あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


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わたしは、ストーリイ・テラーとしての石原氏の才能を買っている

by 澁澤龍彦

 ちょっと久しぶりの更新となりました。情けない脆弱な胃腸障害は生まれつきらしくノウハウも得て来たつもりですが、時折どうしようもなく乱調を来たすのです。けれど、質素なお食事でも"美味しい!"と想えることに感謝しています。東日本大震災から一年経た今も、まだまだ仮設住宅での不憫な生活を続けておられる方々が沢山居られるのですから。最近、もう嫌でしかたのない言葉となりそうな"絆"。本来とても好きな言葉であるので複雑な想いながら。共同体や連帯という日本人の嘗てあった美徳は平和ボケの間に薄れてしまい、遂には失われてしまうのだろうか...否、そんなことはない、と希望を捨てることもできない。

 今の同時代を生きる「私の好きな日本人」を想う。どうした訳か、石原慎太郎氏が大好きになってしまったのです。急なことでもないのですが、この平成に入ってからの間に少しずつ気になって行った。私は関西人なので石原慎太郎東京都知事としてよりも、子供の頃の記憶や両親との会話、三島由紀夫や小林秀雄、江藤淳...という文学的な流れの政治家として。政治にはまったく無関心であった私。所謂「ノンポリ」「シラケ世代」「新人類」などと呼称される世代で、殊に私は。弟さんの石原裕次郎はテレビの刑事ドラマのボス役で、山さんとの何とも云えぬ無言の友情のようなものに胸がドキンとしていた。いつの日だったか、母が「裕次郎より慎太郎の方が好きやわ」と、「太陽族」というブームメントの頃のこと、その他なにやらお話してくれた。その当時、石原慎太郎は自民党の国会議員時代で、私は政治家だと知っていたけれど作家でもあることは知らなかった。そんな時代からずっとなにか気になる存在であったのだろう。興味のある人物であり続け次第に好きになって今に至るという感じだろうか。

 思えば文壇デビューの1955年から2012年の今、57年という半世紀以上の年月。デビュー時から石原文学は賛否両論で物議を醸し出し、その後のあの田中角栄全盛時の自民党政府、金権政治と派閥争いの恐るべき世界に、空前の300万票を得て当選した若き文壇からの政治家であった。石原慎太郎は派閥に属することなく、かの"青嵐会(せいらんかい)"と自ら名付けた自民党内、メディアからバッシングされる若きタカ派の同志たちと活動していた。今もアンチ石原が多く言葉の揚げ足を取られてはバッシングされ続ける存在。こんなに叩かれ続け、称賛と批難の現役は戦後の日本で見渡しても石原慎太郎しか居られない。人間、誰でも好き嫌いはあるけれど、私は苦手な人でも部分的な肯定と否定をするように心がけている。ゆえに、右派だの左派だのとはっきりした線引きもできない今の保守や革新云々には大して興味はない。嘗て(戦前)の左派は好きだったりする。そんな人々が喧々諤々と議論し合っていた時代と今は違う。そんな時代を生き、今も気概を持ち続ける石原慎太郎というお方はいったい何だろうとも想う。先日、吉本隆明氏がお亡くなりになった。右でもなく左でもなかったお方だと感じていたけれど、都知事の会見でも認識できたようだった。

 石原慎太郎を軸に文学や映画が連なる。かのジャン=リュック・ゴダールやフランソワ・トリュフォーにも影響を与えたデビュー作『太陽の季節』や『狂った果実』はヌーヴェル・ヴァーグの先駆とも云われている。何で読んだのか想い出せないけれど、"弟のためなら何本でも脚本を書くよ"というような言葉や、野坂昭如氏との対談の中での、最も大事なものはという流れで野坂氏は「命」と仰った。石原氏は「僕はそこは少し違うんだなあ。時には命より大切なものがあると思う」とその言葉が気になって何十年か経た後、その「時には命よりも大切なもの」とは「自由に裏打ちされた石原慎太郎という人の中にある国家である」のだと今想う。お二人とも昭和一桁生まれで戦後中学生くらい。私の両親とも近い世代ゆえに、戦争には行っていないけれどあの敗北、戦後の焼け野原、GHQ占領下の少年少女たちである。私の世代とは違いすぎる。けれど、世代は継続され繋がり合っていて断ち切ることなどできない。私の甥は石原裕次郎は知らず、石原慎太郎は知っているのです。私の両親の世代、その下の団塊世代、そして私達のシラケ世代、そして今の若き世代。また石原慎太郎が『太陽の季節』を書いた1955年は自民党結党の年でもある。その自民党での勤続25年、その日に自民党と決別された。

