なのだろうか?とも思うけれど、ドキドキしながらブラウン管に釘付けとなったのだ。そして、脳裏に焼き付いたのだから仕方がない。画家のフェルギュスが描いた理想の女性像はジュリーに瓜二つ。そのベッドに横たわる女性像、狩猟の女神、ディアナと化して現前する辺りは特にゾクゾクするシーンだ。クールで鮮やかな身のこなし、ピエール・カルダンの黒と白のみのモローの衣装の鮮やかさ。

この作品はジャンヌ・モロー主演作で一等好きなものではない。トリュフォー作品としても。でも、最初の出会い。それもとてもスリリングな感覚を強く受けたものとして。ジャンヌ・モローもやはり、このジュリーの様に情念の女を演じたものが好き。またそれらについても綴るのだと思う。そして、歌うジャンヌ・モローも同様にとても好きなのだ。決して上手い訳ではないけれど、イイ雰囲気♪を漂わせている。恋多き女性と言われ、人生に恋をしながら生きてきたというこの大女優さま。今年76歳!端役となっても今なお凛!とした存在感で現役だ。親交の深かったマルグリット・デュラス役を演じた『デュラス 愛の最終章』も記憶に新しい。嗚呼!「インディア・ソング」が頭の中で流れ出す様だ。これまた大好きな曲!
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わたし 栄光なんか信じないわ
そんなものは関係ない
幼かったとき
わたしはただひとつのメロディー
ひとつの詩編
<芸術>のなかの一存在でありたかったの
わたしは女優
それは 詩のなかのどこかに存在する
仕方なんじゃなくて?
         
by ジャンヌ・モロー

今回は古い本に記されたモローの詩で終えよう・・・この詩そのもの!
なんて素晴らしいのでしょう☆

黒衣の花嫁/LA MARIEE ETAIT EN NOIR
1968年・フランス/イタリア合作映画
監督:フランソワ・トリュフォー 原作:コーネル・ウールリッチ
脚本:フランソワ・トリュフォー、ジャン=ルイ・リシャール
撮影:ラウール・クタール 音楽:バーナード・ハーマン
出演:ジャンヌ・モロー、ジャン=クロード・ブリアリ、ミシェル・ブーケ、クロード・リッシュ、シャルル・デネ、ミシェル・ロンズデール、ダニエラ・ブーランジェ、アレクサンドラ・スチュワルト

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by claranomori | 2004-08-08 20:59 | 文学と映画★文芸・史劇