あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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 大好きなフランソワーズ・アルディの『私の詩集』より。下の映像にはピエロがふたり。私はお人形が好きですが、棺に入る折に一緒に居てほしい子は一人だけと決めている、今のところ。その子とはもう20年以上一緒に暮らしている。ちょっと大きいけれど成長しないで少女のまま。いつも静かに私に話しかける。音にならない声。私は愛おしくて声を出して話しかける。時に「ありがとう」と抱きしめる。凄く悲しい時、不安な時、怖い時...私の危機を幾度もその小さな少女は助けてくれた。幼い頃からお人形で遊ぶことが大好きだった私は、自分の心の中の言葉をお人形に託してお話してもらっていた気がする。あまり仲間外れはしなかったけれど、格別お気に入りのお人形には特別のお部屋を作ったりしたものです。

 この「私は知らない」は以前綴った「私の騎士」と同様に作曲はトゥーカ。でもこちらはアルディの作詞。やはり詩はアルディご本人のものの方がより好き。邦題は「私は知らない」で「Je ne sais pas」と始まり曲中幾度か出てくる。原題は「La question」。アルディの世界が好きなのは私の感情がすんなり入ってゆけるから。気負いなどなく。そして、問いかける、自分自身に。私が私に「なぜ?」と問う。答えが見つからないままのことばかり。それでも私は「なぜ?」と疑問をずっと抱えて生きている。それは性分だろう。子供の頃から両親に「どうして~」と尋ねてばかりいた。私の親友のような甥が似てしまったのか、小さな頃から私に「どうして~なの?」と質問攻めに合う事もしばしば。とても答えるのに躊躇したり考えたり、新鮮な感動を得たものです。

 自分の心を探ることで見えるものもある。永遠に分からないものもあるだろう。それでも「なぜ?」と問い続ける気がするのです。なぜ生きているのか?と問うと、大事なものが浮かんでくる。その時々で想いも違うけれど。このアルディの「私は知らない」の中に「あなた」も沢山出てきます。あなたと書いたのですが「tu」なので親しい間柄の人。その「あなた」の中にもう一人のアルディがいるようにも思えたりします。レコード世代なのでCDよりレコードの方が多いのですが、私のレコード棚で一等多いのはフランソワーズ・アルディなのです、ボウイではなく。「好き」の感情にも色々あるけれど、歌声がメロディーと共に、そして歌詞を想い、そこから私自身への問いへと繋がる。そんな音楽は私にとってはフランソワーズ・アルディが最高峰のようなのです。

フランソワーズ・アルディ / 私は知らない
FRANCOISE HARDY / LA QUESTION
作詞:フランソワーズ・アルディ 作曲:トゥーカ 1971年

私は知らない
あなたがどんなひとなのか
私は知らない
あなたの希望が何なのか
私はいつでもあなたを
知りたがり
あなたの無口が また
私の沈黙をおびやかす

私にはわからない
なぜここにとどまるのか
この海で 
私は溺れかけているのに
私にはわからない
なぜここにとどまるのか
この風で 
私は息がつまりそうなのに

あなたは血
私の傷口の
あなたは火
私のやけどの
あなたは問い
答えの無い
叫びは声にならず
私は沈黙する




★此処、「クララの森・少女愛惜」は私の心の支柱のような、そんな事をつらつらと綴っています。音楽のことは、大好きな映画や文学、絵画について想いを綴る折よりも、何か抑圧のようなものを感じたりして躊躇しがちでした。別に音楽ブログ的に開設したり。でも、もうずっと大好きな音楽の核なるものは変わらない。自分のブログなのだから、自分の言葉で拙くてもその時の想いを綴れば良いかな...と。なので、此方でも、音楽のこと、大好きな曲のこと、もう長くずっと好きであり続けているアーティストのことなどを、これからは気楽にその時々の想いを記しておこうと想います。不規則な更新ですのに、更新を待ってくださる方が居て下さる事に感謝しています。お気軽にコメントなどください。また、知らないことだらけなので、色々と情報交換させて頂きたいです。皆様、いつもありがとうございます!
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# by claranomori | 2013-10-29 10:12 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
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 今日の早朝、ルー・リードが71歳で逝去、というニュースに心がざわめく。いつもの如く、直ぐにピンと来ない。驚いたのだけれど、またじわじわと悲しみが込み上げて来るのだろうか?と。そして、レコード棚に向い、ルー・リードの『ブルー・マスク』をターンテーブルに乗せ針を下す。その辺りくらいか、涙が溢れ今も泣き止んでは泣いている。10代の多感な時期に出会えた愛しき音楽たち。そんなミュージシャンやアーティストが亡くなってゆく。私もあれから30年以上という歳を重ね続けているのだから不思議ではない。ルー・リードは今年の5月に肝臓移植の手術を受け、闘病生活。再びライヴの予定も入っていたけれどキャンセルされた。奥様のローリー・アンダーソンは「かなり深刻な状態」とおっしゃっていた...。

 ヴェルヴェット・アンダーグラウンド!今では普通にCDが買えるけれど、私が10代の折はレコード屋さんに行っても無かったのです。私は「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」よりも先に「ルー・リード」や「ニコ」のソロ・アルバムを買い聴き始めました。きっかけはデヴィッド・ボウイ。私に限らず、ルーの影響を受けた次世代、また次の世代のミュージシャンたちはこの後も継承されてゆくのでしょう。世界的にまだルー・リードの名は有名では無かった70年代初頭。この優れたソングライターであり、ロック詩人をイギリスで紹介したのはボウイです。ボウイは、米国と英国のロックの橋渡し役を果たした事にもなります。イギ―・ポップの存在も同様に。
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 取り留めなく綴っています。今日は想いを綴っておきたいもので。何故、涙が溢れるのだろう、と考えてみる。タイムスリップするのです。いとも簡単に、あの頃に。あの学校の教室や廊下から眺めていた裏庭...色々と懐かしい風景に再会する。ずっと音楽が大好きで聴いているけれど、あの頃の、レコードを買うことが楽しくて、帰りの自転車での道のりのわくわくする気持ち。一目散に部屋に戻りプレーヤーにレコードを乗せる、あの瞬間の喜びは、その後、今の感動とも少し違う気がするのです。こうして、あの頃の私に思いがけず再会する度に、懐かしさと共に、何か寂しさのようなものも...。