 思春期や青春期は大人や社会に対して反抗的な想いを抱くもので、あの戦後の日本の「怒れる若き世代」のような『太陽の季節』と共にセンセーショナルに文壇に登場し、今は政府の閣僚よりも海外からの招待が多いと云われる、日本の首都、石原慎太郎東京都知事である。立川談志師匠の言葉にもあったけれど、総理大臣になってほしいと願う一人です。そして、その国政復帰でまたバッシングは付き纏うでしょうが。57年もの間、第一線で活躍し続ける石原慎太郎。バッシングは山のように存在するようですので、敢えて私は称えることをしたいです。そんなことを想って色々読んだりしていると、新鮮な言葉に多数出会えるのです。石原氏は10代の頃からフランス文学好きで、実存主義哲学に傾倒されていたようで、ご本人の言葉の中にもフランス文学に関することも多く嬉しくなります。

 まあ、書物は今も書き続けて居られ多数あるのでなかなか読破できませんが、気に入ったものを書き留めてゆきたいと想います。上記の澁澤龍彦氏の言葉は、石原慎太郎の『行為と死』の書評より。気になる箇所があるもので再読し、また、もう少し追記いたします。
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by Claranomori | 2012-03-30 11:19 | 想い・鑑賞・読書メモ
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何か大切なものを
忘れてきたような気がして
ときどきふっと
少女にもどりたくなるときが
あります

詩:イソ・ヒロミ

★イソ・ヒロミとはPHP編集部のペンネーム。牧野鈴子とは昭和26年3月24日生まれ、熊本県出身のイラストレーター、画家。80年代初めに出版された絵本のような詩集をいくつか買った。牧野鈴子さんのお名前は他にも好きで買っていた雑誌などでも拝見するようになった想い出深いお方のおひとり。80年代前後...どうしても往来する蒼い刻。そんな時を共にして来た、結構色褪せてきた小さな書物やレコードたち。映画や音楽、本や画集を眺めることが大好きで今に至る。"なんとなく気になるなっ"という感覚だけを頼りに手にしてお店のレジへ向かう。私はあまり立ち読みが好きでなくてゆっくり読みたいと想うもので、その分だけ帰り道の楽しみも味わえたように想う。この詩を読んだ折は10代の子供で大人になりたくない気持ちが強固であった頃。今の私がこの詩を再び読む。少女であった頃は「少女」よりも少女でなくなる年齢や社会というものへの抵抗が大きく心を占めていた。今の私、「何か大切なもの」を想うとこうした私という小さな軌跡を訪ねると出会える気がするのです。戻れることなどなく、けれどあの刻に私の核なるもの、格たる大切な何かを見つけにゆくことならどうにか♪

流れ
流れて
流されて
時は白紙で
消えていく
あせりが
白紙を
にらんでる

詩:イソ・ヒロミ 挿絵:牧野鈴子


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by claranomori | 2012-03-20 23:27 | 愛の花束・日本の抒情・文学
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★アルトゥル・シュニッツラー(Arthur Schnitzler:1862年5月15日~1931年10月21日)は、オーストリアの小説家、劇作家であり医者でもある。その医者であったことが作品中で恋愛、愛欲の心理と分析の描写、繊細でメランコリックなウィーン世紀末とデカダン的な憂愁の美が漂うように想います。新ロマン主義作家と位置づけされてもいます。
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アルトゥル・シュニッツラーの1900年の戯曲『輪舞』の映画化されたものを二つ観ています。どちらもフランス映画で、豪華かつ美麗な役者方が揃っています。随分前にテレビで観たのが最初で、回転木馬の場面がとても印象強く残ったものでした。どちらも愉しめますが1950年のマックス・オフュルス監督作品の方が1964年のロジェ・ヴァディム監督作品よりも好きです。でも、モノクロ映画とカラー映画、やはり共にスター揃いなので魅入ってしまいます。

