あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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これも大好きな映画であり、原作も大好きなヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』をマイケル・ヘイスティングスが脚本化した、1971年のマイケル・ウィナー監督による英国映画。原作とは赴きが異なるけれど、大人の世界と子供の世界が取り巻く周りの人々、社会、風習といったものとの絡みの中で幾重にも解釈することができる。此方では子供である姉弟(原作では兄妹である)を中心に少し感想をと想う。

20世紀初頭の英国、ロンドンから遠く離れたある田舎に広大な土地を所有する地主の邸宅がある。しかし、その主夫妻が交通事故で亡くなってしまう。残された幼い姉フローラ(ヴァーナ・ハーヴェイ)と弟マイルズ(クリストファー・エリス)、家政婦のグロース夫人(ゾーラ・ハード)、美貌の家庭教師ミス・ジェスル(ステファニー・ビーチャム)、そして、下男クィント(マーロン・ブランド)、他にも使用人はいるけれど主要な登場人物はこの5人。後見人の伯父役にはハリー・アンドリュース。原作では描かれていない世界を、人間の持つ心のあらゆる面を織り込めながら美しい森やお屋敷、音楽を伴いお話は展開される。
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粗野ながら色々なものを作ってくれたりお話してくれる下男クィントをフローラもマイルズもとても慕っている。お勉強や礼儀作法はミス・ジェスルが教えるけれど、馬乗りや凧に風船をつけてマイルズを宙に飛ばしたり、お人形や馬を作ってくれたり(クィントはとても器用な人)、彼らの大人の世界の疑問に彼なりの言葉をしっかり返してくれる。しかし、子供たちはその純白の心ゆえに、彼の言葉をすべて鵜呑みにして信じている。そして、クィントとミス・ジェスルは愛し合っているが、そこには複雑な心理の葛藤がある。けれど、まだ子供であるフローラとマイルズにはその愛や憎悪、女のサガというようなミス・ジェスルの心を読みとることはできない。そして、悲劇の結末へと...。でも、死によって愛する者たちが一緒に居られると信じている。

フローラとマイルズ役のふたりがとても可愛い。姉のフローラの目つきも妖しげで場面を印象づける。また、可愛い少年マイルズの屈託のない笑顔が多いなかでの終盤の行為はさらに強烈に心に残り、色々と考えさせられるものがる。素晴らしい子役たちだと想う。また、クィント役のマーロン・ブランドは『ゴッドファーザー』で知った私なので、その後にこの映画を始め、あのドン・コルレオーネのイメージとは異なる役柄が新鮮だった。あれから、私も出演作を観てゆく中、いつも感じること。マーロン・ブランドの演技はどんな役でもなにか安心感のようなものがある。とりわけ、この粗野で下男という身分、教養もなく馬小屋を与えられているクィントは魅力に溢れている。子供たちが慕うのは当然に想う。クィントの屈折した心や貧しい境遇、人間の持つ善と悪をとても寛容で大らかにあのお声と風貌で演じる。”包容力”というようなものをいつも感じる。なので、観ていて安心感があるのだろうか...。演技の外からの魅力でもあるのだろう。

「人間というものは本来、だれもが純真なままに生まれてくるものだ。それが、大人の世界の常識や規範に染まって、いつの間にかアカをつけていく。もちろん、純真無垢がいいか、わるいかは別問題で、この作品は、そのような子どもの世界と、大人の世界のはかり知れない落差を教えてくれるだろう。それはきわめてミステリアスな領域である...。」 
(マイケル・ウィナー監督)