 あの頃持っていたボウイのレコードは、所謂「ベルリン三部作」や、初めて映画館で観たドイツ映画の『クリスチーネ・F』のサントラなど数枚だけ。名盤!名盤!と音楽雑誌の記事で目にして来た『ジギー・スターダスト』はまだ買えずにいた。中古盤屋さんなど知らず、自転車で行けるレコード屋さんは日本盤がメイン。片隅に輸入盤のコーナーがあるのだけれど、毎月お小遣いをもらってはボウイのコーナーに一目散!でも、コーナーにあるレコードは変わっていない。次第に店長さんと会話するようになり、まだ聴けないでいる『ジギー・スターダスト』と双璧を成す、と記事に書かれていたルー・リードの『ベルリン』のレコードを尋ねた。「ああ、廃盤ですね。」って。音楽雑誌に「デビッド・ボウイー」という固有名詞を見つけたら、もう一言でも嬉しくてその文章を好きになっていた。そんな中、ボウイがルー・リードのプロデュースをした『トランスフォーマー』というアルバムの事を知る。すっかり行きつけのレコード屋さんになっていた私は、メモを店長さんに渡したりして探して頂く事も増えた頃。「ちょっと待ってくださいね。」と調べてくださる。「ルー・リード」というコーナーが無いので、私は何処かにあるのかも?と期待しながら。でもやはり、「廃盤ですね。」って。そんなお返事を幾度も頂いた。

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 けれど、その後結構直ぐにRCA盤の再発があり、ルー・リードの『トランスフォーマー』と『ベルリン』を買うことが出来た。『トランスフォーマー』ではボウイとの共作もあり、ボウイのバック・ヴォーカルも聴けるので、お気に入りのアルバムに。どんよりとした退廃的なベルリンの町を思い浮かべながら『ベルリン』を聴くうちに、物悲しき美しさを溺愛するようになって行った。映画が小学生の頃から好きだったので、音楽を聴きながら異国に思いを馳せる中で、乏しい知識ながらも浮かぶ景色があったのだと想う。そうして一途に耽美派ロック的な音楽に傾倒して行った。

 愛しき音楽たちに感謝!ありがとう、ルー!さようなら、って一応想うけれど、さようなら、ではない。だって、これからもずっとルー・リードの音楽を聴くだろうから。ただ、新作はもう聴けない。来日も無い。でも、二度ライヴを拝見できた。あの一曲一曲が心に突き刺さり、あのギターの音が心臓に悪いくらいに響く、あの感動は忘れない。今も「ニコ」は生きているような気がするのですが、きっと、ルーのことも、そんな風に想いながら、これからも生きてゆくのだと想えます。私の大切な心の住人たちなので☆
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★ルー・リードの初期大名曲の「Rock and Roll」!
もうお一人のギターはロバート・クイン(元リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズ)です♪


★ボウイの究極のロックンロールはヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「White Light/White Heat」だそうです。ボウイの50歳のバースデー・ライヴでの「キング・オブ・ニューヨーク」(ボウイ曰く)!ルー・リードとの共演ヴァージョンの「I'm Waiting For The Man」です♪


★ルー・リードの名曲は沢山ありますが、ボウイ繋がりの大名曲「Satellite of Love」も♪

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# by claranomori | 2013-10-28 21:40 | 耽美派少女の愛した音楽
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 モッズ・アイコンあるいはモッズ・ファーザーとも呼ばれるポール・ウェラー(PAUL WELLER)はザ・ジャム(THE JAM)の頃から今も大好き。熱狂的なファンの方々には恐縮ながら、少女時代の私がまたしても動く映像から知り得たお方です。所謂ポスト・パンクとかニュー・ウェイヴという時代で、ザ・ジャムも後追い。最初に買ったのはラスト・アルバムとなってしまった『ザ・ギフト』でした。

 ザ・ジャム(THE JAM)という名は音楽雑誌の「パンク」という括りでもよく登場していたので名前は知っていた。思えば、小学生の頃、「今、ロンドンでは」とか「パンクファッションが大流行」というような記事を目にしていた。ストリートを歩くパンクファッションに身を包んだ人々が載っていた。けれど、私は特に感化されることもなく漠然としたイメージだけが残っていた。少女マンガの中の美少年や美少女、郷ひろみの方が断然「美しい!」存在でした。その時の私が中学生や高校生ならもっと違ったかもしれないけれど。

 そんな私がデヴィッド・ボウイという存在を知り、「この世の者とは思えない美!」を動くお姿に感じたことから一気に、瞬く間に洋楽へと傾倒してゆく。次第に多感な年頃にもなり体調を崩したりと帰宅組になって行った頃。多分、「パンク特集」のような紹介の中でのザ・ジャム(THE JAM)であったと想うけれど、それまでのイメージが吹っ飛んでしまった。先にパティ・スミスやリチャード・ヘル、テレヴィジョン等のニューヨーク・パンクが好きだったけれど、彼らとも違う。スーツとネクタイ姿の3人。ヴォーカル&ギターは若き日の10代のポール・ウェラー(PAUL WELLER)!「これがジャムなんだ!!」っと画面に釘付けとなる。スリムな体型でカッコイイのでした。また、お顔も実に美形であるので、私はその日から「ポール・ウェラー」のファンとなったように想います。どんなギターをお持ちでどんな音楽を作られても、ポール・ウェラーの作品なので気になるという存在。実にミーハーなのですが、私の心が躍るのだから理屈などどうでもよいと想う。

 私は白人音楽で育ったと想う。今も店主に比べてブラック・ミュージックの知識も希薄。「モータウン」という音楽を聴いてみようと想ったのはポール・ウェラーが影響を受けたと聞いて。カーティス・メイフィールドのアルバムを聴き感動できたのもポール・ウェラー経由のこと。ポール・ウェラーに興味を持てずに居たなら、今も聴いたことはなかったかもしれない。ボウイやルキノ・ヴィスコンティや耽美好きの私がポール・ウェラーに熱を上げる様を友人に「理解できない...」と云われた。きっとポール・ウェラーの「熱さ」のようなもの、基本にあるブラック・ミュージック的なものを強く感じ取られるからだろうと想った。けれど、ボウイだってルーツにはブラック・ミュージックは欠かせないけれど。私はボウイやポール・ウェラーが影響を受け、吸収して作られてゆく作品たちが好きなのであり、何よりも容姿が美しいことが私には大きなことでした。なので、「理解できない」と云われても上手く説明することすら出来ずにただ「カッコいいから♪」って、トキメクことしかできないのでした。