タイトルの『輪舞』あるいは『ラ・ロンド』のように恋愛劇を対話風に描き、最初の娼婦と兵隊から最後の士官と娼婦と連鎖しながら10人の男女が結局は一回りするというもの。マックス・オフュルス監督版ではお話を繋ぐ狂言回し役をアントン・ウォルブルックが演じておりますが、ロジェ・ヴァディム版にはこの役はありません。その点でもやはり狂言回し役の存在するマックス・オフュルス版の方が好きだと想えます。アルトゥル・シュニッツラーのこの戯曲は当時公演中止になっています。不道徳だということだったのでしょう。時代が移り変わり男女の恋愛模様も随分様変わり。シュニッツラーも戯曲中でやや皮肉を込めながらも軽妙にお話を進めてゆくようです。どうです、このダニエル・ダリューのお美しさ☆
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【配役】1950年マックス・オフュルス版
狂言回し:アントン・ウォルブルック
娼婦:シモーヌ・シニョレ
兵隊:セルジュ・レジアニ
小間使い:シモーヌ・シモン
若主人:ダニエル・ジェラン
人妻:ダニエル・ダリュー
夫:フェルナン・グラヴェ
売り子:オデット・ジョアイユー
詩人:ジャン=ルイ・バロー
女優:イザ・ミランダ
士官:ジェラール・フィリップ

輪舞/LA RONDE
1950年・フランス映画
監督:マックス・オフュルス
原作:アルトゥール・シュニッツラー 『輪舞』
脚本:マックス・オフュルス、ジャック・ナタンソン
撮影:クリスチャン・マトラ 音楽:オスカー・ストラウス
出演:ダニエラ・ジェラン、シモーヌ・シニョレ、ダニエル・ダリュー、アントン・ウォルブルック、セルジュ・レジアニ、ジャン=ルイ・バロー、イザ・ミランダ、ジェラール・フィリップ、シモーヌ・シモン、オデット・ジョワイユ

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【配役】1964年ロジェ・ヴァディム版
娼婦:マリー・デュボワ
兵隊:クロード・ジロー
小間使い:アンナ・カリーナ
若主人:ジャン=クロード・ブリアリ
人妻:ジェーン・フォンダ
夫:モーリス・ロネ
売り子:カトリーヌ・スパーク
詩人:ベルナール・ノエル
女優:フランシーヌ・ベルジュ
士官:ジャン・ソレル

輪舞/LA RONDE
1964年・フランス映画
監督:ロジェ・ヴァディム
原作:アルトゥール・シュニッツラー 『輪舞』
脚本:ジャン・アヌイ
撮影:アンリ・ドカエ 音楽:ミシェル・マーニュ
出演:マリー・デュボワ、ジェーン・フォンダ、ジャン=クロード・ブリアリ、アンナ・カリーナ、モーリス・ロネ、クロード・ジロー、カトリーヌ・スパーク、ベルナール・ノエル、フランシーヌ・ベルジェ、ジャン・ソレル、ヴァレリー・ラグランジェ、マリナ・ヴラディ


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by claranomori | 2012-03-17 23:01 | 文学と映画★文芸・史劇
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モンマルトルが好き。
ひびが入り、漆喰が剥げ落ちた壁には味があるじゃない。
建物の中から、今にもエディット・ピアフが出てきそう。
散歩していて、古い建物を見つけるとうれしくなる。
古いものに惹かれるから。
そして、この建物には、昔どんな人が住んでいたんだろう、
なんて想像するのは楽しいもの。
やっぱり、時間に磨かれたものには魅力があるわ。
だからアンティークはいい。
ここには、古い建物がいっぱい残っているから、
モンマルトルを散歩するだけで、わくわくしてくる。