★監督のお言葉などを少し追記致しました。また、原作に近い内容でカポーティが脚本参加した、美しきデボラー・カー主演の1961年作品、『回転』はもっとゴシックロマン溢れる怪奇さで怖いのですが好きなので、また感想をと想います。その他、関連する作品やヘンリー・ジェイムズ作品が巡り、奇妙な感じです☆
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妖精たちの森/THE NIGHTCOMERS
     1971年・イギリス映画
監督:マイケル・ウィナー 原作:ヘンリー・ジェイムズ 脚本:マイケル・ヘイスティングス 撮影:ロバート・ペインター 音楽:ジェリー・フィールディング 出演:マーロン・ブランド、ステファニー・ビーチャム、ヴァーナ・ハーヴェイ、クリストファー・エリス、ゾーラ・ハード、ハリー・アンドリュース、 アンナ・パーク
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by claranomori | 2008-08-31 14:55 | 銀幕の少女たち・少女映画
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私はロリータ・ヴォイスが好きでもあるけれど、心に響き長年ずっと好きであり続けている声は多いようでそうでもない。甘く囁く可憐な歌声の裏側の女王さまのようなリディア・ランチは今も好き。最初に知ったのはブライアン・イーノがプロデュースした『NO NEW YORK』というコンピレーション・アルバム。リディア・ランチは1959年6月2日のニューヨーク生まれ。この『NO NEW YORK』の中では、TEENAGE JESUS AND THE JERKSというバンドで収録されていた。活動は1976年から1979年頃まで。なので、この当時は10代だったのだ。ここにも”恐るべき子供たち”が存在していた。小柄ながら貫禄があり、この頃から今もアイラインで黒く縁取られている眼光はよく見ると悲しい目をしているように感じる時もある。”ゴスロリ”なる言葉の存在する前に、彼女のスタイルはそんな感じ。しかし、リディア・ランチはパンクやロックというジャンルから自由に飛び交う。ジャズやクラシック、あるいはポエトリー・リーディングからノイズまで。でも、あのどんよりと黒く甘いロリータ声は変わらない。不思議な魅力!私は暗黒ロリータ・ヴォイスの元祖だと勝手に決めている。
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その後の活動は色々なプロジェクト、ソロ、コラボレーション、朗読、写真展...と幅広い。リディア・ランチから想起される交流の深いアーティストは、ジェームス・チャンス、ジム・フィータス、マーク・アーモンド、ロバート・クィン、エクシーヌ・サーヴェンカ、ニック・ケイヴ、ローランド・S・ハワード、サーストン・ムーア、キム・ゴードン...と私の好きなアーティストばかり。リディア・ランチのアルバムの全てが好きでもないけれど、私は彼女の声が大好き!あのお声は作った猫なで声ではない。時に叫び、時に嘆き、時に悲しくやさしい。以前、何かの雑誌のインタビューで読んだこと。かなり衝撃的だった。彼女はご自分のことが好きではないと。また、父親に性的虐待を受けて育った少女だと。正確に言葉は覚えていないけれど...。リディア・ランチのヴォイスやパフォーマンスの静と動は独自の表現方法である。どんな音の中でも彼女の声に耳を傾けるのが好き☆下の画像は1989年のHARRY CREWS。キム・ゴードンのベース、サンディ・メイのドラム、そして、リディア・ランチのギター!ライヴ録音のようなトラッシュ感。あまり聴いていないけれど、ジャケットの色合いとキム・ゴードンが可愛い♪
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by claranomori | 2008-08-29 20:41 | 私的少女音楽★愛しき歌姫
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ヘレン・ミレン:HELEN MIRREN
1945年7月26日 イギリス・ロンドン生まれ
本名:Ilyena Lydia Mironoff

★『クィーン』でのエリザベス女王役では世界中の賞を独占したような状態でそんな授賞式を拝見し嬉しかった。やっと!オスカー女優さまに。英国的な格調高き佇まいに溢れたお方なので、時に奇妙な役柄も演じられるけれど愉しい。素敵なダイム・ヘレン・ミレン♪