 「好きだ!」と想うことに音楽理論など無くても良いし、追求したければする。「カッコいいことは時にカッコ悪く、また、カッコ悪いことが時にカッコいい!」ことだってある。その感じ方は人それぞれだろうし。「好きだ!」と想うことを安易なイメージのみで否定された時ほど悲しいことはない。伝わらないから口籠ってしまう自分も情けないけれど。私は知らないことは知らないし、好きなことは好きを突き進むだけ。薀蓄は後から自然と付いて来るので、そうしたことを含めて日々発見と学びの連続です。
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 ●追記●
 多感な時期に出会った音楽たちに心から感謝しています。30年以上もずっと好きでいられる音楽たちがあること。また、今では動画も色々拝見出来る時代になり、遭遇してはドキドキ、きゃあ!って心ときめくのです。ポール・ウェラーという存在や音楽は、「耽美派ロック」ではないのですが、10代の私がザ・ジャムやザ・クラッシュの姿から何かを感じたのだと想えます。社会に対するメッセージ、彼等の主張が曲の中にあり、あの真っ直ぐな真摯な姿、眼差しに魅了されたのです。なので、次第に好きなものたちと社会や様々な思想が繋がり合いながら、今、私はどう感じ、どう想うのか、と。洋楽は英国が入口。英国と云えば、子供の頃、百科事典の世界の国旗がカラーで載っているページを眺めては、「ユニオンジャック」が一際カッコよく想えたものです。勿論、日の丸のシンプルな美しさをも痛感しているのですが。ザ・ジャムのライヴ、衣裳などでもユニオンジャックをよく目にしたものです。

 英国には労働者階級、中産階級、上流階級とあります(日本も次第に格差社会になっている気がして憂います)。政治思想も右派左派あれど、祖国を愛するという点では同じ想い。当たり前のことだと想います。どうも日本は直ぐに二項対立思考になりがちで変です。多様な意見や思想があって当然なので主張し語り合えば良いと想います。どこのお国の方でも、自国を誇りに想って当然。そして、異国の文化や歴史を尊ぶ。多文化交流は素晴らしい。けれど、反日教育をするお国が隣国という悲しさ。隣国との関係も複雑化しています。領土、原発、TPP、移民問題も気になりますが、感情的に陥らずに私はどう想うか、と、日本の大事な諸問題を受け止めながら日々を過ごしてゆきたいと想います。敢えて云うこともないのですが、「私の愛する世界」には「愛しき日本」もあることを幸せに想います☆

★初めて観た映像はポール・ウェラーが高くジャンプするライヴだったのですがファッションは似ています。1977年のジャム(THE JAM)の名曲「IN THE CITY」です♪


★心ときめくポール・ウェラーのお若き頃のお姿!「Going Underground」も♪

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# by claranomori | 2013-10-25 21:05 | 耽美派少女の愛した音楽
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 「悠久の時の流れ」を想うことが好きです。その中で幾つもの戦争があり今日も。そんな時の中で技術革新は続けられ、それらの影響は経済産業や人々の生活は勿論、芸術への影響もとても大きいです。ただただ経済優先のグローバル化に懸念を感じながらも、ひとつの時代の転換期、変革には様々な人々の尽力と同時に、変わりゆく時代との鬩ぎ合いに様々な想いもある。それらはそれぞれの思想ともなる。

 オリンピックには世界中の方々が観戦に開催地に赴く。また報道関係の人々も写真や映像を記録し本国へいち早く届ける。想い出にと観戦者もカメラやビデオに記録する。2020年は東京で開催されるのですから時差が無いのですね。オリンピックの折はついつい時差ゆえに、朝晩逆転しながら好きな競技をテレビで観戦していたので新鮮な感じです。

 19世紀末から20世紀初頭の写真史は、ピクトリアリズムと呼ばれる手法からモダニズムへと移行する転換期で、上のお写真はピクトリアリズム手法の1903年のもの。画面をぼかした絵画的理論から写真を追求していたような。このやわらかで美しい少女写真が私はとても好きです。写真表現の追及も美学であることをも再認識します。

空気遠近法を意識し、実際に肉眼に見えるように、近景にコントラストのはっきりしたものを置き、遠景を曖昧にする。地平線の位置などを厳密に合わせたうえで、表現のために風景写真に雲などを合成する。過剰な細部を省略して表現したいモティーフや感情を表そうとする。 
引用:wikipediaより

 けれど、モダニズムの台頭期に伴いピクトリアリズムは退潮。そこで下のお写真はコダック・カメラを手に喜ばしそうな乙女。これはこれで素敵だなあ、と想えます。何か時代が変わろうとする折、人々の心は揺れ動く。時代に必死で抗う人々もいれば、新しい時代を信じて前進しようとする人々。そうして世界は動き歴史は流れ続ける。物事の賛否はあれど、出来るだけ大局的に歴史的時間の流れ、背景に学びながら、今という時を生きてゆきたいと想います☆

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# by Claranomori | 2013-09-14 02:11 | 写真の中の少女・夢の時間
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 決定しましたね!2020年のオリンピックの開催地は東京!日本で開催されるのです。都民でない私だってずっと望んでいたし、この決定の瞬間の晴れ晴れとした気持ちは言葉になりません。もやもやした閉塞感に爽やかな風が吹き、希望への道が。東日本大震災、忘れるはずはありません。あんなに大きな未曾有の自然災害、そして原発事故。あの折は「絆」という言葉の下、みんなが一丸となって「頑張ろう!日本」と。東北の被災地の人々のお気持ちに寄り添いながら。日本の首都、東京でオリンピックが開催されるのです。問題も山積みの状況ですが、素直に嬉しいです。招致活動に携わったすべての皆様の尽力に敬意を表します。ありがとうございます!