フジ子・ヘミング 『我が心のパリ』 より

★フジ子・ヘミングのエッセイ『我が心のパリ』の中にはパリでの生活の様子が、素敵なお写真と言葉で綴られている。私は古きを訪ね其処から学ぶことが好きなので、年々今という時代とのズレを感じながらも、心のときめくものへと向かう。我が国日本の美、そしてやはり欧州の古い歴史、複雑な重い歴史を想うことが好きです。パリであれロンドンであれ、時に何百年も前の言葉や絵画に出会うことも多い。文明の変化はあれど、変わらぬもの、まったく古く感じない不思議な時間の往来がある。その中で、失いつつある、既に失われてしまったのかもしれない美に出会うと心が奮える。

雨の日が好き。白い花、特に百合が好き。
好きな時間は午後の四時。
夕陽がさしてきて、それがずっと消えるのがいい。

フジ子・ヘミングは1932年12月5日生まれなので今年80歳になられる。激動の時代、その人生ゆえに、言葉はより胸に響く。この『我が心のパリ』の中には好きな言葉がいっぱいで清々しい。世界的に活躍されるピアニストながら、日本での人気のブレイクは90年代以降。私も著作から知ったのです。読むと必ず私の心を代弁してくださる言葉がある。"よし、頑張ろう"という気持ちよりも、光と安らぎを得ながら、"ああ、人生は孤独であるがゆえに素晴らしいのだな"って。フジ子・ヘミングというお方のように強靭かつ自由な精神を私は持ち得ていないけれど、自由である為には孤独を引き受けなければならない。自由という言葉は陳腐にもなるけれど、本来は崇高で美しいものに想うのです。ただ、その代償は途轍もなく大きいとも。現実の悲惨さ、残酷さをこれでもかと。最近は「絆」という言葉さえ、何だか分からない。私は日本でこれからも生きてゆく。古き日本の歴史、文化、日本人の心、美徳というものを大切にして残された人生を共にしたいと、不思議の国或いは果てのないロマンの旅路を光と共に♪


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by Claranomori | 2012-03-15 22:11 | 詩人・作家・画家・芸術家
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ルル・ゲンスブール
~ Tribute to Serge Gainsbourg ~


場所:ビルボード大阪 → 地図はこちらです♪

●開演(2回公演)●
1st 18:30
2nd 21:30

父親譲りの渋い歌声と洒脱な音楽性、フレンチ・ポップ最高の貴公子が登場。
その名の通り、昨年没後20年を迎えたセルジュ・ゲンズブールの末息子(母はモデル/歌手のバンブー)であるルル・ゲンズブール。デビュー作では父親の残したフレンチ・ポップの名曲の数々を、ルーファアス・ウェインライト、ジョニー・デップらの豪華ゲストを迎えて再演。父親譲りの渋い歌声と洒脱な音楽性を持つサラブレットの初公演にご注目を。 
ビルボード大阪のサイト より)

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昨日の「シークレット・ゲンスブール・パーティ ~ルル・ゲンスブールを迎えて~」とっても楽しかったです。平日の寒い中、お仕事の調整などをしてまでお越しくださった皆様ありがとうございました。長年お世話になっている出演者やスタッフ、友人たちと過ごせた幸せなひとときでした。ルル・ゲンズブールとライブのメンバー方、皆さんフレンドリーで素敵でした。そして、今夜は大阪2DAYSのビルボード大阪でのライヴの日です。今夜も昨夜ご一緒だった皆様とまた会場でお会いできます。私はとてもセルジュ・ゲンスブールが好きなので、どうしてもルルのことをセルジュの息子さまだから、という気持ちが強いのだと想えます。でも、セルジュ・ファミリーにはやはり特別な想いがあり、殊にシャルロット・ゲンズブールは今も私の少女イコンのお一人で、ルルのお母さまであるバンブーも大好きなのです。そして、ジェーン・バーキンは常に私の音楽的衝撃の年であった、あの16歳、17歳という時期に聴き入っていたレコードとの時間。そして、出演されている映画を追うようになって行きました。ルル・ゲンスブールはまだお若く、歌手として本格的にデビューされたばかり。その今のルルに昨日と今日と大阪でお会いできることは光栄なこと。ジョニー・デップやヴァネッサ・パラディとは親交が深いそうです。ルルのこれからの活躍がやはり気になりますし応援させて頂きたいです。いつまでも、セルジュ・ゲンスブールの息子という肩書は血の絆。アーティストとしては偉大過ぎる父はいつまでも誇りであり大きな壁でもあるのかもしれません。でも、私はゲンスブール・ファミリーが大好きなのだと、分かっていることでしたが今の私の心が再度深く確認したような感じです。