●代表作●
ガフールの伝説 (2010) 声の出演  
消されたヘッドライン (2009)
終着駅 トルストイ最後の旅 (2009)  
インクハート/魔法の声 (2008)
ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 (2007)
クィーン (2006)
銀河ヒッチハイク・ガイド (2005) 声の出演  
エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~ (2005)
サイレンサー (2005)
二重誘拐 (2004)
サバンナ スピリット ~ライオンたちの物語~ (2004) 声の出演  
プリティ・ヘレン (2004)  
カレンダー・ガールズ (2003)
第一容疑者 姿なき犯人 (2003)  
ドア・トゥ・ドア/バッグに愛とまごころを… (2002) 
ハリウッド・クライシス (2001) 監督  
プレッジ (2001)  
ゴスフォード・パーク (2001)
グリーンフィンガーズ (2000)  
鬼教師ミセス・ティングル (1999)  
プリンス・オブ・エジプト (1998)  声の出演  
ペインテッド・レディ 肖像画の淑女 (1997) 
英国万歳! (1994)  
第一容疑者 1~6 (1991~1996) 
天使も許さぬ恋ゆえに (1991)  
黄土の英雄/軍医ベシューンの生涯 (1990) 
迷宮のヴェニス (1990)
鯨が来た時 (1989)  
コックと泥棒、その妻と愛人 (1989)  
レッド・キング★狙われた赤い星 (1989)  
パスカリの島 (1987)  
奇跡の教師ヴィック (1986) 
モスキート・コースト (1986)
ホワイトナイツ/白夜 (1985)  
キャル (1984)  
2010年 (1984)
人魚姫 (1984)
シンベリン (1982) 
エクスカリバー (1981)
カリギュラ (1980)  
天才悪魔フー・マンチュー (1980)  
長く熱い週末 (1980)  
失われた航海 (1979)  
お気に召すまま (1979) 
ザ・コレクション (1976)  
オー!ラッキーマン (1973)  
狂えるメサイア (1972)  
としごろ (1969)
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by claranomori | 2008-08-28 10:02 | 女優館★銀幕の名花たち
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とても思い入れの強いカナダ映画の『ソナチネ』(1984年)。大好き!な世界観に溢れている。先ず、美少女シャンタル(パスカル・ビュシエール)のお話で始まる。バスの運転手のおじさんとの心の交流が静かに私には伝わるものだった。シャンタルは背骨が曲がっているらしく病院に通院しているリセエンヌ。常にウォークマンを付けている。おじさんが”君はきれいだ”と言ってくれた声を録音し繰り返し聞き微笑む、瞳はキラキラ♪そして、スラリとした少年っぽい女の子ルイゼット(マルシア・ピトロ)はお家でも両親との会話もなく閉ざしている。ある日、”人生の冒険へ出るには今しかない”と家出する少女。彼女もまた、ある船乗りのおじさんとの束の間の心の交流に安堵する。おじさんはフランス語が話せない(舞台はモントリオールなのでフランス語での会話)けれど、おじさんの何か人生に疲れた感じと、思春期の少女の持つ不安感が奇妙なめぐりあいをする...この感じもミシュリーヌ・ランクト監督は巧く描いていると想う。ルイゼットはシャンタルより少し薄めのウォークマンを常に付けている。彼女達はウォークマンをほとんど放さない。まるで、社会の騒音や雑音からわが身を守るかのように。時代を感じる重そうなウォークマン、ローラースケート、80年代的ファッションはこの映画には欠かせない。

そして、最終章。ルイゼットのお父さんは地下鉄の運転手をしている。その電車をふたりで待ち手を振るのだけれど、父親は無反応...ルイゼットの心は曇る。そして、実際に当時のケベックではストライキ問題が大きかったそうだけれど、この映画にも表れている。ふたりは学校の病院から盗み出したお薬を袋に持ち帰りある行動に出る。”誰かが止めない限り、私達は死にます”と手書きで作ったプラカード(ペラペラで小さすぎるのも可愛い)を持参し、いざ、地下鉄へ。ふたりは並んで車内に座り周りの人たちの反応を窺うけれど、ほとんど無反応。読んだ人も本気だとは思ってもいないようだ。終点が近づく中、ふたりは大量のお薬を飲んで眠ってしまう。終点に着いたと同時にストライキ決行のアナウンス。さっさと車掌さんたちは退散してしまい、シャンタルとルイゼットは眠ったまま、その車内に置き去りにされて終わる...。小さな地味な作品かもしれないけれど、私はこの映画が大好き!じめじめしていないし、同世代的な感性のお陰かもしれない。私はウォークマンを持ち歩く勇気がなくて、大人になってからフランス語教室に通っていた時、アルバイトで本屋さんに通うバスの中で座れた時しか使ったことがない。でも、嫌な会話も聞こえないし、自分の世界にいながら社会を歩くことができた。今はiPodや携帯を身軽に常に持ち歩くお若い人々が大勢。時代は変われど、思春期の少年少女の心の空虚さをそれらが埋めてくれるのかもしれない、擬似現実あるいは仮想世界に夢を求める☆
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ソナチネ/SONATINE
1984年・カナダ映画
監督・脚本:ミシュリーヌ・ランクト 撮影:ギイ・デュフォー 音楽:フランソワ・ランクト 出演:パスカル・ビュシエール、マルシア・ピトロ、ピエール・フォト
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by claranomori | 2008-08-28 06:35 | 銀幕の少女たち・少女映画
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ベティ・デイヴィス:BETTE DAVIS
1908年4月5日 アメリカ・マサチューセッツ州ローウェル生まれ
本名:Ruth Elizabeth Davis
没年:1989年10月6日

