あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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バッティル・ギューヴェ:BERTIL GUVE 『ファニーとアレクサンデル』のアレクサンデル少年♪

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イングマール・ベルイマン監督の1982年作品である『ファニーとアレクサンデル』に出演していた可愛い少年バッティル・ギューヴェ!その妹役のファニーを演じていた少女ペルニッラ・アルヴィーン(Pernilla Allwin)も可愛い♪兄妹役ながら撮影当時11.12歳頃の同い歳のふたり。長い大作映画はヴィスコンティで慣れてはいるものの、これは凄い!でも、5時間強という長さなのだけれど最後まで魅入ってしまったのだから相性の良さを感じる。ベルイマン映画はどれも好きだと想っているけれど深いテーマや宗教的な色合いが濃いので幾度か観ては新たな発見や想いが巡るという繰り返しが続いている。劇場版の3時間強というものもあるそうだ。
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このアレクサンデル少年はベルイマンの少年時代ともいえるようで、父はプロテスタントの上級聖職者であったというので、この映画の中で主教を見つめるアレクサンデルと重なり合うようだ。また、ベルイマンは子供時代から人形劇がお好きで舞台装置なども作って遊んでおられたという...やはり並みの子供とは想えない。そんな場面も印象的に描かれている。私はセーラー服姿の少年少女たちが好き♪殊に少年のセーラー姿には異常に反応してしまう。そして、このバッティル・ギューヴェ君の顔立ちや瞳の愛らしさと共に、何ともいえぬ足の線の美しさが決定打!この映画でしか知らない少年だけれど大好きなのだ。
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大人たちもベルイマン作品の常連の俳優方を始め素晴らしいし、映像の美しさは全編を貫き澄み渡っていた。撮影はこれまた大好きなスヴェン・ニクヴィスト!!この幼いファニーとアレクサンデルが絶対服従の拷問を受けたりする。彼らを救うかの存在である骨董品店を営むユダヤ人のイサク・ヤコビという人物の存在。ユダヤ人の狂人イスマエルとアレクサンデルの幻視。キリスト教徒と異教徒のこと、美しい自然の景色、まるで不思議な夢の世界のよう。家族や人間ドラマを描いているのだけれど、愛や苦悩と共にどこかおとぎ話のようにも感じる。静寂で透明で美しい!さらに大好きな『叫びとささやき』は赤の色彩が印象的だけれど、この 『ファニーとアレクサンデル』は雪や森の風景、衣装や髪の色(美術)など...白と黒という色彩(特に白かな?)が私には強く残っているベルイマンのカラー作品☆

ファニーとアレクサンデル/Fanny och Alexander
b0106921_23273737.jpg1982年・スウェーデン映画
監督・脚本:イングマール・ベルイマン 撮影:スヴェン・ニクヴィスト  音楽:ダニエル・ベル 出演:バッティル・ギューヴェ、ペルニッラ・アルヴィーン、グン・ヴォールグレーン、エヴァ・フレーリング、アラン・エドワール、ハリエット・アンデション、レナ・オリン、クリスティナ・ショリン、アンナ・ベルイマン
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by claranomori | 2008-03-19 23:37 | 銀幕の美少年・少年映画