あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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週刊★chouchouの「わが麗しの夢幻音楽の旅」第5回♪
8/2(日)深夜1時(25時)配信の今回は、
前半は、ケルト・フォーキーな調べ「フィオナの海」、
後半は、シャンソンと映画「悲しみよこんにちは」
歌:ジュリエット・グレコとなりました。

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週刊★chouchouの「わが麗しの夢幻音楽の旅」♪

*今後はご登録(無料)の方のみの限定公開もございます。ご了承ください。
此方に掲載のものはブログ内での視聴は可能でございます。


週刊★chouchouの「わが麗しの夢幻音楽の旅」第5回♪
☆ちょっと暑さでぼぉ~っとしてしまいました。申し訳ございません☆
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次回の 8/30(日)深夜1時(25時)は、
「ブラジルの歌姫」と「歌う女優」のVOL.2としまして、
お気に入りの美しい音楽や映画を予定しています。

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☆日曜日の深夜1時(25時)にラジオのような感じでお届けいたします。
愛あれば­こそ、愛こそすべて!愛しき世界からの学びの日々です。
音楽が地球を救う!国境を越えて!という想いで、
まったりと音楽を中心に纏わるお話などの一人語りです。
どうぞ宜しくお願いいたします☆



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by Claranomori | 2015-08-03 06:49 | わが麗しの夢幻音楽の旅
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ジョン・セイルズ監督の映画『フィオナの海』(以前少し綴りました)は、ロザリー・K・フライの同名原作『フィオナの海』を脚色し、荒涼としたアイルランドを舞台に妖精伝説をモチーフに、海にさらわれた弟が生きていると信じる少女フィオナ(ジェニ・コートニーちゃんがかわいいです!)を中心に描かれた、素晴らしい家族愛のドラマでもあると思います。その映画の音楽(サントラ)を聴いておりまして、その中に収録されている『フィオナの子守歌』が好きなので記しておこうと思います。音楽はメイソン・デアリングでジョン・セイルズ監督とは同志のような欠かせない存在のお方。この映画『フィオナの海』の音楽を担当するにあたって、アイルランドへ赴き、トラッド・ミュージックを研究し、フィドル奏者モイア・ブレナック(モーラ・ブレナック)や現地のミュージシャン達と共に作り上げたという作品です。『フィオナの子守歌』はイーリン・ロックナーン(アイリーン・ロックナーン)のヴォーカルもたおやかで心に優しく響く綺麗な楽曲ですが、その他にもゲール語で歌われる曲や長く深く息吹くアイルランドの伝統や伝承を想起させてくださるような美しくも幻想的な楽曲たちで貫かれています。映画と音楽の絆が深いことを再認識いたします♪