 けれど、悲しいことに、決った直後から「他にすることがあるだろう」「被災地を見捨てるのか」「どうして東京なのだ」等々。この日まで、多くの人々が誘致活動に尽力された。賛同できない方がいるのは仕方ないとしても、特定の隣国による妨害工作に劣らない足を引っ張ろうとする人々が国内にもいる。今回に限らないけれど。被災地も聖化リレーや会場施設にもなるのです。福島の子供たちだって喜んでいると思います。運動会を体育館で開催しなくてはならなかった。そのニュースを観ながら涙が出ました。そんな状況でも愛らしい笑顔でお話していた子供たちは美しかったです。7年後、今小学生や中学生の少年少女たちに、やっと朗報ではないでしょうか!

 オリンピックは政治的でもありナショナリズムと結びつく、と煙たがる人も。実際、世界各国そうでしょう。偏狭なナショナリズムは望みませんが、オリンピックの時は紛争している国々も、スポーツの場で競い合う。それも世界中のトップアスリートたちの祭典として。先のロンドン・オリンピックで領土問題を掲げ、マナー違反をするお国もありましたけれど。

 1964年に日本で初めてオリンピックが開催された。東京では二度目。当時の記憶、想い出が今も鮮明に残っている人々も多いです。私は昭和の記録映像で幾度か拝見していますが実際の記憶がありません。それ故に、待望していたのかもしれません。また、「もう一度、あの感動を!」と願う人々。今はピンと来なくても、「やっぱり嬉しくなって来た」という人々も。

 今回の五輪招致の立役者、大功労者の石原慎太郎前東京都知事の大英断(まだ、ロンドン・オリンピック前で批判の声の大きい中でした)を忘れてはならないと思います。以下、東京都知事時代に主導した五輪招致が実現したことについての今日のコメント。そして、副知事時代から受け継いだ猪瀬東京都知事、安倍首相のコメントを素直に受け止めたいです。前回は民主党政権で鳩山首相でした。今回の安倍首相の精力的活動とは雲泥の差でした。そして今月81歳になられる、文壇登場時から時代の閉塞感を突破する存在であり、58年間走り続ける石原慎太郎氏には、どうか2020年のその日を、いつまでもお元気でいて頂きたいです☆
 
「たいまつの火を消さずによかった」
 石原慎太郎 (前東京都知事、現日本維新の会共同代表)

 「子供たち、被災地に希望を創り出していきます」
 猪瀬直樹東京都知事

 「安全で確実な五輪を提供できると期待していただいた。
日本の首相として、その責任をしっかりと果たす」

 安倍晋三首相

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 上の「日本の首相として、その責任をしっかりと果たす」という言葉は重いです。「完全にブロックされている」には正直なところ、仰け反ってしまいました。でも、素直に2020年の東京オリンピックの開催決定を喜んでいます。復興に繋がるべく、あらゆる叡智を結集して取り組んで行かなくてはならないのだと思います。現場で日々取り組んでおられる方々まで非難されるかのような、何でも反対反対は、風評被害を煽ることにもなり兼ねないので冷静に、と思います。首相の発言は国際公約にもなったので、自民党の重い腰が上がることに期待し、前向きに7年後のオリンピックが素晴らしいものになることを願いたいです☆
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# by Claranomori | 2013-09-08 19:04 | 想い・鑑賞・読書メモ
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 残暑お見舞い申し上げます。苦手な季節、それも大猛暑ですがなんとか乗り切れそうです。そんな風に想っていてもまだまだ油断大敵ですが。

 最近の個人的な想いは、シリア情勢と東京オリンピック招致の行方が、とても気になっています。想えばあのイラク戦争の折にも似た気持ちでした。日本は同盟国アメリカを支持し従う。今回もフランスとアメリカはシリアに軍事介入するという。結局は長年続いている欧米、白人社会、キリスト教対中東、イスラム教。そして石油問題。日本、日本人は他国からは理解し難い宗教観を持つ民族なのでしょう。八百万の神の宿る国ゆえに、神道と仏教を主とするので神様にも仏様にも手を合わせる。そんな私達は他の宗教にも寛容な国な気もします。ヨーロッパの古い歴史は戦いの歴史。ユダヤ人やロマ人、有色人種への偏見は今も根深いという現実なのでしょう。ナチスのユダヤ人への残虐行為もさることながら、かの十字軍の頃からヨーロッパではユダヤ人の迫害は行われて来た。なぜなのだろう...。どの国の人々も祖国、母国への愛がある。祖国を愛せずして、他国の異文化に理解を示すことも出来ないのではないだろうか。隣国は反日、抗日教育、運動を国家政策としてプロパガンダを続ける。親日罪なるものもあるというのだから呆れます。偏狭なナショナリズムで愛国無罪なるものも。民主党政権だからと云いながら、自民党政権に戻っても中国、韓国との関係は悪化している。新政権になれど、この二国との首脳会談はいまだに実現しそうにない。もっと毅然と日本の立場の主張を海外にすべきなのに、相変わらず云われ放題!安倍首相は靖国参拝も見送った。粛々と参拝されれば良いのに。行かずともなんだかんだと云われているのですから。嗚呼、憂国。

 シリア=悪では決してないはず。イギリス、フランス、アメリカが正義かのような中東との対立に私は冷静でいたいです。シリアにも反政府の人々がいる(元々は内紛)。その中には少年兵士も多い。200万人と云う難民の少年少女たち。幼い子供達だけは、という想いで親達が亡命させているという。テロは恐怖だし許されるものではないけれど、悪と決める対象の反抗分子は皆、テロリストなのだろうか。命懸けの抵抗運動、組織の人々はレジスタンスでもある。言葉は時にトリックのよう。国の情勢によって右派左派が逆転することも。

 こんな風に想いを巡らせていると、大好きなアンジェイ・ワイダ監督の抵抗三部作の一つ、『地下水道』の中の少女デイジーを想起しました。あの息苦しい暗闇の地下水道での日々。仲間たちの其々の気持ちも異なる。心身共に気力を失う時間の中で、同じ女性でも「もう、ここで死んでしまった方がいい」と想う人もいれば、デイジーのようにその状況下をまるで快活に過ごしているような人も。性別や年齢とは関係なく、そんな人間の頼もしさ、生き抜こう、と想う尊い気持ちに胸を打たれるようです。私はそんな少女デイジーにエールを送りながら観ていた気もします。戦争による悲劇(歴史という大きなうねり)の中でさえ、最後まで戦い、生きようとする人々が今も世界中に沢山いるのですね。さて、日本は?結局は米国追従。いまだに米国の占領下、戦後体制のままなのです。“脱却したい!”という想いが募るばかり。
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# by Claranomori | 2013-09-05 09:16 | 想い・鑑賞・読書メモ
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Velvet Moon presents
(BRIGITTE 女性ヴォーカル友の会)

