あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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往還する女と少女 ジェーン・バーキン:JANE BIRKIN

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         ♥1967年のジェーンと長女のケイトちゃん♪

ジェーン・バーキンは音楽から知ったお方。高校生だったのでもう随分年月が経っている。あの決して上手いとは言えない素敵な歌声♪綺麗な高めのお声がすぐに大好きになったのだった。そして、女優さまであると知り映画も追うようになった。60年代から70年代のジェーンは、メイクもかなりアイメイクが念入りだった。80年代辺りからナチュラルなスタイルに変わってゆき、初来日の折の感動は今もその後の来日よりも印象強く残っている。

「歌う女優」であり続けているのも嬉しい。そして、セルジュとの時代は特に”フレンチ・ロリータ”というイメージで今もあの頃を愛するファンも多いのだと想う。お歳を召されても皺やシミを隠さない。これは欧州の女優さまとハリウッドとの大きな違い。美しさにも様々だけれど、自然なあるがままの姿、歳を重ねるのは当然で美貌の変化、皺の数は年輪のようなもの。素敵なものに想えるように私もなってきた。でも、少女的なものを隠し持つお方や感じさせるお方はどうしても好き。”ガーリー”という言葉のイメージとは私は少し違っていると感じる。ジェーンは19歳で最初の結婚(音楽家:ジョン・バリーと)をし、長女ケイトが誕生していた。まだフランスに渡る以前のこと。最近はミック・ジャガーに似ていると感じるジェーンは英国人なのだから!”パリのイギリス人”だ。私の好きな英国とフランスがジェーンの歩み、気にならないはずはない♪そして、大好きなシャルロットのお母様であり、ルーはますますジェーンに似てくる。素敵な娘さまたち☆

ダーク・ボガードと父娘という役柄で共演した『ダディ・ノスタルジー』も大好き!ダーク・ボガードはこの上なく好きな男優さま。この頃のインタビューでジェーンは語っていた。

「演技をしていると、ときどきフランス語の単語がピンとこないことがあるの。たとえば、”パパ”って呼ぶのはできるけど、そう言ってもなんにも感じない、”ファーザー”とか”アイ・ウォントゥ・ゴウ・ホーム”って言うと、ノスタルジーが一気に抑えられなくなるのに。それはイギリスのせいではなくて、もっと大きくて、ずっと残酷な、もう二度と近づくことのできない国、”少女時代”っていう国が生むのよね。」

ジェーンだけではなく、私の好きな女性アーティストにはこのような”少女時代”を心に持つお方が存在する。そんなお方の生き様も様々だけれど、嘗て”病的な考え”と否定され人にこのようなお話をすることに戸惑いを持っていた頃、私は心の中でずっと彼女達の存在を信じ、知らないうちに勇気を与えられ、今はこうして私の想いを綴れるようになった。”少女”ではないけれど、大人の女性でありながらも少女的なものをも失わないようなお方には親近感を持ってしまう。逆にとんでもなく”大人の女性”には憧憬のような眼差しも持つので、複雑なのだけれど...行ったり来たり。この往来、往還する感覚が好きなのかもしれない。なので、「往還する女と少女」のカテゴリーを設けました。ジェーンのことは音楽と映画共に、好きなものが多数あるのでもう少し続けます。後は追々追記してゆきます。
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by claranomori | 2007-10-26 19:20 | 少女イコン・不滅の少女