あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

<   2010年 09月 ( 22 )   > この月の画像一覧

b0106921_20355192.jpg

★マリアンヌ・フェイスフル(MARIANNE FAITHFULL)★『涙あふれて(AS TEARS GO BY)』、『美しいパティ・スミスのポートレートに魅せられた瞬間から今に至る★いつまでも大好きな麗しのロック詩人あるいはパンクの女王』を『BRIGITTE通信・美とロマンの憂愁庭園★リリスの館・歌姫&映画愛好の会』にて更新いたしました(以前書いたものに追記と他の動画も)♪


『BRIGITTE』(フレンチ/女性ヴォーカル 友の会)という最初の思いを忘れたくはないと思います。洋楽の目覚めは中学生。ジョン・レノンに始まりデヴィッド・ボウイの存在を知り、その直ぐ後にケイト・ブッシュを知りました。そして、ブリジット・フォンテーヌ、フランソワーズ・アルディ、マリアンヌ・フェイスフル、ニコ、パティ・スミス...摩訶不思議なニュー・ウェイヴの音楽が大好きになり、スージー・スー、ニナ・ハーゲン、ザ・スリッツ、レインコーツ、ヤング・マーブル・ジャイアンツ...止まることなく、社会や個人的な心の葛藤と共に一緒に年を重ねて下さってきた愛しき人たち。男性ヴォーカルも勿論聴きますが、いつの間にか女性ヴォーカルが大好き!になってゆき今なお継続中です。大人になりたくない病の重度の私、10代の多感な時期に出会えたことは今思うととても大きな意味を持つものです。文学や映画と共に、それらの音楽たちは何か私に思考させてくださいました。流れてゆく音楽たちではなかった。マリアンヌ・フェイスフルの本を読み、ニコやブリジット・フォンテーヌのレコードを聴きながら、いったい、私は何を考えていたのだろう。そして、私にはとても大きな意味を持つ書物であるニーチェの『ツァラトゥストラかく語りき』はそれらの音楽と対をなしていました。「来年は17歳、再来年は18歳...どうして大人にならなくてはならないのだろう?生きるということはどういうことだろう...」と今では笑い話ですがその時はお先真っ暗の大問題だったのです!そんな私がどうしたことか、今は歳を重ねてゆくことの素晴らしさを感じているのです。大好きな世界は変わりません。広がりながらも繋がり深まりゆく愛おしい心の住人たち、そして、家族と優しき友たち、拙い思いを綴る中で何か共鳴してくださる方々との出会いに感謝しています。ありがとうございます!

書こうと思っている予定は尽きませんが、この『クララの森・少女愛惜』では相変わらずの「少女愛好」を大好きな文学やアートのことなどと共に、今後も此方で更新してゆこうと思います。これからも、どうぞ宜しくお願いいたします♪
[PR]
by claranomori | 2010-09-29 20:35 | 想い・鑑賞・読書メモ
b0106921_15412121.jpg
★中学生になり洋楽熱が高まる中、音楽雑誌を読み始めていた。「音楽専科」という雑誌が好きだったのに廃刊となってしまった。その一冊の中の或る一頁のポートレートが飛び込んで来た。それは、ロバート・メイプルソープが撮ったパティ・スミスだった。私はこうしてまたしても音楽を聴く以前にそのお方の容姿から”好き!”となった。私は女性ながら女性ヴォーカルや女優といった様々なタイプの女性が好きで今に至る。ロック・ヒーローであるデヴィッド・ボウイも永遠のアイドルである郷ひろみ(HIROMI GO)は性別を超越した存在であり続けている。日本には美輪明宏という同じように性別やシャンソンなどのジャンルを超越したお方でどなたとも比較は出来ない大好きな存在のお方も居られる。

何故だか、幼い頃から私はこうした傾向が知らず知らずにある。クラスメイトの女子がある男子生徒をカッコイイと噂話している。ある男性教師を素敵だと楽しそうだったり。私は聞き手で自分からそのように感じた事はなく、感じのいい男の子だなっとお友達として感じるのみ。そして、これまた幼少の頃からの舶来趣向のせいか、異国の人々に憧れを抱いていた。なので、よく親しい友人には”ロンパリ”とか”ヨーロッパかぶれ”と云われていた。でも、回顧してみれば自分でもそんな気がする。