Lilith Fairy 
Vol.2

9月29日(日)
場所:梅田MAMBO CAFE
大阪市北区大淀南1-1-14 2F
TEL:06-6343-8602
時間:17:30 Open / 18:00 Start

前売:2500円(1 drink&1 food or 1 sweets付)
当日:3000円(1 drink&1 food or 1 sweets付)
*前売ご予約特典:Velvet MoonセレクトCD +αプレゼント

Live:
HACO
LYRA
MIHO(Flowers of Romance)
CHOSE
CHOUCHOU

Talk:
Chouchouの女性ヴォーカル愛好トーク
司会:Chibinova ゲスト:Haco

DJ&VJ:
Team Velvet

Shop:
Velvet Moon
Siloppo

【前売予約】
前売りご予約は下記ページより事前にお申込み下さい。お名前・人数をご記入ください。前売料金にてご入場いただけます。
前売ご予約はこちらへ ←  よろしくお願いいたします。


Velvet Moon presents BRIGITTE 女性ヴォーカル友の会 『Lilith Fairy』←(各プロフィール等はこちらをご参照ください)のVol.2開催のお知らせです。「BRIGITTE 女性ヴォーカル友の会」のイベントの第二弾で、素敵な女性アーティスト方のライヴ、私の「女性ヴォーカル愛好トーク」のコーナー、今回も、私もライヴで詩の朗読と歌も歌わせて頂きます。素敵な手作り小物作品のSiloppoさん、Velvet Moonの物販ブースもございます。女性アーティストの方のご出演を募集いたします。当日、私chouchouやスタッフにお問合せくださっても結構です。暑い夏が終わり芸術の秋へ。ラウンジ感覚でまったりと楽しいパーティーになれば幸いでございます。皆様、お気軽にご参加くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします♪
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# by claranomori | 2013-08-23 18:09 | お知らせ
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★アンジェイ・ワイダ(Andrzej Wajda)はポーランドを代表する国際的監督かつ脚本家で、1926年3月6日、ポーランド東北部のスヴァウキ生まれの現在87歳。1950年代から今日に至るまで、ポーランド映画を牽引して来られたお方。1953年、ウッチ映画大学を卒業。翌年『世代』で映画監督としてデビュー。1950年代末から1960年年代初めの、アンジェイ・ムンク、イェジー・カヴァレロヴィチらと並んで、所謂「ポーランド派」の旗手的存在となる。

反ソ連、反共産主義、レジスタンスを圧倒的映像で描き出した『世代』『地下水道』『灰とダイヤモンド』は、「抵抗三部作」とも呼ばれるもの。1980年代初頭には「連帯」運動との関連の『大理石の男』『鉄の男』、その他『約束の土地』『ダントン』『コルチャック先生』『パン・タデウシュ物語』『カティンの森』など。また舞台監督でもあり、坂東玉三郎主演の『ナスターシャ』の舞台演出と映画化。アンジェイ・ワイダは青年期から、日本の古典芸能や美術などの影響が大きいと語る親日派監督で、1987年には「京都賞(思想・芸術部門)」受賞。その賞金を基に日本美術技術センターを、ポーランドのクラクフに設立、開館。

ワイダ監督は、名誉と義務を重んじる軍隊的伝統の家庭に生まれ、そのような環境の下に培われた祖国に対する愛国心と道徳観を胸に1939年の戦争に突入した、と語っておられる。激動のポーランドを生きて来たワイダ監督ならではの言葉と映像には、やはり体験者、行動するものとしての重みがあります。第二次世界大戦期の占領下時代、戦後の社会主義政権時代、1989年の「連帯」大勝利から始まる民主化時代、そしてEU加盟に至る現代を、ポーランド人として、映画人として、また1989年にはポーランド議会の上院議員にもなられた。

1996年には、第8回高松宮殿下記念世界文化賞(演劇・映像部門)受賞。2000年には、世界中の人々に歴史、民主主義、自由について芸術家としての視点を示した業績を称えられ、第72回アカデミー賞名誉賞を受賞。2010年12月6日には、メドベージェフロシア大統領から友好勲章を授与されました。

映画監督にとって政治映画を作る際の最大の問題は、検閲の介入を容認するかどうかということではない。大事なのは検閲そのものを無効にしてしまうような映画を作ることなのだ。

ポーランドにあっては、芸術家はいい加減な映画を撮るべきではないと思っています。わが国の芸術はいつも社会的関係を有しており、芸術家は国家の状況、とりわけ政治・社会状況について語る義務があります。

- アンジェイ・ワイダ -

●代表作●
菖蒲 (2009) 監督/出演 
カティンの森 (2007) 監督/脚本 
パン・タデウシュ物語 (1999) 監督/脚本 
聖週間 (1995) 監督/脚本 
ナスターシャ ~ドストエフスキー「白痴」より (1994) 監督/脚本 
鷲の指輪 (1992) 監督/脚本 
コルチャック先生 (1990) 監督/脚本
パリ・ストーリー (1988) 監督 
悪霊 (1987) 監督/脚本 
愛の記録 (1986) 監督/脚本 
ドイツの恋 (1983) 監督/脚本 
尋問 (1982) 製作総指揮 
ダントン (1982) 監督/脚本 
鉄の男 (1981) 監督 
ザ・コンダクター (1980) 監督 
ヴィルコの娘たち (1979) 監督 
麻酔なし (1978) 監督/脚本 
大理石の男 (1977) 監督 
THE DEAD CLASS/死の教室 (1976) 監督 
約束の土地 (1974) 監督/脚本 
婚礼 (1973) 監督 
白樺の林 (1970) 監督 
戦いのあとの風景 (1970) 監督/脚本 
蝿取り紙 (1969) 監督 
すべて売り物 (1968) 監督/脚本 
灰 (1965) 監督 
二十歳の恋 (1962) 監督 
夜の終りに (1961) 監督 
灰とダイヤモンド (1957) 監督/脚本/原作 
地下水道 (1956) 監督
世代 (1954) 監督