そして、昨夜お会いできなかった幾人もの方が「頑張ってくださいね」とメールをくださった。私が何故DJなどという音響のお手伝いにお誘い頂けるのかもさっぱり分からないのです。下手ですし知識も乏しいのですが、それでもいつもお優しい眼差しで見守ってくださる方々が居てくださる。昨夜も今夜もそんな大好きな友人たちとルル・ゲンスブールのライブ、音楽を共有できる。たかが音楽、されど音楽!また一つ、私にとって大切な音楽との想い出が刻まれるのだと想います。ありがとうございます☆


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by claranomori | 2012-03-13 10:10 | イベントのお知らせ
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「シークレット・ゲンスブール・パーティ」
~ルル・ゲンスブールを迎えて~


日時:2012年3月12日(月)
時間:OPEN 18:30/START 19:30
会場:MAMBO CAFE
大阪市北区大淀南1-1-14 (梅田Shangli-la 2F)

料金:前売り3000円 当日3500円 (ともにドリンク代別)

SPECIAL GUEST : ルル・ゲンスブール  (トーク&MORE)

LIVE : サエキけんぞう with NANASE
Les Cappuccino
    マキ凛花 

DJ :  グルーヴあんちゃん
     Tokuya Higashino (Orange Records)
     Yamaten et Chouchou (Velvet Moon)

【チケット予約(整理番号付き)お問い合わせ】 
オレンジレコーズ info@orangerecords.biz
MAMBO CAFE 06-6343-8602 ※14:00~24:00

※前売りチケットの予約について

前売りチケットの予約は、電話またはメールにて、前日の3月11日まで受け付けいたします。ご予約の際、整理番号をお伝えしますので、お書留めください。

電話での受付は、MAMBO CAFE 06-6343-8602(14:00~24:00)
メールでの予約は、オレンジレコーズ(info@orangerecords.biz)

メール予約の際、メールの件名は「シークレット・ゲンスブール・パーティ 予約希望 氏名○○○○」と記して頂ければ幸いです。
メール本文には、申込者の氏名、当日ご連絡の可能な携帯番号をご記載ください。
なお、複数人にて予約申し込みの場合、申し込み頂くのは代表者の方で構いませんが、お申込み頂く全員の氏名とご連絡先をご記載ください。

★ルル・ゲンスブールが大阪にやって来ます!翌日の3/13(火)は大阪ビルボードでのライヴもありますので大阪2daysとなります。「シークレット・ゲンスブール・パーティ」~ルル・ゲンスブールを迎えて~では偉大なる父、セルジュ・ゲンスブールや姉シャルロット・ゲンスブールのことなど貴重なお話もお聞きできるのでは?!とっても楽しみですね♪
ご来場のお客様は基本的にお席がございます。
私もDJでお手伝いさせて頂きます。ご予約は私宛にご連絡頂きましても大丈夫です。
是非、ご参加くださいね!どうぞよろしくお願いいたします☆


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by claranomori | 2012-03-12 18:30 | イベントのお知らせ
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3/12(月)「シークレット・ゲンスブール・パーティ」 ~ルル・ゲンスブールを迎えて~ 場所:MAMBO CAFE ← が迫ってまいりました。平日の月曜日ですがご予約を頂いております皆様、ありがとうございます。ご予約まだ承っておりますのでどうぞ宜しくお願い致します。

先程、グルーヴあんちゃんからお電話にてお聞きしたニュースなのですが、なんと!この日のレ・カプチーノのライヴで、グルーヴあんちゃんはパーカッションでメンバー参加されるのだそうです。レ・カプチーノもグルーヴあんちゃんとももう20年近いお付き合いとなりますが、このメンバー構成でのレ・カプチーノは初です。「ルル・ゲンスブールを迎えて」のトーク等、この日の楽しみがまた増えました。東京からはサエキけんぞうさん、大阪のマキ凛花さんのライヴも楽しみです!