パティ・スミスには少女と大人が同居し、少年のようでもあるけれど限りなく女性的なものを感じる。そのポートレートを見て”美しい!”と思えたのはそんな風に感じたからかもしれない。リアルタイムではないけれど、最初に買ったのは『イースター(Easter)』1978年の3rd・アルバム。デビューは1975年の『ホーセス(Horses)』なので世界的パンク旋風以前のこと。”パンクロックの女王”と謳われるのは然りなのだ。それもデビューは29歳なので決して早くはない。パンクはロンドン発のムーブメントとしてとんでもない衝撃を与えた(リアルタイムの先輩方のお話をお聞きしていると羨ましくなる)。しかし、発はニューヨークなのだ。私はロンドンのクラッシュ以外はほとんどニューヨーク・パンクを先に聴くことになっていった。それはそれらのアーティストの表情や佇まいから感じられるものが私の”好き”な世界を体現しているように映ったのだと思う。パティのレコードを手にする前にランボーを好きになっていた。パティがアルチュール・ランボーを敬愛していると知り、ますます気になる存在となっていった。初期はレニー・ケイ達とのグループ、パティ・スミス・グループという名だった。そして、物静かで神経質そうな美しきギタリスト、レニー・ケイもとても好き(初来日公演には行けなくて残念だった。確かニール・ヤングと同じ日での公演で先にチケットを購入していたので)。ソロ・アルバムも地味ながら時折聴きたくなるものだ。

私は日本人なので日本が好き。日本の美しい言葉や文化が沢山ある。でも、元来の舶来趣味は軌道修正できずに今も進行している。そんな自分を少しは追想できる位の年月と年齢になってきた。すると、私の好きなものの大きなキーとなるものたちが、パリ、ロンドン、ニューヨークにあると気付く。意図している訳でもなかった事柄が自然と結びつき連鎖し合う。時には世紀を超えたものでもある。なんと!素晴らしいことだろう!!とまだまだこの見知らぬ旅は続き、さらに繋がり絡み合い、歓喜と混乱で頭と胸がいっぱいになっていくのだろう。

パティ・スミスと親交の深かった人達やパティのアイドル、またはパティをアイドルとして影響を受けてきたアーティスト達の多くに好きな世界がある。最愛の夫フレッド・スミス(元MC5の”フレッド・ソニック・スミス”)に先立たれ、双子のような親友ロバート・メイプルソープはエイズで亡くなり、ウィリアム・バロウズも亡くなった(追悼アルバムがある)。ジェフ・バックリィやカート・コバーンも亡くなった。子育ての時期が過ぎるとパティはまた表現者として復活し今も現役だ。年は重ねても変わらない。老眼鏡を手にしてポエトリー・リーディング。相変わらず素敵なパティは現在63歳。誠実さと優しさ、激しさと厳しさ、凛々しさと愛らしさすら感じるパンク詩人☆今なお、健在なり!


(追記)
このパティ画像は最初の出会いのお写真ではありません(残念ながらダンボール箱の音楽専科は母に間違って捨てられてしまいました)。2007年6月10日に書いたものに追記いたしました。
[PR]
by claranomori | 2010-09-29 15:40 | 想い・鑑賞・読書メモ
b0106921_619111.jpg
★マイ・ミトゥーリチ=フレーブニコフによる印象的な水色の表紙の絵、その他3つの挿絵は水彩画風で、優雅で美しい『中二階のある家 ある画家の物語』のお話と実にピッタリだと思った。『散文におけるプーシキン』とトルストイが名づけたアントン・チェーホフによる1896年刊行の短編小説『中二階のある家 ある画家の物語』 。同年に戯曲『かもめ』も刊行されている(チェーホフの四大戯曲と呼ばれる『かもめ』『三人姉妹』『ワーニャ伯父さん』『桜の園』は日本でも馴染みの深い作品)。

ある風景画家と裕福な地主の娘ジェーニャとの夢のような儚きロマンス。母のエカテリーナ・パーヴロヴナと娘リジヤ、その妹ジェーニャの暮らす地主邸。広大な大自然を有する大国ロシアの苛酷な激動の歴史。大学生の折から患っていた結核を抱えながら作家として医師として働き貫いたチェーホフという文豪の生涯...インテリゲンツィヤと農民との折り合いは苦戦(葛藤と挫折)、1861年の農奴解放以後もまだまだ続いていたのだし、暗い暗殺も数多く起こったという西欧において後進国であった時代のロシア。そんな19世紀のロシアはその僅か100年の間にめざましく文化を開花させる。国民の7割は文盲であったという時代から驚異的なことだと思う。こんな背景がこの『中二階のある家 ある画家の物語』にも織り込められているけれど、チェーホフは優雅に綴り大袈裟な描写をしない。家ではリーダと呼ばれる姉のリジヤとミシューシと呼ばれる妹のジェーニャ。年も10歳近く違い、性格も対照的な姉妹。姉のリジヤはゼームストヴォ(地方自治体学校)の教師で自立した女性。父の遺産で何不自由のない生活を送れるのにである。また、妹のジェーニャは穏やかで目覚めるとすぐに安楽椅子に座り本を読むという静かな生活を送っている。妹は姉に不服従な態度をとることはない。ある画家と妹ジェーニャの恋はある一瞬の美しき夢のように、また、永遠の乙女像をこの作品の中で描いたようだ。姉のリジヤはある画家を好んでおらず二人の交際を禁止するのだけれど、このリジヤは作者であるチェーホフの分身のようでもあるので優しく面白いのでもある。

