ディディエ・オードパン:DIDIER HAUDEPIN 『寄宿舎 ジョルジュとアレクサンドル』
2007年 11月 19日
13歳のアレクサンドルが寄宿学校で仲良くなった侯爵家の15歳のジョルジュ(フランシス・ラコンブラード)に寄せる思慕、愛くるしい眼差し...美し過ぎる!こんなに美しいままお話が終わるはずは無く、結末は悲しいのだけれど...。 竹宮恵子さまはディディエ・オードパンのこの少年時代を可愛いけれど、やや口元が...(もう少し引き締まった口元をお好みのような)というお話を読んだ記憶があるのだけれど、それも分かる気がする。でも、瞳と笑顔や憂いを湛えた表情やハイソックスを穿いた足下や仕草など...たまらなく可愛い!20代の出演作にもいくつか好きな作品(ロジェ・ヴァディム監督の『花のようなエレ』やルキノ・ヴィスコンティの『イノセント』他)があるけれど、やはり少年時代のディディエ・オードパンがどうしても、いつまでも美しく銀幕の中で生き続けている☆ああ、幸せ♪
寄宿舎 ~悲しみの天使~/LES AMITIES PARTICULIERES 1965年・フランス映画
監督:ジャン・ドラノワ 原作:ロジェ・ペルフィット 脚本:ジャン・オーランシュ、ピエール・ボスト 撮影:クリスチャン・マトラ 出演:ディディエ・オードパン、フランシス・ラコンブラード、ミシェル・ブーケ、フランソワ・ルチア、ドミニク ・モーラン、ルイス・セニエ