あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

ミカド:MIKADO パスカル・ボレル(Pascal Borel)とグレゴリー・チェルキンスキー(GregoryCzerkinsky)♪

b0106921_12413358.jpg
ミカド(MIKADO)は、1982年にパスカル・ボレルとグレゴリー・チェルキンスキーのお二人が結成した愛らしいポップ・ユニット♪Les Disques Du Crépuscule(レ・ディスク・デュ・クレプスキュール)というベルギーの好きなレーベルが在った。今ではお洒落なイメージが持たれているようだけれどなかなか愛しのヘンテコリンな音楽たちの宝庫であったので、所謂”レーベル買い”をしていた私。ミカドの作品は一応全部持っているのでかなりのご贔屓。フランス・ギャルのカバーもしているし、安堵するので今でもよく聴いている。パーカッションとエレクトロニクスを担当の眼鏡の男性がグレゴリー・チェルキンスキーで、90年代に入り”チェルキンスキー”として再活動された時も嬉しかった。でも、私はヴォーカルの可憐で愛らしい歌声のパスカル・ボレルがさらにさらに大好き!!サウンドも含めて好きなミカドなのだけれど、この甘すぎないウィスパー・ヴォイスは耳と心に優しく相性の良さを直感したものだった。未だに私はこうした直感で生きているような者...幸か不幸か。日本盤は細野晴臣さんのレーベル「ノンスタンダード(Non Standard)」から1984年にリリースされた。12インチ・シングルとアルバムのジャケット・デザインを、これまた大好きなピエール・エ・ジル(Pierre et Gilles)が担当したものもある。80年代育ちの私にはついこの間のことのようだけれど不思議で素敵な時代だったとも想う。エレ・ポップやネオ・アコースティック、フレンチ・ポップスやNewWave...という形容のどれもが該当するようなミカド。音楽ジャンルってそんな感じ♪細野さんは1984年の『ミカド』の日本盤リリースの折、エグゼクティヴ・プロデューサーとしてクレジットされていた。そして、とっても素敵なコメントが寄せられていた☆
b0106921_12415223.jpg

「あれ?これってぼくたちのやりたい音じゃない!」
とTはさけびました。
「こんなのとっくにやってるよな、オレ達・・・」
とSはくちごもりました。
「でも結局、いちばんやり残してしまった音楽ね。」
と私は反省しました。
みんな心の中で「キュートな音楽っていいな-」
とくやしがりつつ、目はキラキラと輝きました。
キュートなんです。私達やあなたや
バカヤローめらが置き忘れたものは。
それはかわいいともステキともちょっぴり違う、
「愛らしさ」です。
それは「粋」という、
これも忘れられた繊細なニュアンスをしています。
こんなことを忘れるなんて。
私達やあなたやバカヤローめらはなんてバカだったんだ。
私達は古来、イキを重んじたのではなかったろうか。
私達は昔、お互いに愛らしい存在ではなかったろうか。
私達はごはんを食べる時、いただきますを忘れはしなかったろうか。
フレンチ・ギャルとボーイの音楽が、
日本人にこんなことを思い出させてくれる。
で、ノンスタンダードから
初の海外アーティストを紹介します。
それが愛らしい「ミカド」です。

- 細野晴臣-

[PR]
by claranomori | 2008-06-14 11:34 | 私的少女音楽★愛しき歌姫