「中二階のある家」という幸せのシンボルは時代の中で壊れて行くだろうし、とどめようがないだろう。チェーホフは鋭いアイロニーの世界と同時に、夢のような短篇、ロマンティックな夢を、作品として独立させたかっただろう。夢幻の詩情。それはまたロシア文化が肉体派でありながら、秘かに頼りにしてきた純粋さなのだろう。

~翻訳者である工藤正廣氏の解説より~

上の画像は『中二階のある家 ある画家の物語』の、2004年に「チェーホフ没後100周年記念出版」として刊行された日本語オリジナル版の表紙(マイ・ミトゥーリチ=フレーブニコフによる)をスキャンしたものです。
[PR]
by claranomori | 2010-09-18 07:10 | 19世紀★憂愁のロマンと美
b0106921_2245720.jpg
★フランス革命に関するものを読んでいる中で幾度も登場するシャルロット・コルデーはマラー殺害者であり「暗殺の天使」とも呼ばれる。本名はマリー=アンヌ・シャルロット・コルデー・ダルモン(Marie-Anne Charlotte Corday d'Armont:1768年・月日不詳~1793年7月17日)。

1768年ノルマンディに生まれたシャルロット・コルデー(シャルロット・コルデイ)は没落貴族の娘で、劇作家コルネイユの血を引く貴族の娘ながら、13歳の折に母と死別し妹と共にカーンの修道院で少女時代を過ごす。修道院で一生を過ごしたいと願っていた少女だったという。けれど、1791年に革命政府によりその修道院は閉鎖され、叔母ブルトヴィユ夫人のお屋敷に身を寄せることになった。プルタコスの書物を愛し、豊富な文学的知識を有するシャルロット・コルデーは、大革命当初から新思想へ向けて燃え立った。カーンに住んでいた頃からルイ16世を好ましく思っておらず、彼女が熱中し傾倒していたジロンド党をマラーは新聞「人民の友」紙上や国民公会の議場で攻撃しており、ジロンド党の者達の暴動を目にした若き少女の目は眩んでいたとも云えるだろう。けれど、その熱情ゆえに単身パリに赴きマラー暗殺を決行し、僅か25歳、まだ少女の面影を残し、美しく響く声を持っていたと云われるシャルロット・コルデーはコンコルド広場で処刑される。恐怖政治(テルール)の興奮の中で起きた大事件!それも殺人者でありながら天使と呼ばれる、歴史上稀有なる女性である。

自由を与えてくれるはずだった人が、自由を殺すのです。まるで首切り役人のようにです。
ああ、孤独で悲しい私の祖国フランス

「フランス共和国新聞」には「死刑執行の時間が近づいても、彼女は動揺する気配がなく、晴々とした表情をし顔色を変える風は全然なかった」と記されていたそうだ。詩人アルフォンス・ド・ラマルティーヌは、この美しく清楚な愛国心あふれるシャルロット・コルデーを「天使」と称えた。多くの者達が死を目前とするこのシャルロット・コルデーになにかしらの「美しさ」を見たようなのだ。ゆえに「暗殺の天使」という形容と共に、私のような者にまで不思議な魅力を伝える...死の間際での晴れやかな表情...幾人かの書物の中の凛然たる女性たちが浮かび、その崇高なる姿に憧れる。彼女たちの中に「人間」として「女性」としての「美」を垣間見るからかもしれない。
[PR]
by claranomori | 2010-09-16 22:27 | 歴史の中の少女・女性たち
b0106921_2064343.jpg
★フランソワ・ブーシェ(Francois Boucher:1703年9月29日~1770年5月30日)は18世紀フランスのロココ時代を代表する画家。1703年にパリに生まれ、1770年にパリに眠る。1723年ローマ賞を受賞しイタリアに留学。ティエーポロの影響を受けたとされる。神話画、牧歌画、風俗画などを主題に、絵画、壁画、タピスリーの下絵などを多作。殊に壁面装飾に才能を発揮し、ヴェルサイユ宮殿の王妃の間の装飾で流行作家となる。ルイ15世妃マリ=レクザンスカやポンパドゥール夫人の庇護を受け、フランソワ・ブーシェは宮廷画家、彫刻家のみならず、室内装飾、服飾デザイナーとしても絶大な人気を誇っていた。とりわけポンパドゥール夫人の美的センスのための重要なブレーンであったので、この肖像画『ポンパドゥール夫人』のファッションも担当されたのではないだろうか。