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●偶然テレビで観たワイダ映画の初見は『地下水道』でした。リアルタイムな映画館での鑑賞は『ドイツの恋』でした。その頃、私はまだ10代でどちらの作品もよく分からないものでした。それでも、心に突き刺さった何かはその後ずっと。そして、歳月と共に、私の大好きな映画監督のお一人だと強く想えるようになりました。私が芸術と政治を切り離せないのは、アンジェイ・ワイダ氏の50年代から今日までの歩み、石原慎太郎氏の50年代から今日までの歩みは、その存在や言葉のみならず、稀なる激動の時代を生きて来た強い体験を抱きながら、現実の社会に関与して行くという行為に、崇高なる反骨精神を見るからでしょうか(批判する人々は書きっぱなしで責任も実務も伴わないのですから)。

アンジェイ・ワイダと石原慎太郎の両氏は、1962年のフランソワ・トリュフォー監督が企画したオムニバス映画『二十歳の恋』に、ポーランド、日本から監督作品参加されています。想えば、両氏共に絵も描かれます。私はコスモポリタンな思想の芸術家よりも、やはり母国、祖国愛が、国家がご自身の中にしっかりとあるお方に憧憬を抱きます。またそれは敬意という言葉と共に学びとなっている過程でもあります。後の世代の者ながら、このような稀有な方々にはいつまでも長生きして表現を続けて頂きたいと願っています☆
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# by claranomori | 2013-08-12 11:09 | 大好きな映画監督
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★ピーター・アシュワース(PETER ASHWORTH)は英国の写真家でデザイナー。生年月日は不詳ですが、80年代のNewWave系、殊に耽美派ロック系のアーティストとの交流、作品も多く手掛けています。私が最初に印象強く気に入ったアルバム・ジャケットは、ユーリズミックスのコニ―・プランクがプロデュースした1stアルバムでした。ヴィサージも今も好きです。マーク・アーモンド(マーク&ザ・マンバス)やガジェッツの作品等ではミュージシャンとしても参加されていたそうです。


☆麗人!アニーがお美しい!Eurythmics - Never Gonna Cry Again☆

一番の上のお写真はプリミティヴズの3rdアルバムなのですが、このジャケットも大好きです!キュートなトレイシー嬢が髪をブロンドに戻し、真っ赤な薔薇のお花の中に埋まっていて綺麗なので。どの作品も鮮やかな独特の色使いです。上からプリミティヴズ、ユーリズミックス、ビル・ネルソン、モリッシーです。モリッシーはオスカー・ワイルドの御本に囲まれています。この噎せ返るような世界!好き嫌いの別れそうな感覚ですが、私はジャン・ジュネの文学を知った折の印象を強烈に憶えていて、やはり好きな世界の一つのようです。

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# by claranomori | 2013-08-06 23:05 | 耽美派少女の愛した音楽
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わたしは、ひとりの時間が好きです。
自分勝手だと思われてもいいの、
子どもが家を出て行き、
二度と一緒に住みたがらないと言って淋しがっているお母さん達。
ちょっと周りを見回してごらんなさい。
やろうと思えばできる楽しいことが、たくさんありますよ。
人生、長くはないんですもの。
うかうかしていると、何もできないうちに終わってしまうわ。

ターシャ・テューダー
引用: 『思うとおりに歩めばいいのよ』 - 「幸福とは、心が充たされること」 - より

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★ターシャ・テューダー(Tasha Tudor:1915年8月28日~2008年6月18日)はアメリカのマサチューセッツ州ボストン出身の、絵本画家、挿絵画家、園芸家、人形作家でもあります。92歳で他界され早5年が過ぎましたが、これからの私の人生に、何らかの希望の光を与えてくださる大好きなお方のお一人に想っています。

みんなが本当に欲しいのは、物ではなく心の充足です。
幸福になりたいというのは、心が充たされたいということでしょう。

今回引用させて頂いたお言葉は、ターシャ・テューダーが87歳の折のもの。自分の時間を愛し、広大なお庭での自給自足生活。この晩年期にさえ、「思うとおりに歩めばいいのよ」とおっしゃるターシャ・テューダーの自由な精神の尊さ。与えられた自由ばかり欲する心とはかけ離れた、もっと崇高で強靭な精神。そこから自由を享受する、そんな「自由」という人間の尊厳を私はどうしても考えてしまいます。そして、心の充足を得るためには、不自由であらねばならない、のだとも想えます。

どうしたものか、先月のイベントから朗読と歌の活動も始めました(次回は9/29・日です)。何故?何故?ばかりの心に出来るだけ無理のないように向き合いながら、私のこの先の人生を歩んでゆけたら...と。愛する美しきものたちへのオマージュ、そして私自身が、私の心なるものとしっかりと向かい合って生きて行きたい想いゆえに。

義父母の闘病を毎日見守る中、私が娘として得られるものの尊さを痛感している日々です。この世に生まれて来たこと、愛しき両親や家族、愛犬、友人たちへの感謝の気持ちもひしひしと。そんな想いが我が国、日本を想うことにも繋がるようにも感じているところです。
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# by claranomori | 2013-08-02 08:02 | 往還する女と少女
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Velvet Moon presents
(BRIGITTE 女性ヴォーカル友の会)

Lilith Fairy

7月14日(日)
場所:梅田MAMBO CAFE
大阪市北区大淀南1-1-14
時間:17:30 Open / 18:00 Start

前売:2500円(1 drink&1 food or 1 sweets付)
当日:3000円(1 drink&1 food or 1 sweets付)
*前売ご予約特典:Velvet MoonセレクトCD +αプレゼント

Live:
HACO
アリスセイラー
メルヘソ
LYRA

Talk:
Chouchouの女性ヴォーカル愛好トーク
司会:HAIKARA ゲスト:HACO

おまけライヴ(番外)
CHOUCHOU:詩と歌
少女愛惜~愛しき女(ひと)達へ

DJ&VJ:
Team Velvet

Shop:
Velvet Moon
メルヘソ

【前売予約】
前売りご予約は下記ページより事前にお申込み下さい。お名前・人数をご記入ください。前売料金にてご入場いただけます。
前売ご予約はこちらへ ←  よろしくお願いいたします。


