あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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ここ数年のアメリカの若手女優さん達にいいなぁ~って思う方々が目立つ。それも、大抵子役からというキャリアの方達。ソーラ・バーチ、クリスティナ・リッチも魅力的だけれど、このスカーレット・ヨハンソンは特にお気に入り!最近作『ロスト・イン・トランスレーション』、『真珠の耳飾りの少女』『ゴーストワールド』、『のら猫の日記』とそれぞれ良かった(『理由』は未見なので観たいと想う)。

そんなスカーレット人気が高まる中、2001年の『アメリカン・ラプソディ』がようやくDVD化された。先にケーブルで観たのだった。本来はナスターシャ・キンスキーをお目当てに。すると、「あら、可愛い~!スカーレット・ヨハンソンちゃん♪」と登場し嬉しい意外さだった。でも、後半しか出てこないのだけれど。前半の幼女期役の少女も可愛かった。

それにしても、ナスターシャももう母親役のお年になられたのだなぁ・・・。でも、まだまだお美しいけれど、今回の日本版のDVDのジャケットでも顕著なのは、もう売りはスカーレット・ヨハンソン。ちょっと複雑な気分になる・・・世代交代は常にある。

お話はハンガリーからアメリカに移住する家族。時代は1950年代のハンガリーでスターリンによる共産主義下時代。しかし、夢を抱いてルーズベルト大統領時代のアメリカへ一家は亡命することに。しかし、経済的理由から両親が先にアメリカに渡る。小さな下の娘スザンヌ(スーザン)を初老のご夫婦に預けて。この時の両親の気持ちはどんなに辛かっただろう...。

成長した少女スザンヌ(スカーレット・ヨハンソン)の馴染めないアメリカ、2組の親の狭間で苦悩と葛藤が起きる。そんな役をとても素晴らしい魅力で演じていた。ただ可愛いだけではない!ロバート・レッドフォードの『モンタナの風に抱かれて』での子役時代をまた観たくなった。でも、産みの親より育ての親・・・という事もふと考えたりして、育てた親の心境、引き取れない本来の親の心境、何も知らずのびのびとハンガリーで育った少女の環境に馴染めない様子、そこまでの行程を受け入れるまでの苦悩などを思うと、それぞれの悲哀と運命を痛く感じた。

※スカーレットも可愛いけれど、やはり私はナスターシャの50年代のクラシカルなファッションやヘアスタイルも素敵で彼女を追うのでした♪そうそう、この『アメリカン・ラプソディ』の音楽担当はクリフ・エデルマンなので、ナスターシャ繋がりだと『マグダレーナ「きよしこの夜」誕生秘話』のお方☆
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アメリカン・ラプソディ/AN AMERICAN RHAPSODY
           2001年・アメリカ映画
監督・脚本:エヴァ・ガルドス 撮影:エレメール・ラガリイ 音楽:クリフ・エデルマン 出演:ナスターシャ・キンスキー、スカーレット・ヨハンソン、エファエラ・バンサギ、エミー・ロッサム

※2005年3月24日付で『映画の宝石箱』に書いたものに追記いたしました♪(只今、ブログ整理中で重複したりいたしますがご了承ください。)
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by claranomori | 2005-03-24 11:42 | 銀幕の少女たち・少女映画
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★フェデリコ・フェリーニ監督の1964年映画『魂のジュリエッタ』。フェリーニの長編でのカラー作品としては最初のものと言われている。主演のジュリエッタ・マシーナは平凡な主婦(妻)。15年連れ添った夫の浮気を知り落ち込み苦悩する。そんな彼女とは別世界に生きる様な隣人のスージー(サンドラ・ミーロ)や、謎の霊媒師や不思議で華麗な人々の登場と共に、次第にジュリエッタは幻想的な世界を垣間見ることになる。そういう中年期の家庭を持つ女性の心理描写がなんともフェリーニらしい煌びやかさで描かれている好きな作品。

『8 1/2』はフェリーニ自身をマルチェロ・マストロヤンニが演じたもので、この『魂のジュリエッタ』はジュリエッタ・マシーナの分身をジュリエッタとして描いたとも言われる。実際に、お二人は生涯連れ添ったご夫婦だったことからも、色々な解釈があるようだけれど、私はとにかく美しい色彩、「色」の強烈なインパクトばかり焼き付いている。サンドラ・ミーロのグラマラスな雰囲気もこの作品ではとても印象強いもの。そう言えば、サンドラ・ミーロは『81/2』にも出演されている。シルヴァ・コシナも妖しい華麗さでお美しい。『ヴォッカチオ』『黄金の七人・1+6 エロチカ大作戦』にも出ていらした個性派美人なお方。

カラー作品と言っても色々。ルキノ・ヴィスコンティのカラー、ジャン=リュック・ゴダールのカラー、ウィリアム・クラインのカラー...どれも私は衝撃を受けた。この様な古い時代のカラー映像と、現在の飽和的とも思えるカラーの印象とは全く異質の美しさ、輝きにうっとりする。映画の手法とか専門的な事は何も分からないけれど、観る者に「綺麗だ!」と色褪せぬ印象を焼き付ける事が出来る事、それは何て素敵なのだろう!と思う。

そして、ジュリエッタ・マシーナの魅力は何と形容すれば良いのだろう...決して美人女優様でもないかもしれないけれど、少女的というか可愛らしいお方だと思う。『カリビアの夜』や『道』でのジュリエッタ・マシーナの素晴らしさは言うに及ばずという名作。あの可憐な瞳と表情がとても好きです。
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魂のジュリエッタ:GIULIETTA DEGLI SPIRITI
1964年 イタリア/フランス合作映画 
監督:フェデリコ・フェリーニ 製作:アルベルト・リッツォーリ
脚本:エンニオ・フライアーノ、フェデリコ・フェリーニ、トゥリオ・ピネッリ、ブルネッロ・ロンディ 撮影:ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ 音楽:ニーノ・ロータ
出演:ジュリエッタ・マシーナ、サンドラ・ミーロ、マリオ・ビスー、シルヴァ・コシナ、ヴァレンティナ・コルテーゼ、カテリーナ・ボラット、フレデリック・レデブール

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by claranomori | 2005-03-17 03:54 | キネマの夢・シネマ万華鏡