うっとりする程、美麗な色調は優美!この前時代とは異なる平和で経済も好調であった時代ならではの生活趣味の豊かさに意味を持ったロココ文化の開花。「優美」「洗練」「貴族的」その真髄は「生きる喜び」にあったとされる時代。この肖像画『ポンパドゥール夫人』(1756年)のローブ・ア・ラ・フランセーズ!そのドレスを彩る装飾品たち!薔薇のお好きなポンパドゥール夫人なのでやはり薔薇の造花が数多く付けられ、繊細な手工レース、リボン、真珠、ブレスレット、ブローチ、ネックレス...嗚呼、豪奢である。その夫人の優雅な佇まいを見事に描き出しているフランソワ・ブーシェは、天使の支える時計、クッション、猫足のサイドテーブル、ポンパドゥール夫人候爵家の紋章入りの本棚などとの見事な調和を完成させている。読みかけの本を手にするポンパドゥール夫人は大変な読書家。それも、当時の女性が好んで読んでいた説話本ではなく、詩、哲学、歴史、伝記、文法などの多くの書物を読まれており、どれもよく読んだ跡のあるものであったという。「ポンパドゥール夫人の時代」ともいうべき時代が築かれた宮廷を支配する程の権力を握ったのは、国王ルイ15世の公式の愛人であり美貌の持ち主であったことだけではなく、むしろ豊かな文学的教養と美的センスのためであったとも云われている。

ポンパドゥール夫人については、また別に綴っておきたいので追々にと想います♪
[PR]
by claranomori | 2010-09-13 20:07 | 私の好きな王宮物語と運命
b0106921_11341981.jpg
岩下志麻:SHIMA IWASHITA
1941年1月3日 東京都・銀座生まれ

★岩下志麻さんも岸恵子さんと同じくらいに大好きな日本の女優さまのお一人。中学生頃だったか、テレビで観たお若き日のお姿は可憐に焼きついています。でも、その一回しか観たことのない作品で映画名が分からないまま...。再び巡り合えることを願っています。ただ美人というだけではなく役柄も様々。クールな雰囲気ながらとってもおっとりしたお方なのだという。また、郷ひろみさんとの共演作が多いのも嬉しいのでした。そして、やはりあの"お志麻調"のお声と台詞の言い回しがとっても大好きです!私の好きなアーティストは独特の"声"の持ち主が多いことを再認識しています♪