★"ハリウッド史上最高の演技派女優"と謳われる名女優!憎いほどの悪女もあれば愛らしい悪女、屈折した難解な役柄の数々を見事に演じてみせる。印象的な瞳と豊かな表情、意志の強さと気品、そしてほっとするほど優しいお姿も。生涯、女優人生!本当に素晴らしいベティ(ベット)・デイヴィス★

●代表作●
おばあちゃんは魔女 (1989)  
八月の鯨 (1987)
ジョージアの熱い風 (1986)  
ミス・マープル/魔術の殺人 (1985)  
幸福の選択 (1984)  
アーサー・ヘイリーのホテル (1983)  
チミノ夫人のピアノ (1982)  
呪われた森 (1980)
続・星の国から来た仲間 (1978)
ナイル殺人事件 (1978)  
悪魔の棲む村 (1977)  
家 (1976)  
黒薔薇の女 (1972)  
原潜ポラリスSOS (1971)  
残酷な記念日 (1968)  
妖婆の家 (1966) 
ふるえて眠れ (1965)  
誰が私を殺したか? (1964)  
愛よいずこへ (1964)  
禁じられた抱擁 (1963)  
何がジェーンに起ったか? (1962)
ポケット一杯の幸福 (1961)  
大海戦史 (1959)  
ヴァージン・クイーン (1955)  
黄昏の惑い (1951)  
イヴの総て (1950)  
森の彼方に (1949)  
幸福への招待状 (1948)  
花嫁の季節 (1948)  
愛憎の曲 (1946)  
盗まれた青春 (1946)  
小麦は緑 (1945)  
愛の終焉 (1944)  
ハリウッド玉手箱 (1944)  
旧友 (1943)  
ラインの監視 (1943)  
情熱の航路 (1942)  
追憶の女 (1942)  
晩餐に来た男 (1942)  
偉大な嘘 (1941)  
偽りの花園 (1941)  
月光の女 (1940) 
凡てこの世も天国も (1940)  
愛の勝利 (1939)  
革命児ファレス (1939)  
女王エリザベス (1939)  
黒蘭の女 (1938)  
黄昏 (1938)  
倒れるまで (1937)  
札つき女 (1937)  
或る女 (1937)  
恋愛合戦 (1937)  
化石の森 (1936)  
国境の町 (1935)  
青春の抗議 (1935)  
日かげの花 (1935)  
特高警察 (1935)  
痴人の愛 (1934)  
流行の王様 (1934)  
偽物紳士 (1934)  
めりけん商売 (1934)  
春なき二万年 (1933)  
落下傘 (1933)  
失踪者三万人 (1933)  
懐しき故里 (1932)  
母 (1932)  
歩道の三人女 (1932)  
暁の耕地 (1932)  
ウォタルウ橋 (1931)  
母性 (1931)
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by claranomori | 2008-08-27 23:36 | 女優館★銀幕の名花たち
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ヴィヴィアン・リー:VIVIEN LEIGH
1913年11月5日 インド・ダージリン生まれ 
没年1967年7月7日 
本名:Vivian Mary Hartley

★お美しさと気品は生まれながらのもの。美貌のみならず演技力もあり、オスカー(主演女優賞)を2度も受賞されたお方。でも、晩年は不幸であの華奢なお身体と精神を病まれての死でした。見え隠れする孤独な憂いと狂気のような眼差しは演技を超えたもののように思えます!