Velvet Moon presents BRIGITTE 女性ヴォーカル友の会 『Lilith Fairy』←(各プロフィール等はこちらをご参照ください)を定期的に開催いたします。「BRIGITTE 女性ヴォーカル友の会」でのイベントは今回初めてなのですが、素敵な女性アーティスト方のライヴ、私の「女性ヴォーカル愛好トーク」のコーナー、何を勘違いしたのか?今回、私もおまけライヴで詩の朗読と歌もちょこっと歌ってみます。Velvet Moon、メルヘソの物販ブースもございます。女性アーティストの方のご出演を募集いたします。当日、私chouchouやスタッフにお問合せくださっても結構です。夏の日のラウンジ感覚でまったりと楽しいパーティーになれば幸いでございます。どうぞ、お気軽にご参加くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします♪
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# by Claranomori | 2013-06-19 22:09 | お知らせ
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★フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh:1853年3月30日~1890年7月29日)。ゴッホはオランダ出身の後期印象派の画家で、死期迫る中でも描き続けたお方です。ゴッホの作品は幾つかの時期に分けられるようですが、この19世紀末の最晩年、1890年の『花咲くアーモンドの枝』はとても好きな絵画です。アーモンドのお花を知ったのもこのゴッホの絵からでした。桜にも似たバラ科の一種です。ゴッホは精神的病に侵されながら、極度の困窮の中でも描き続けて亡くなりました。どんな想いがこの絵に託されているのだろう...と百数十年以上も前の絵を眺め想います。この絵にはジャポニスム(ジャポニズム)の影響も濃く感じられます。当時のヨーロッパに影響を与えた日本文化を外国の作品から感じることができる、そんな世界に遭遇すると何故か嬉しくなります。

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# by Claranomori | 2013-06-02 04:09 | 19世紀★憂愁のロマンと美
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★ペニー・スミス(Pennie Smith:1949年生まれ)はイギリスはロンドン出身の女性写真家。詳しくは知らないのですが、私は音楽雑誌のザ・クラッシュやパティ・スミスなどのグラビアで惹きつけられ、この写真家の名を覚えるようになりました。アルバム・ジャケット等も多数手掛けておられ、70年代後半のあの英国でのパンク旋風、ミュージシャンをモノクロームな世界に刻み残された。それ以降現在もご健在です。ザ・クラッシュ、各メンバーのお写真は多数撮られています。昨日、・ザ・クラッシュの『ロンドン・コーリング』のジャケットの思い出を少し作業の合間に日記に記しました。その余韻が今朝も残っているもので、此方にもペニー・スミスの撮ったお気に入りのお写真を数枚掲載させて頂こうと思います。上から、パティ・スミス、デビー・ハリー(デボラ・ハリー)、ジョー・ストラマー、ザ・クラッシュです。その当時を知らないけれど、あの時代に想いを馳せることはできる気がします♪
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# by claranomori | 2013-05-11 08:19 | 耽美派少女の愛した音楽
b0106921_14532712.jpg★豊島与志雄は(1890年:明治23年11月27日~1955年:昭和30年6月18日)は、福岡県朝倉生まれの小説家、翻訳家、仏文学者、児童文学者。殊にユゴーの『レ・ミゼラブル』やロマン・ローランの『ジャン・クリストフ』の翻訳家として有名なお方。大正期から作家として活躍していた豊島与志雄は、自然主義やリアリズムや私小説な形式に飽き足らず、実験性に富んだ作風で知られていたが、戦中から「近代説話」と称した説話体に象徴的、或いは神秘的な物語をはめ込む小説話法を試みていた。敗戦後の1946年、一気に鬱積していたものを発散するかのように、毎月「近代説話」の副題の短編を発表してゆく。この『白蛾』はその中の一つで代表作でもあると思います。初出は1946年2月、生活社より刊行。けれど、作家としてだけでは生活できず、教師としても働き、長年困窮生活であったそうです。

『白蛾』は一種の焼け跡小説であり、豊島与志雄ならではの幻想文学でもあると思います。焼け跡の菜園に東京の農村化をみる。村育ちの少年時を中年期の今、焼け跡暮らしに幻視する。比較的空襲の被害の少なかった谷根千(谷中・根津・千駄木)の谷中墓地にまだ五重塔があった(後に放火により焼失)。この五重塔の下で主人公の岸本と美津枝は逢引きをし一夜を過ごす。美津枝は岸本が通勤の折に見かけ惹かれていた女性である。一週間後に再会の約束をするが彼女は現れない。

浅草で空襲に逢い、良人やその両親を失い、自分も危うく死ぬところでしたが、不思議に怪我一つしないで助かり、今は知人の家に間借りして、兵隊として南方に行ったまま消息不明の弟を待っている

美津枝の境遇はこのように語られている。この当時の日本での間借り生活は普通のことで、二家族三家族が雑居生活の家はざらであったのです。待っても現れないので、その彼女の間借りの家を男性は訪ねる。そこの善良そうな老人は語る。

「まったく、籔から棒の話で、私共でも驚きましたよ。もっとも、あのひとは、ここが少し・・・。」
老人は人差し指で額を叩きました。
「少し変でしてね、時々おかしいことがありましたよ。静岡へ行く少し前など、毎日、ひどくおめかしをして出かけましたが、或る晩は、夜更けに戻ってきて、なんだかしくしく泣いているようでした。それが、ふだんは正気なもんで、はたからは何のことやらけじめがつきませんでね。元からあんなじゃなかったんでしょうが、いろいろ不幸が続いたもんですから・・・・・気の毒でしてね。」

この女性は戦災で頭がおかしくなった白痴美のお方で、今の境遇から連れ出してくれる人を毎日五重塔の下で待っていたのです。白蛾は女性の神秘的な比喩としての描写でしょうか。嘗てお世話になったお千代という女性と美津枝が重なり合う幻視的な心模様。戦中戦後の激動の中で生きた人々の姿を想うことが好きな私は、この美津枝さんが好きです。また自責の念に捉われ、さらに美津枝さんをいとおしく思う岸本さんの心も。

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●戦後GHQ占領期日本● 
(昭和21年:1946年2月) 覚え書き