花嫁は厄年ッ! (2006)
あかね空 (2006)
スパイ・ゾルゲ (2003)
本家のヨメ (2001)
葵 徳川三代 (2000)
梟の城 (1999)
極道の妻(おんな)たち 決着(けじめ) (1998)
お墓がない! (1998)
瀬戸内ムーンライト・セレナーデ (1997)
霧の子午線 (1996)
極道の妻(おんな)たち 危険な賭け (1996)
風のかたみ (1996)
写楽 (1995)
極道の妻(おんな)たち 赫い絆 (1995)
鬼平犯科帳 (1995)
新・極道の妻(おんな)たち 惚れたら地獄 (1994)
乱歩 黒蜥蜴 (1993)
新・極道の妻(おんな)たち 覚悟しいや (1993)
子連れ狼 その小さき手に (1993)
天下を獲った男 豊臣秀吉 (1993)
平清盛 (1992)
陽炎 (1991)
新・極道の妻(おんな)たち (1991)
武田信玄 (1991)
極道の妻(おんな)たち 最後の戦い (1990)
少年時代 (1990)
源義経 (1990)
桜の樹の下で (1989)
徳川家康 (1988)
独眼竜政宗 (1987)
鑓の権三 (1986)
極道の妻(おんな)たち (1986)
魔の刻(とき) (1985)
聖女伝説 (1985)
食卓のない家 (1985)
瀬戸内少年野球団 (1984)
北の螢 (1984)
迷走地図 (1983)
早春スケッチブック (1983)
鬼龍院花子の生涯 (1982)
疑惑 (1982)
この子の七つのお祝に (1982)
悪霊島 (1981)
草燃える (1979)
雲霧仁左衛門 (1978)
聖職の碑 (1978)
鬼畜 (1978)
はなれ瞽女おりん (1977)
桜の森の満開の下 (1975)
必殺仕掛人 春雪仕掛針 (1974)
卑弥呼 (1974)
流れの譜 第一部動乱 第二部夜明け (1974)
化石の森 (1973)
その人は炎のように (1972)
辻が花 (1972)
影の爪 (1972)
内海の輪 (1971)
婉(えん)という女 (1971)
黒の斜面 (1971)
さらば掟 (1971)
沈黙 SILENCE (1971)
嫉妬 (1971)
無頼漢 (1970)
影の車 (1970)
その人は女教師 (1970)
誰かさんと誰かさんが全員集合!! (1970)
日も月も (1969)
でっかいでっかい野郎 (1969)
心中天網島 (1969)
七つの顔の女 (1969)
赤毛 (1969)
わが恋わが歌 (1969)
爽春 (1968)
祇園祭 (1968)
宴 (1967)
春日和 (1967)
智恵子抄 (1967)
あかね雲 (1967)
女の一生 (1967)
春一番 (1966)
暖流 (1966)
紀ノ川 花の巻・文緒の巻 (1966)
処刑の島 (1966)
おはなはん 第一部 (1966)
おはなはん 第二部 (1966)
命果てる日まで (1966)
大根と人参 (1965)
あねといもうと (1965)
雪国 (1965)
素敵な今晩わ (1965)
獣の剣 (1965)
暖春 (1965)
続・拝啓天皇陛下様 (1964)
道場破り (1964)
駆逐艦雪風 (1964)
寝言泥棒 (1964)
いいかげん馬鹿 (1964)
暗殺 (1964)
五瓣の椿 (1964)
馬鹿が戦車(タンク)でやって来る (1964)
歌え若人達 (1963)
古都 (1963)
風の視線 (1963)
あの人はいま (1963)
花の咲く家 (1963)
島育ち (1963)
結婚式・結婚式 (1963)
死闘の伝説 (1963)
100万人の娘たち (1963)
結婚の設計 (1963)
千客万来 (1962)
この日美わし (1962)
山の讃歌 燃ゆる若者たち (1962)
義士始末記 (1962)
切腹 (1962)
秋刀魚の味 (1962)
ちんじゃらじゃら物語 (1962)
渦 (1961)
夕陽に赤い俺の顔 (1961)
あの波の果てまで 前篇 (1961)
女舞 (1961)
わが恋の旅路 (1961)
あの波の果てまで 後篇 (1961)
好人好日 (1961)
あの波の果てまで 完結篇 (1961)
京化粧 (1961)
小天狗小太郎 (1960)
笛吹川 (1960)
秋日和 (1960)
浮気のすすめ 女の裏窓 (1960)
[PR]
by claranomori | 2010-09-13 11:33 | 女優館★銀幕の名花たち
b0106921_21385924.jpg
★今日もまたロマン派あるいはロマン主義的な気分で満たされている。本当に自分では良く分からないことながら居心地が良いのだからどうしようもない。10代の頃、文学なるものに興味を持ち始めたのはドイツという深い森であったのだから。そして、気がつけば、そのドイツを始め、フランス、イギリス、ロシア等のロマン派派生(内包)の定義のできない幻想文学的な作品たちを愛好している私を知る。社会を生きる人間がすぐ傍にある異界と共存している、現実と夢は共に生きているのだと思うと不思議な安堵感がある。時に恐怖を伴い、時に滑稽でもある不可思議な文学的なジャンルであってジャンルの領域は複雑に連なっている愛しき「ロマン派」あるいは「メルヒェン」よ!