『フィオナの子守歌』

小さな愛し子よ
眠れ 眠れ
小さな愛し子よ
眠れ 眠れ

眠れ 眠れ
わたしの胸に、わたしの胸にもたれ
眠れ 眠れ
穏やかに、穏やかに澄み渡り

対訳:茂木健
サントラ『フィオナの海』 より

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by claranomori | 2010-10-07 06:04 | 神話・お伽噺・妖精譚・伝承
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★音楽は大好きなのであまりジャンルに束縛されずに聴く性質ながら、優先順位のようなものはあり、どうしても『女性ヴォーカル』には弱く点も甘いです。そして、バンド形態のサウンドでもヴォーカルが女性であったり男女混声であったりすると、やはり気になります。たおやかなヴォイスも好きですが、ドリーミーなキュート・ポップ、可憐なガーリー・ヴォイスは大好きです。当店の在庫を少しばかり整理していたのですが、インディーズ多いのです!メインストリームもローリング・ストーンズやデヴィッド・ボウイ、ケイト・ブッシュやエンヤ、エディット・ピアフやイヴ・モンタン、バルバラやブリジット・フォンテーヌ、フランソワーズ・アルディやセルジュ・ゲンスブール、シルヴィー・ヴァルタンやジョニー・アリデイ、ミレーヌ・ファルメールやエチエンヌ・ダオ...と主要なアーティストは毅然とあるのですが、インディーズもの多いのです。なので、今後はいまだにCD化もされていないような「さり気なく名盤」としてのひっそり隠れた名曲たち(私の独断ですが)、メジャーに移籍前の曲など...個人的に好きなアーティストや曲たちも此方で取り上げてゆこうと想います。
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そこで、MELYSという英国(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)のウェールズ出身の男女バンド。1996年にデビューしており現役で活動中。初期はゴーキーズ・ザイゴティック・マンキやスーパー・ファーリー・アニマルズの在籍でファンの皆様はご存知だと想いますが「ANKST」というウェールズのインディー・レーベルからもリリースしていたバンド。何が好きかと云うと、ヴォーカリストの女性アンドレア・パーカー嬢のお声が実に愛らしくスウィートで安堵するのです。サウンドもどこかミステリアスなドリーミー・ポップ(初期の方がユニークに想えます)!このアンドレア嬢はルックスも可愛いのですがジャケットでは判らないのです。なので、上にお写真を掲載させて頂きました。右側に写っている大きな男性はかのジョン・ピール氏です。そこではアンドレア&ポール・アダムスと記されていたのでこのお二人はご夫婦になられたのかもしれません(勉強不足で定かではないのですが)。サウンドの要はこのポール・アダムスが担っていると云えそうです。ウェールズ語で歌われる曲もあります。ウェールズはケルト圏に属しますが、アイルランドやスコットランドのゲール語ではなく、公用語は英語とウェールズ語。このMELYS(メリーズ)のウェールズ語の意味は英語のSWEETの意味を持つそうです。そんなバンド名にピッタリのスウィート・ヴォイスのアンドレア嬢。甘過ぎず、まったく力みの無いふんわり感がデビュー時から好きでしたが、あまり売れませんでした。

『永遠のアイドルと泉の畔の女神たち』 ← に動画を掲載いたしました♪
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by claranomori | 2010-05-17 09:57 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
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アイルランドのホワイト・フィールドの丘のリール王が、ジャグル王の里子であるオーレル・オブ・アランの三人の娘の長女オーヴと結婚した。そして二人には女の子と男の子の双子が生まれた。フィングラとイードである。さらに男の子が二人、フィアクラとコーンが生まれた。その時、妻オーヴは死ぬ。リールは嘆き悲しむが子供たちが愛しい。ジャグル王は、友情の絆が切れないようにとオーヴの妹オーファを妻として与えようと提案する。リールは同意し二人は結婚した。最初は四人の子供たちをかわいく名誉に思うオーファであったけれど、リールの溺愛ぶりに嫉妬の矢がオーファを貫き、彼女は子供たちを憎むようになる。殺そうとまでするが出来ず、ドルイドの魔法の杖で子供たちを湖の中に追いやり、四人を四羽の白鳥に変えてしまう。その子供たちは900年間アイルランドの湖と河を漂う運命となる。

三人の弟を両翼と胸でかばい、吹きすさぶ嵐の海を漂流するフィングラの姿は気高く美しい。しかも、北の湖から帰還すれど、愛する父はとうの昔にこの世にいない。900年の期間が来た。聖者に会いようやく人間の姿に戻ることが出来た。けれど、四人とも死間近い老人であった。このように悲哀に満ちたロマン。このお話は、ジョーゼフ・ジェイコブズの『ケルト妖精物語 2』の中の一つで、ケルト三大悲話の一つとされるという。上の挿絵は19世紀末の英国の挿絵画家ジョン・D・バトンによるもの。

さあ、聖者よ、われらに洗礼を。
われらの汚れを落としてくれ!
この日われらの墓見ゆ ―
フィアクラとコーンは両脇に、
わが膝には両腕で抱く、
わが美しき弟イードを