●代表作●
愚か者の船 (1965)
ローマの哀愁 (1961)
愛情は深い海の如く (1955)
欲望という名の電車 (1951)
アンナ・カレニナ (1948)
シーザーとクレオパトラ (1945)
哀愁 (1940)
美女ありき (1940)
風と共に去りぬ (1939)
響け凱歌 (1938)
セント・マーティンの小径 (1938)
間諜 (1937)
無敵艦隊 (1937)
茶碗の中の嵐 (1937)
21日間 (1937)
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by claranomori | 2008-08-27 22:29 | 女優館★銀幕の名花たち
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パスカル・ビュシエール:PASCALE BUSSIERES
1968年6月27日 カナダ・モントリオール生まれ
本名:Pascale Bussiéres

★『ソナチネ』の少女時代から今日まで、本国カナダ、フランス、アメリカ映画と多くの作品に出演されている。日本公開が少ないのは残念だけれど。目元が個性的で時に神秘的な魅力を放つ個性派の女優さま♪

●代表作●
天国の青い蝶 (2004)
ラ・タービュランス (2002)  
彼女たちの時間 (2001)
エクスチェンジ 脳・間・電・送 (2000)
サンダーポイント (1997)
月の瞳 (1995)  
ソナチネ (1984)
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by claranomori | 2008-08-27 21:29 | 女優館★銀幕の名花たち
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私は美形好きのミーハーながら、映画が好きなお陰で色々な個性、味わいのある俳優さま達を知り、様々な作品、役柄を演じる中で好きになってゆくお方が歳と共に増えている。この『バティニョールおじさん』(2002年のフランス映画)の監督(脚本も)であり主役のバティニョール役のジェラール・ジュニョも決してハンサムではないけれど、ユーモアと優しさ、人間味のあるちょっととぼけた感じが素敵。最近だと『コーラス』(2004年)での音楽の先生を演じていたとっても好きな映画があり、また感動させられてしまったお方。『コーラス』も近いうちに♪この『バティニョールおじさん』で知ったのが、ユダヤの少年シモン役のジュール・シトリュク(JULES SITRUK)君だった。可愛いなぁ~!と印象を残す中、『ぼくセザール10歳半1m39cm』と立て続けに観ることが出来たもので、まだまだ記憶に新しい。このジュール・シトリュクは1990年4月16日のフランス・パリ生まれ。なので、この2作での撮影当時は11~12歳頃。その後、お姿を映画で拝見していないけれど、普段の学業もあるので、子役の少年少女たちって大変だと想う。ジュール・シトリュク君、今ではすっかり背丈も伸びたことだろう♪
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バティニョールおじさん/MONSIEUR BATIGNOLE
         2002年・フランス映画
監督:ジェラール・ジュニョ 脚本:ジェラール・ジュニョ、フィリップ・ロペス=キュルヴァル 撮影:ジェラール・シモン 出演:ジェラール・ジュニョ、ジュール・シトリュク、ミシェル・ガルシア、ジャン=ポール・ルーヴ
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by claranomori | 2008-08-27 05:33 | 銀幕の美少年・少年映画
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『ぼくセザール 10歳半 1m39cm』は2年程前に感想を綴ったことがあるのだけれど、此方にも少し追記を。フランスの渋い男優さまでもあるリシャール・ベリの2003年の監督・脚本作。私はジョセフィーヌ・ベリという可愛い少女をこの映画のサラ役で知り嬉々としたものだ。お話も好きだしこの美少女のことを時折想い出す。ジョセフィーヌ・ベリのお父様はリシャール・ベリ、お母様はジェシカ・フォルド(エリック・ロメール監督の大好きな映画のひとつである『レネットとミラベル/四つの冒険』に出演されていたお方)であるので、こんな綺麗な娘さまが生まれたのも納得!ジョセフィーヌ・ベリは1992年1月29日のフランス・パリ生まれなので、この『ぼくセザール 10歳半 1m39cm』の撮影当時は10歳~11歳頃のようだ。この映画はその後も幾度か観ていて、吹き替え版も楽しかった♪主人公のセザール役のジュール・シトリュク君のことも追記いたします☆
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ぼくセザール 10歳半 1m39cm/MOI CESAR, 10 ANS 1/2, 1M39  2003年・フランス映画
監督:リシャール・ベリ 脚本:リシャール・ベリ、エリック・アスス 撮影:トマ・ハードマイアー 音楽:レノ・イザーク 出演:ジュール・シトリュク、マリア・デ・メディロス、ジャン=フィリップ・エコフェ、ジョセフィーヌ・ベリ、マボ・クヤテ、アンナ・カリーナ、ジャン=ポール・ルーヴ、 ディディエ・ベニュロ
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by claranomori | 2008-08-27 04:45 | 銀幕の少女たち・少女映画
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サム・シェパード:SAM SHEPARD
1943年11月5日 アメリカ・イリノイ州フォート・シェリダン生まれ
本名:Samuel Shepard Rogers