ドイツのハインリヒ・ハイネの詩もまた大好き。現在のデュッセルドルフ生まれなので、プロイセン王国という時代に生きパリに移住し永眠された。ハイネの詩には好きなものが多いので追々に。新書好きという全く乙女度低しの私は河合隼雄氏(臨床心理学者でもある)の『無意識の構造』を以前読み、その中にハイネの詩『ドッペルゲンガー』 に触れた章が強く印象に残っていた。久しぶりに再読し、やはり気に入っているので記しておこうと思う。その章は『影』の中の『影の病い』と題されたもの。日本でも江戸時代に「影のわずらい」とか「影の病い」と呼ばれていたものがあり、「離魂病」とも言われる、人間の魂がその身体を離れ漂泊するという考えによる、影の遊離現象だという。ドイツの民間伝承に「ドッペルゲンガー」というのがあり、自分自身とまったくそっくりの人間に出会うという体験を指している。これは「影の病い」と同意だと考えてよいようだ。

『影法師 ドッペルゲンガー』 詩:ハインリヒ・ハイネ

静けき夜 巷は眠る
この家に 我が恋人は かつて
住み居たりし
彼の人はこの街すでに去りませど
そが家はいまもここに残りたり
一人の男 そこに立ち 
高きを見やり
手は大いなる苦悩と闘うと見ゆ
その姿見て 我が心おののきたり
月影の照らすは 
我が 己の姿
汝 我が分身よ 青ざめし男よ
などて 汝 去りし日の
幾夜をここに 悩み過せし
わが悩み まねびかえすや

訳:遠山一行

フランツ・シューベルトの歌曲(リート)『白鳥の歌 第13曲』の『影法師(ドッペルゲンガー)』としても有名で、ハインリヒ・ハイネの『歌の本』の詩の一つ。嘗ての恋人の家の前に立ち苦悩している男性。その姿を月影の中に見た時、実はそれは自分自身、もう一人の自分であったという驚きと恐れ。自分は恋人をあきらめ、決心してそこを立ち去ったつもりだったのに、もう一人の自分はずっとそこに立ちつくしていた。河合隼雄氏は、このハイネの詩と「ドッペルゲンガー(二重身)」の現象と、ドイツ・ロマン派のE.T.A.ホフマン(エルンスト・テーオドール・アマデウス・ホフマン)の『悪魔の美酒(霊液)』、ドストエフスキーの『二重人格』、スティーヴンソンの『ジキル博士とハイド氏』なども挙げている。どれも好きな作品たちである。また、このような「影」の存在は子供の頃からなんとなく好きで、よく自分の影を追ったりして遊んでいた光景が浮かんで来たりもする。

(追記)
※「新書」を好む読者の大多数は男性だという。実は、私の本棚にはその「新書」が結構固まって並んでいるのです。乙女本ばかりが並ぶ本棚だと良いのだけれど、ニーチェ好きだし、理解不能な難解な書物もなぜか同居しています。10代の頃から紀伊国屋書店に行くのが好きで、入ると先ず向かう先は海外文学コーナー。装丁の美しい単行本はお小遣いではなかなか買えないので文庫という時代。その文庫コーナーで一等好きだったのは「岩波文庫」。今は各文庫デザインも随分と変容していますが、当時から今もやはり「岩波文庫」に愛着があります。「新書」が好きになったのはもう少し後で、白水社の「白水Uブックス」の虜になって行った頃からだと想います。やはり読書が好きなので、忘れてしまうことが多いので偏っておりますが、これからも好きな文学作品や作家のことも綴ってゆこうと想います♪
[PR]
by claranomori | 2010-09-12 21:52 | 詩人・作家・画家・芸術家
b0106921_5295683.jpg
岸恵子:KEIKO KISHI
1932年8月11日 神奈川県・横浜市生まれ

★私生活でもスクリーンにも巴里の香りを数々の名作に運んでくださった岸恵子さんは、子供の頃から大好きな女優さま。今も現役で主役を演じることのできる数少ない名女優!鶴田浩二さんとのお若き日のロマンス。横溝正史原作映画やショーケンこと萩原健一さんとの共演作は殊に大好き!いつまでもお美しくあのお声が響きます♪