●明日で東日本大震災から一年を迎えるのですが、この一年音楽を通じてのイベント等での募金活動に微力ながら参加させて頂いて来ました。まだまだ復興とは云えない状況ですが、関西の音楽やアートを通じての復興支援活動は粛々とながら今後も続けてゆきたいと想います。明日は全国各地で追悼及び復興イベントが開催されます。一人一人の想いはそれぞれ違っていても、風化してはならない大災害での被災地の方々に心を寄せる想いはこれからも常に抱いていたいと想っています☆


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by claranomori | 2012-03-10 14:52 | イベントのお知らせ
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★マーティン・スコセッシ監督の『タクシー・ドライバー』を最初に観たのはテレビで多感な頃。何度か観ているのだけれど、何かがこの作品に対して残ったまま今日に至ってる気がしてならない。去年も再見し、今年も。年月が経過する中で病めるアメリカ、世界の大都市ニューヨークで生きる人々、街の光と影。時代への叛逆、若者の孤独と混沌としたものが不気味に胸に突き刺さるばかり。この頃のロバート・デ・ニーロの蒼白な顔つきは好きだけれど、ここでのトラヴィス役は何だろう...凄まじい。70年代のアメリカ、アメリカン・ニューシネマの名作に違いないのだろう。マーティン・スコセッシ監督はカンヌでパルムドール受賞作品ながら、本国アカデミーは候補に挙がりながら受賞を逃した。バーナード・ハーマンの珠玉のスコアも素晴らしいけれど、脚本のポール・シュレイダーは主人公トラヴィスに当時のご自分の内面を映し描いたという。またスコセッシ監督もその脚本に共鳴し、ロバート・デ・ニーロはトラヴィスを神憑り的凄さで壮絶なまでに演じきった。
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そのトラヴィスが恋心を抱く美しい女性ベッツィー役は前述のシビル・シェパード、街に立つ娼婦アイリス役は撮影当時12歳~13歳の少女子役時代のジョディ・フォスター。お若いハーヴェイ・カイテルは壮絶な最期を迎えるスポーツ役。スコセッシ監督もちょこっとタクシーのお客さん役として登場する。凄く豪華な脇役たちであると再確認、そしてやはりデ・ニーロは凄い。
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私はこの映画が好きか?と問われたなら、今もまだ答えられない。でも、この恐怖感は今を生きる私達にとてもリアルな感覚も持ち合わせているように思う。30年以上前の作品なのに。一見、英雄のように映るトラヴィス。そこが怖いと思うし、今日的な気がする。華やかな街のざわめきを照らすネオン。タクシーで徘徊しながらトラヴィスは不浄な世界が目に付き苛立ちと持って行き場の無い怒りと孤独が募る。ベトナム戦争から帰って来たというのも要因だろう。恋も実らず、ますますやるせない気持ちが狂気を伴っていく様から終盤へ...壮絶だ。見事過ぎて怖い!

この映画の公開後、ジョディ・フォスターは、あるジョディの熱狂的なファンによるレーガン大統領が襲われるという事件が起こり大きなショックを受ける。演技者として優れた才能は映画を離れても予期せぬ形で影響を与えてゆく。現実と妄想の境目が不安定になるというお方も多い。幸い、どうにか私は映画が大好きで感情移入し過ぎて時に暫く境界を彷徨う一瞬がある。それが魅力だとも思っているし、映画は最良の娯楽だと思っているので、美しい風景の中にいつまでもいたいと願う作品に感銘を受けても、また現実に戻ることができる。多くの映画好きなお方はそうだろうし、もっと細かい分析をされたり、かなり精神的な衝撃を受け深い思考に陥ることもあるだろう。何が言いたいのだろう...よく自分でも分からないけれど、デ・ニーロは優れた名優だけれど役柄のトラヴィスではない。そして、トラヴィスは結果的にアイリスを救ったけれど彼女のためという英雄劇ではなく、己との葛藤や憤り、都会の孤独や寂寥が痛ましいデス・コミュニケーション。この残像が30年以上経った今もリアルに色褪せないものとして伝わってくるように感じる。でも、少女子役時代のジョディ・フォスターの登場シーンは幾度観てもときめく。現在50代になったジョディ・フォスターは今も大好きで、出演作品を追うことはまだ続けています。
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タクシー・ドライバー/TAXI DRIVER
1976年・アメリカ映画
監督:マーティン・スコセッシ
製作:マイケル・フィリップス、ジュリア・フィリップス 脚本:ポール・シュレイダー
撮影:マイケル・チャップマン 特殊メイク:ディック・スミス 音楽:バーナード・ハーマン
出演:ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ジョディ・フォスター、ハーヴェイ・カイテル、
ピーター・ボイル、アルバート・ブルックス、ジョー・スピネル、ダイアン・アボット、
ヴィック・アルゴ、レオナルド・ハリス、マーティン・スコセッシ