この最期の刻に歌うフィングラの歌は、私を花の涙へと誘う☆

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by claranomori | 2009-10-03 12:36 | 神話・お伽噺・妖精譚・伝承
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『フィオナの海』はジョン・セイルズ監督がアイルランドを舞台に描いた心に響く美しい珠玉の映画。少女フィオナを演じるのはこの作品で映画デビューの演技経験のない愛らしい少女ジェニ・コートニー。でも、ただ可愛いというのでもなく、この幻想的でファンタジックでもあるお話の主人公にピッタリの妖精のような不思議な魅力を湛えた少女。この当時10歳頃のよう。私はこのような伝承民話や妖精伝説ものがとても好きな上に、可愛い少女が主役で、かつ家族と自然との深い繋がりを描いたものはたまらなく好き!アイルランドというと『ライアンの娘』(名作!)を想い出したり、ケルト神話、イングランドとの闘いの歴史も関係しているので、そうした歴史的背景も。
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原作は英国のロザリー・K・フライの小説『ロン・モル・スケリーの秘密』を基に、ジョン・セイルズ監督が脚本・映画化されたもの。時代は1940年代。祖父母と従兄弟と暮らしている少女フィオナ。その島に辿り着いた時、一人で船に乗るこの少女をアザラシが見つめていた(この映画の原題は『ローン・イニッシュの秘密』で、ローン・イニッシュとはゲール語で”アザラシの島”という意味)。嘗てそのローン・イニッシュ(今は無人島)でフィオナの家族は暮らしていたのだけれど、母親を病気で亡くした家族はその島を離れることになる。その途中にフィオナの弟ジェミーは海にさらわれてしまい、行方不明となっていた。優しくあたたかくフィオナを迎える祖父母と従兄弟。祖父がフィオナに色々な昔話をする。そんな中、不思議な力で海にさらわれたジェミーのお話も。祖父は半ば彼の生存を諦めているけれど、フィオナはきっと弟が生きていると信じる。そして、そのローン・イニッシュを訪れると、不思議な男性タッドに出会う。彼はフィオナの父の従兄弟で皆からは変わり者とされている。このタッドがフィオナに、”祖先にはアザラシの妖精セルキーと結婚した者がいる。その時から、家系には妖精の血を濃く受け継いだ黒い髪の者が生まれるようになり、弟のジェミーもその中の一人なのだ”と語る。フィオナの信じる心は美しく尊い!もう何だか泣けてくるのだけれど、その純粋な気持ちは再度島を訪れた時に、お花を摘む少年をフィオナは見つける!正しく弟ジェミーだった。彼の名を叫んだけれど彼は揺り籠に乗って海を漂いながら行ってしまうのだった。祖父母は今住んでいる家を立ち退かなくてはならない。フィオナは嘗て住んでいたローン・イニッシュに家を再建しようと相談する。そうして、家族が戻ってきたらきっと、弟ジェミーも帰ってくると信じて。そして、嘗ての家を修復し嵐の夜に一家はローン・イニッシュに渡った。すると、夜になり揺り籠に乗ったジェミーがアザラシに導かれて家族の待つ浜辺に帰ってきたのだった☆
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生きるもの、生命のあるものは全て尊い存在だと想う。いつの間にか、すっかり地球で権威を振るう人間はもしかすると最も野蛮な生き物かもしれない...なんて想ったりしてしまう。こうした珠玉の一編を鑑賞することで、自然の尊さ、緑や大地、草花や生き物たちと共に生きているのだと心洗われる感銘で胸がいっぱいになる。なので、私は妖精を信じているのだけれど...まだ逢えない。こうした風土、自然との共存というか調和の歴史を持つアイルランド。私の好きな井村君江さまが語っておられた。

すべての生き物や自然のなかに、人間と同じ命を感じるアニミズム(物活論)の精神は、八百万の神を信じるわが国と共通するものである。これは、いわば草木など自然の森羅万象に精霊を見るパンセイズム(汎神論)の考えと言ってもいいであろう。

フィオナの海/THE SECRET OF ROAN INISH      
         1994年・アメリカ映画
監督・脚本:ジョン・セイルズ 製作:マギー・レンジー、サラ・グリーン 原作:ロザリー・K・フライ 撮影:ハスケル・ウェクスラー 音楽:メイソン・ダーリング 出演:ジェニー・コートニー、ミック・ラリー、リチャード・シェリダン、ジョン・リンチ、スーザン・リンチ、シリアン・バーン
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by claranomori | 2008-05-29 23:27 | 銀幕の少女たち・少女映画