●代表作●
99年の愛 ~JAPANESE AMERICANS~ (2010)
スノープリンス 禁じられた恋のメロディ (2009)
東京大空襲 (2008)
俺は、君のためにこそ死ににいく (2007)
恋せども、愛せども (2007)
嘘をつく死体 (2006)
火垂るの墓 (2005)
こころ (2003)
末っ子長男姉三人 (2003)
ワルシャワの秋 (2003)
たそがれ清兵衛 (2002)
かあちゃん (2001)
マリア (2001)
あさき夢見し (1999)
昭和のいのち (1998)
蛍の宿 (1997)
言うなかれ、君よ、別れを (1996)
いつか見た青い空 (1995)
秋の一族 (1994)
彼女が結婚しない理由 (1992)
天河伝説殺人事件 (1991)
式部物語 (1990)
細雪 (1983)
生きてはみたけれど 小津安二郎伝 (1983)
古都 (1980)
幸福 (1980)
闇の狩人 (1979)
修羅の旅して (1979)
女王蜂 (1978)
赤い激突 (1978)
悪魔の手毬唄 (1977)
サムライ・コップ~おとぼけクン~ (1976)
赤い疑惑 (1975~1976)
雨のアムステルダム (1975)
化石 (1975)
ザ・ヤクザ (1974)
男はつらいよ 私の寅さん (1973)
約束 (1972)
華麗なる闘い (1969)
レモンのような女 (1967)
太陽が目にしみる (1965)
怪談 (1965)
太閤記 (1965)
からみ合い (1962)
お吟さま (1962)
黒い十人の女 (1961)
スパイ・ゾルゲ 真珠湾前夜 (1961)
敵は本能寺にあり (1960)
おとうと (1960)
風花 (1959)
「雲の墓標」より 空ゆかば (1957)
雪国 (1957)
忘れえぬ慕情 (1956)
白い橋 (1956)
早春 (1956)
朱と緑 (1956)
力道山 男の魂 (1956)
壁あつき部屋 (1956)
あなた買います (1956)
あなたと共に (1955)
ここに泉あり (1955)
亡命記 (1955)
修禅寺物語 (1955)
お役者小僧 江戸千両幟 (1955)
たけくらべ (1955)
船場の娘より 忘れじの人 (1955)
太陽は日々に新たなり (1955)
君美しく (1955)
家族会議 東京篇、大阪篇 (1954)
女の園 (1954)
君の名は 第三部 (1954)
おとこ大学 婚前教育の巻 (1954)
三つの愛 (1954)
えくぼ人生 (1954)
母の初恋 (1954)
真実の愛情を求めて 何処へ (1954)
ハワイの夜 (1953)
疾風からす隊 (1953)
乙女の診察室 (1953)
憲兵 (1953)
ひばりの歌う玉手箱 (1953)
獅子の座 (1953)
景子と雪江 (1953)
旅路 (1953)
君の名は 第二部 (1953)
君の名は (1953)
旗本退屈男 江戸城罷り通る (1952)
御誂 治郎吉格子 (1952)
本日休診 (1952)
風流活殺剣 (1952)
相惚れトコトン同志 (1952)
銀座巴里 (1952)
「幻なりき」より 郷愁 (1952)
ひばりのサーカス 悲しき小鳩 (1952)
坊ちゃん重役 (1952)
弥太郎笠 前・後篇 (1952)
我が家は楽し (1951)
獣の宿 (1951)
母恋草 (1951)
母待草 (1951)
南風 (1951)
鞍馬天狗 鞍馬の火祭 (1951)
[PR]
by claranomori | 2010-09-12 05:29 | 女優館★銀幕の名花たち
b0106921_18452366.jpg
★イギリスの作家ルーマー・ゴッデン(RUMER GODDEN)は、『黒水仙』や『川』などの作家としても有名ながら、児童文学作家としても『人形の家』(1947年刊行)以来欠かせない存在となったお方。この『人形の家』のお話は、プランタジネット一家の人形たちの身の上に起こった悲劇を、二人の少女姉妹(エミリーとシャーロット)の心の描写、動きと共に描かれた素晴らしい人形ファンタジー(物語)。小さな木でできたオランダ人形トチーは、嘗てスコットランド人形だったプランタジネット氏とその妻バーディの娘にみたてられ、弟のりんごちゃんと共に、エミリーとシャーロット姉妹のおもちゃ箱のなかで暮らしている。持ち主の少女たちも、お人形たちも寒くて暗い箱ではなく家らしい家に住みたいと願っていた。姉妹の大おばさんが亡くなり、その遺品である古い人形の家がやって来た。トチーは嘗て住んでいたことのあるお家なので、家族と一緒に幸せな気分になっていた。けれど、この家の住人であった綺麗だけれど高慢ちきな花嫁人形のマーチペインが後からやって来たことから悲劇は始まる。

美しいお人形のマーチペインを少女エミリーはすっかり気に入ってしまう。シャーロットの抗議も受け付けずに、プランタジネット一家を屋根裏に追いやり、一等良い寝室をマーチペインのものにしてしまう。驕り高ぶったマーチペインはプランタジネット一家に色んな嫌がらせをし不運が続く。姉妹が人形の家のランプの火を消し忘れたために、セルロイド製のバーディは燃えつきて姿を消してしまった...。この事件の折も高慢ちきなマーチペインの心は醜く薄ら笑いさえ浮かべていた。エミリーとシャーロット姉妹はこのマーチペインを疎ましく思い人形博物館へ寄付することに。そうして、プランタジネット一家には再び家と平和が戻ってきたのだけれど、バーディはもう戻っては来ないのだった。