第一次農地改革を実施
軍人恩給停止(53年に復活)
マッカーサーがGHQ民放局に憲法草案の作成を指示
(三原則は象徴天皇、戦争放棄、封建制度の廃止)
天皇陛下の全国巡幸が開始される
タバコ「コロナ(10本入り10円)」が発売
東京宝塚劇場を「アーニーパイル劇場」と改称
玄洋社など45団体に対し、軍国主義・超国家主義として解散命令
東京の山手線でGHQ専用車両の運行開始
公職追放令公布
アメリカ映画「春の序曲」「キュリー夫人」が、戦後はじめて封切られる。
(入場料10円 *邦画は3円)

※日本の歴史に於いて、初めて、唯一の、この7年弱(昭和20年:1945年8月~昭和27年:1952年4月)と云う連合軍(GHQ)による占領下という時代。この時期は検閲も厳しい中、作家たちは貧しい紙に筆を走らせた。その中から得られるものは尊いと思います。「戦後体制」は未だに続いている。脱却するにはやはり当時の事を知りたいのです。戦後68年、決して遠い時代のことではない。その時代を体験している方々もまだまだご健在です。日本の近代史、現代史を学ぶこと無くして、今の鬱積した国内の問題、これからの日本、諸外国との関係などを考察することはできない、そのように感じます。なので、自分の器内で読んだり観たり聞いたりして、考えてゆきたいと思います。
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# by claranomori | 2013-05-04 15:33 | 愛の花束・日本の抒情
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★久しぶりの私的少女音楽は、ワンダ・サー(WANDA SA)の『ヴァガメンチ(VAGAMENTE)』 。1964年のまだ10代の終りに録音されリリースされたソロ・デビュー・アルバムです。セルジオ・メンデスのブラジル'65のヴォーカリストとしても人気を博していた、ボサノヴァの妖精と愛されていたお方。けれど、エドゥ・ロボとご結婚され一時引退。今は復活され現役として活動されています。ワンダはヴァンダでもあります。決して美声とは云えないけれど、ビブラートのかからない掠れたお声が絶妙なのです。

ワンダ・サーの甘すぎず愛らしいお声が好きです。また、ブラジル音楽やボサノヴァ特有の哀切漂う、サウダージと呼ばれる、ノスタルジーともまた異なる、ポルトガル語の語彙の深さを感じ想うのが好きです。語感、言葉、言語というものは其々のお国にあるもの。それらは大切なものなので、侵略され奪われてしまうという悲劇も起こるけれど、本来保たれるべきものだと想います。日本語がすべて英訳不可能なように(TPP及び英語の公用化反対!っと)。

愛する悲しみ(tristeza de amar)

悲しみよ 飛んで行け
愛する辛さも 飛んで行け
愛する人のいない者は
行く場所がない
人生はずっと
果てしない苦しみの回廊
さあ
旅立ち 苦しみ そして微笑む者のために
悲しみは 愛ゆえだけではないのだから



アルバムタイトルの「ヴァガメンチ」も日本語だと「淡い思い出」という感じで、アルバム全体に漂うもの、それらがサウダージという深いものなのだろうと想います。ただ思い出を懐かしむ、というのでもなく、故郷や家族、友人たちのいる風景へ、郷愁、慈しみ、そして憧れ...そんな心象風景を感じる、ポルトガル語の歌が好きです♪
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# by Claranomori | 2013-05-02 05:00 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
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Velvet Moon presents
SPECIAL ANNIVERSARY PARTY
for Momus 30 years and Velvet Moon pre-20 Years

Velvet Moon presents 『Momus デビュー30周年 スペシャルパーティー』


2013年4月28日(日)
at 梅田 MAMBO CAFE
大阪市北区大淀南1-1-14

Open 16:30  Start 17:00

前売 2500円 (1ドリンク付)
※前売ご予約特典:Velvet Moon Select CD + α ♪
当日 3000円 (1ドリンク付)


Live:
MOMUSMCCLYMONT
Momus with David Mcclymont(ex-Orange Juice)

Les Cappuccino
アリスセイラー
Silent Head
山本眞奈美
Vesper beater
Lyra


DJs & Staff
Teat Velvet

Sweets
Pet de nonne

Shop
Velvet Moon

主催:RECORD&CD SHOP VELVET MOON

●前売予約●
件名「Momus デビュー30周年 スペシャルパーティー」で、お名前・人数等をご記入ください。
前売料金にてご入場いただけます。
前売りご予約はこちらへお申込みください。 

『Momus デビュー30周年 スペシャルパーティー』前売受付中!

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MOMUSMCCLYMONT: Oxygène Liquide

☆『Momus デビュー30周年 スペシャルパーティー』☆
皆様、いつも大変お世話になっております。当店Velvet Moonはオープンから19年を迎え20年目に突入いたしました。今月4/28(日)にモーマスのキャリア30周年をお祝いさせて頂くイベントを開催いたします。モーマスは心斎橋のお店にもご来店くださったり、幾度も企画イベントにご出演くださったりとお世話になっています。

そのMomusはバンドThe Happy Familyとしてのデビューからソロ活動のキャリアが30年を迎えました。2012年に元ORANGE JUICEのメンバーDavid McClymontとのコラボレーションによるアルバムもリリース。今回はなんと!そのDavidも来日し、MOMUSMCCLYMONTとしてライブを披露してくださいます。とっても楽しみです!

また、今回の『Momus デビュー30周年 スペシャルパーティー』にご出演&ご協力くださる皆様、会場のマンボ・カフェ様に大変感謝しております。当日はライヴ中心となりますが、フランス菓子のブース、当店の販売ブースもございます。DJやカメラ等のスタッフはチーム・ヴェルヴェットです。ずっとお世話になっている方々です。いつもありがとうございます!GWの最中でご多忙だと思いますが、どうか是非ともご参加くださいませ♪

★ご出演くださる各アーティストはこちらをご覧ください → 各アーティスト・プロフィール等

追加・変更情報は随時お知らせさせていただきます。
私の個人的に好きなモーマスやオレンジ・ジュースのアルバム、愛しき80年代音楽との出会いなども此方で追々、綴ってみたいと想います。
どうぞよろしくお願いいたします!

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# by Claranomori | 2013-04-06 09:34 | お知らせ