※2007年に綴ったものに画像と少し追記いたしました♪

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by claranomori | 2012-03-09 18:25 | 銀幕の少女たち・少女映画
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★久しぶりに音楽のことを。中学生の後半頃から一気に洋楽熱が高まって行ったのですが、洋楽に関しては英国のロックから入り、次第に当時のNewWaveなるムーヴメントが好きになっていた。忘れもしない16歳の私と衝撃的な音楽の出会いはブリジット・フォンテーヌである。ロンドン~パリ~ニューヨークという外国の都市から生まれた音楽に耽溺していた。あの駆け抜けるような束の間の数年、私にとってそれらの音楽は心の友であった。過激な運動をしてはいけないと診断されて退部後、クラブ活動を終える友人たちを待ちながら図書館で過ごした。時に廊下の窓から彼女達の輝ける姿を眺めながら寂しくもあった。それでも、帰宅すると、私にはレコードたちが待っていてくれたのです。ラジオのエアチェックも小まめにしていたし、美しいデヴィッド・ボウイのポスターはその領域のシンボルのように、その私だけの王国の王子様のように妖しく光を放っていた。

フランスの音楽も古い作品と並行しながらパリ発だけではなくベルギー発の素敵な音楽を色々知ることになって行った。そんな中に「レ・ディスク・デュ・クレプスキュール:Les Disques Du Crépuscule」というベルギーのレーベルがあり、所謂レーベル買いをするお気に入りのレーベルの一つとなって行った。そんな中で出会ったレコードのひとつに、このシビル・シェパードの『Mad About The Boy』というアルバムがある。シビル・シェパード(Cybill Shepherd:1950年2月18日生まれ)はアメリカのテネシー州メンフィス出身の女優であり歌手でもあるお方。この『Mad About The Boy』というアルバムは1980年にアメリカ盤、1986年にベルギー盤が発売され、そのベルギー盤のジャケットは2種類ある。私は先にシビル・シェパードのお美しい姿のジャケットを購入。ジャズ的な要素というと私はブリジット・フォンテーヌが最初なのだろうけれど、アメリカの香りのするジャズという音楽を感じた最初はこのシビル・シェパードのヴォーカルであり、楽曲たちだった。そしてユニークな絵が描かれたジャケット盤を見つけ購入した。よく見ずにシビル・シェパードの違うアルバムだと想ったのだけれど、同じ『Mad About The Boy』であった。ずっと後にCD化された折も、殊更思い入れが強いもので愛を込めて買って頂いていたつもりです。この『Mad About The Boy』にはテナー・サックスでスタン・ゲッツが参加している。洒落たムーディーな楽曲たちで構成されたこのアルバムには、ガーシュウィンやミシェル・ルグランの曲もあることなどは、後から得た知識に過ぎない。