★”アメリカの男優で一番好きな人は?”と聞かれたなら、即答でサム・シェパード!!初めて拝見したのは『天国の日々』をテレビ放送にて。ジェシカ・ラングとは80年代から今も良きパートナーであるのも素敵。『パリ、テキサス』では脚本を高く評価されて嬉しかった。俳優としても幾度かオスカーにノミネートされているけれどまだ無冠。主役も良いけれど、このお方が脇役で出演されていても登場を待ちわびてしまう。ジェシカ・ラング以外では、ダイアン・キートン、スーザン・サランドン、エレン・バースティン、ジュリー・デルピー...と好きな女優さま達との共演も多く、それらは幾度か観ている。ハンサムでインテリながら気取らない(歯が欠けていたときも素敵だった)。寡黙さと寛容さを感じる。助演でも、さり気なく強い印象を残すことのできるお方。『マグノリアの花たち』でも豪華な女優陣の中にあって、いかにも自然な感じがいい。『赤ちゃんはトップレディがお好き』は映画館で初見、その後10回以上観ているのだけれど(ダイアン・キートンも大好きなので)、こんな素敵な獣医さまなのでドキドキ!最近では『アメリカ,家族のいる風景』もとても好きな作風だった。それ以降のもの、これまでのものもちょこちょこ未見の作品があるので、嬉しい遭遇をのんびり待っているところです♪

●代表作●
マイ・ブラザー (2009)
プリズン・サバイブ (2008)
パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ (2008)
ジェシー・ジェームズの暗殺 (2007)
バンディダス (2006)
ステルス (2005)  
アメリカ,家族のいる風景 (2005) 原案・脚本・出演
きみに読む物語 (2004)
ブラインド・ホライズン (2004)  
レオポルド・ブルームへの手紙 (2002)
ソードフィッシュ (2001)
ブラックホーク・ダウン (2001)
プレッジ (2001)  
心臓を貫かれて (2001) 
ハムレット (2000)  
すべての美しい馬 (2000)  
恋と疑惑の果てに (2000) 
ヒマラヤ杉に降る雪 (1999)
背信の行方 (1999) 原作  
ニューヨークの亡霊 (1999)  
ゴースト・アウトローズ (1999) 
三十年の愛 ハメット&ヘルマン (1999) 
イン・マイ・ライフ (1997)  
荒野の追跡者・ラレード通り (1995)  
ワイルド・メン (1994)  
運命の絆 (1994)
ウェストン家の奇蹟 (1994) 原作戯曲  
ペリカン文書 (1993)  
アメリカンレガシー (1992) 監督・脚本  
サンダーハート (1992) 
ディフェンスレス 密会 (1991)  
ブライト・エンジェル 旅立ちの予感 (1991) 
ボイジャー (1991)  
マグノリアの花たち (1989)  
ファーノース (1988) 監督・脚本  
赤ちゃんはトップレディがお好き (1987) 
ロンリー・ハート (1986)
フール・フォア・ラブ (1985) 原作・脚本・出演  
カントリー (1984)
パリ、テキサス (1984)  脚本  
ライトスタッフ (1983)
女優フランシス (1982)  
レザレクション 復活 (1980)
天国の日々 (1978)
レナルド&クララ (1978)  
砂丘 (1970) 脚本

1979年度ピューリッツァー賞受賞
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by claranomori | 2008-08-25 20:40 | 男優館★麗しの男優