あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

『ロリータ LOLITA』 少女ロー(ドミニク・スウェイン)とハンバート教授(ジェレミー・アイアンズ)♪

b0106921_1303574.jpg
★この『ロリータ』(1997年)は、エイドリアン・ライン監督が一度断ったジェレミー・アイアンズを、共通の友人であるグレン・クローズを介して承諾させ、アイアンズはこの役柄を演じた為に、予想していた通り2年間干されてしまったというもの。でも、このハンバート教授役のジェレミー・アイアンズ在っての作品!!なので、監督がどうしても演じて欲しかったお気持ちに感謝している。原作のロリータ(ロー)は12歳。そして14歳と...。映画化なので勝手なイメージが崩れてしまうことは多分にある。ドミニク・スウェインは可愛いけれど、この映画が凄く好きとは言えない。でも、シツコイようだけれどジェレミー・アイアンズが凄まじい程に素晴らしい!
b0106921_2423848.jpg

ロリータ、わが生命のともしび、わが肉の炎、わが罪、わが魂。
朝、ソックスを片方だけはきかけて立つ4フィート10インチ(約147センチ)の彼女。  
-ウラジミール・ナボコフ 『ロリータ』より-

エンニオ・モリコーネの音楽も素晴らしい♪そして、ハンバートが最後に語る言葉が全てを言い表しているとも想う。あの言葉が今も私の頭の中でループし、彼の悲哀に壮絶な美を見る☆

”絶望的な孤独はロリータがいないことではない。彼女の声が聞こえないことだ。”

何故だか、私はこの言葉に頭も心も大きく頷き、そして涙に溢れるのだ。何故だろう...分からないので、こうしてツベコベと綴ったりしてるのだと想う。私はロリータ願望は無い。傍観者としての愛好家に近いと感じている。なので、ハンバート教授やルイス・キャロル(共に際どいけれど!)に感情移入しやすいようなのだ...これもよく分からない。ローが少年でもいい☆
b0106921_1312960.jpg
この朗読CDはナボコフの『ロリータ』をジェレミー・アイアンズの美しいブリティッシュ・イングリッシュで堪能できる作品。このお声!英国の舞台俳優出身の優れた俳優方は素敵なお声の持ち主でもあることが多い。国際俳優である演技派男優さまのジェレミー・アイアンズはお声の魅力も高く評価されているのも嬉しい!『ライオン・キング』の声優も良かったですね♪

ロリータ:LOLITA
1997年・アメリカ映画 
監督:エイドリアン・ライン 脚本:スティーヴン・シフ 原作:ウラジミール・ナボコフ 音楽:エンニオ・モリコーネ 出演:ジェレミー・アイアンズ、ドミニク・スウェイン、メラニー・グリフィス、フランク・ランジェラ、スザンヌ・シェパード、キース・レディン、ハリー・ハーシュ


★ナボコフ関連、少女愛好など、まだまだ(のんびり)追記してゆきます♪
[PR]
by claranomori | 2008-06-03 01:26 | 文学と映画★文芸・史劇