お人形たちはモノかもしれない。でも、お人形を愛する者たちには生命のあるモノである。作り手が愛を込めて作った様々なお人形たちは作り手から離れ、それぞれの持ち主の処へやって来る。その持ち主の心によってモノであるお人形は生命(新たなる)を持つことになるように思う。私も子供の頃はご贔屓の綺麗なお人形には特別の計らいをしていた。今は美醜や値段などではなくすべてをそれぞれに大事にしているつもり。でも、一人だけ私の心から決して消え去ることのないドイツ人形が居る。彼女は美少女というわけでもなくちょっぴりふとっちょな子。何故だか、幾度も私を救ってくれたのはその子。私は毎年歳を重ねてゆくのに一向に成長しないで小さな少女のまま。愛おしい私の友人たちでもある。この『人形の家』は人形世界と人間社会のあわいを紡ぐ大好きなファンタジー。人形たちの運命は人間に左右されてしまう。けれど、彼女たちの心を覗いてみることもできる。人間社会の悲喜交々と共に生きる宿命を背負ってもいるのだと。
[PR]
by claranomori | 2010-09-11 19:08 | 本の中の少女たち・少年たち
b0106921_12383172.jpg
ブルック・シールズ:BROOKE SHIELDS
1965年5月31日 アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク生まれ

★美少女子役というとブルッキー!『プリティ・ベビー』で完全に虜となり、80年代作品までは追っていたのですが、90年代以降の作品は未見が多いです。最近はテレビの出演が多いようですね。ハイティーンになると、ぐんぐんと背丈も骨格も健康体になられちょっと淋しい気がしました。でも『サハラ』はお話がとても好きです。アンドレ・アガシとご結婚されていた折もテニスの国際大会を鑑賞していると観客席に居られました。その頃、まだ現役で活躍されていたドイツのボリス・ベッカーを応援していた私です。ブルッキーと呼んでいた80年代を懐かしく想いますが、今もお綺麗なブルック・シールズです。美少女子役として登場された折に「第二のエリザベス・テイラー」あるいは「エリザベス・テイラーを凌ぐ」などと讃美されていましたが、名女優リズを超えることはないでしょうが現役なのは嬉しいです♪

●代表作●
シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ (シーズン3) (2008~2010) ゲスト出演 
リップスティック・ジャングル (シーズン2) (2008~2009)
ザ・ミッドナイト・ミート・トレイン (2008) 
リップスティック・ジャングル (シーズン1) (2008)
シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ (シーズン2) (2007~2008) ゲスト出演 
チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ (シーズン4) (2006~2007) ゲスト出演 
NIP/TUCK マイアミ整形外科医 (シーズン4) (2006) ゲスト出演 
黒い薔薇 (2004)
メイヤー・オブ・サンセット・ストリップ (2003) 
愛と憎しみの法廷 (2001) 
プロポーズ (1999) 
ブラック AND ホワイト (1999)
ブルック・シールズのハロー!スーザン (1996~2000) 出演/製作
連鎖犯罪/逃げられない女 (1996) 
フレンズ (2nd Season) (1995~1996) ゲスト出演 
ボーン・ワイルド/サバンナに生きて (1995) 
女医 (1995) 
セブンスフロア (1994) 
デーモン (1993) 
ストーカー異常性愛 (1993) 
ブルック・シールズのアメリカン・ラブ (1993) 
ミュータント・フリークス (1993) 
タイムマシーンにお願い (シーズン5) (1992~1993) ゲスト出演 
バックストリート・ドリームズ (1990) 
キャノンボール/新しき挑戦者たち (1989) 
ダイヤモンド・トラップ (1988) 
ブレンダ・スター (1988) 
青い誘惑 (1984)
マペットめざせブロードウェイ! (1984) カメオ出演 
サハラ (1983) 
エンドレス・ラブ (1981) 
青い珊瑚礁 (1980)
グランドキャニオンの黄金 (1979) 
裸足の天使 (1979) 
キング・オブ・ジプシー (1978) 
プリティ・ベビー (1978)
ブルック・シールズの プリティ・ギャンブラー (1977) 
アリス・スイート・アリス (1977)
b0106921_12384670.jpg

[PR]
by claranomori | 2010-09-11 11:58 | 女優館★銀幕の名花たち