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私が此処で「私的少女音楽」として取り上げる音楽は、今も音楽に魅了され続けているけれど、「音楽が好きでしかたがない」というあの心のときめき、あの駆け抜ける刻は私の思春期である。もっと幼い子供の頃の想い出とは違った、10代半ばから後半という大人への階段を少しずつ上ってゆく、あの限られた刻とあまりにも密接すぎたのです。なので、「私的少女音楽」とは当時の私を語ることにもなる。専門的な作品解説などは音楽ライターの方々やファンの方々が述べてくださる。けれど、私の音楽や映画など、此処で綴る好きな作品との出会いは私の想い出が共にあり、その体験や想いは私とその作品とだけのもの。きっと、誰もがそうであるのでしょうから、データ的な内容より、一つの作品と私という想いを綴る方が自分でも愉しいのです。なので、もう一つの音楽カテゴリーである「耽美派少女の愛した音楽たち」ともとても重なり合うものなのですが、この「私的少女音楽」ではそうした私が嘗て少女であった頃に見つけた宝物のような音楽、そして歌う女性たちの多くが私小説のような詩を歌うお方が多いこと、その楽曲の中の少女であったり少年だったりする世界を想い聴く好きな音楽のことをこれからも綴ってゆこうと想います。シビル・シェパードは実は先に映画で観ていたお方だということも後に認識したのです。かの『タクシー・ドライバー』が最初だったのです。また女優シビル・シェパードの好きな作品のこと等もと想いますが、アルバム『Mad About The Boy』より「I'm Old Fashioned」を。多くの方が歌っておられる名曲です♪



●シビル・シェパードが歌う「I'm Old Fashioned」です♪

★拙いブログながら訪れてくださる方々に感謝しています。共感を得たという内容やもっと音楽のことも取り上げてください、というものを今までに幾つも頂きました。音楽が主体のお仕事をずっとしているのですが、敢えて自分の想いを綴るブログでは少し戸惑いのようなものがあるのです。でも中には取り上げた音楽作品を購入してくださるお方も居られる。ありがとうございます。気ままにその日の気分で綴ってゆきますので、今後とも宜しくお願いいたします。

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by claranomori | 2012-03-08 08:48 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
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音楽

音楽がきこえてくると、
私のまわりの世の中が消えてしまう。
そして
すべての愛しいものは
ひとしお 愛らしくなってゆく。
幻想のなかで、花は燃え咲き
その森の樹木は
陶酔に重い枝をもちあげ
声をのんでたたずんでしまう。

詩:ウォルター・デ・ラ・メア 訳:三井ふたばこ

先述のウォルター・デ・ラ・メアの妖精詩に続きまして、今回はこの『音楽』と題された詩を。「音楽」とは私にとっても欠かせないものです。そして世界中の文学の中に好きな小説や詩集があります。映画や絵画にも音楽が私にはあります。それは感じる、響くという楽の調べです。なので、楽器を奏でる音楽だけではないのです。また、私の好きな「少年少女詩」には往還する少女世界でもあります。私は音楽がきこえてくると、私のまわりの世の中が消えてしまう。そして すべての愛しいものは ひとしお 愛らしくなってゆく。というこの詩が今も大好きなのは、その美しき音楽を愛したゆえに、今の私が在るのだということを心から感じているからです。もう逃れること、後戻りも出来ない私の人生にとって、なんとも美しき孤独を知ってしまったことでしょう。正しく、私の心の旅路であり、孤独であるけれど愛する世界が導いてくださるのです。平坦でないがゆえに、人生も孤独も尊いものだと想っています。それにしても、やはりウォルター・デ・ラ・メアの独自の夢幻的な世界が好きです。

少年少女を愛おしく想う心は何処から来るのか自分でもよく分かりません。ただ可愛いという世界だけではなく。このブログの「クララの森」とはそのような私の好きな美しき世界の表象でもあります。「少女愛惜」とは少年少女を愛おしく想うことと同時に、その儚き刻が束の間の時間であるけれど愛惜の念に於いて結晶のように時の流れと共に私の心の中に在り続けるのだという想いです。なので、少女愛好家と称される方々とは何かが違うと感じることも多い(正否などなく)。もっと乙女ちっくな記事を望んで頂いているお方も居られるそうですが、私の心に見えるもの、感じることに出来るだけ素直に綴っているつもりです。こんなブログながらも共鳴してくださる方々、コメントを頂けることに感謝しています。ありがとうございます!


少数派ブログながら参加してみました♪
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by claranomori | 2012-03-07 11:53 | 詩人・作家・画家・芸術家