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あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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ペレ・ヴェネゴー:PELLE HVENEGAARD

ペレ・ヴェネゴー:PELLE HVENEGAARD_b0106921_9413744.jpg
♣大好きなシーン!この眼差し、瞳の語るものはあまりにも深い★
ペレ・ヴェネゴー:PELLE HVENEGAARD_b0106921_9422171.jpg
♣幼いペレ少年と年老いた父ラッセ役の名優マックス・フォン・シドー★

1987年 デンマーク・スウェーデン合作映画

監督:ビレ・アウグスト
原作:マーチン・アナセン・ネクセ
脚本:ビレ・アウグスト
撮影:イェリエン・ペルション
音楽:ステファン・ニルソン

出演:マックス・フォン・シドウ、ペレ・ヴェネゴー

ペレ・ヴェネゴー:PELLE HVENEGAARD_b0106921_9424136.jpgペレ/PELLE EROBREREN
★デンマークのビレ・アウグスト監督作品であり、スウェーデンのイングマール・ベルイマン監督(先月7月30日にお亡くなりになられた)作品の常連俳優さまでもある、国際的な名優マックス・フォン・シドーが大好き(ここでもあまりにも素晴らしすぎる!)。そして、撮影当時11歳~12歳のペレ少年役でデビューすることになるペレ・ヴェネゴー君。笑顔もとっても可愛いのだけれど、この映画の持つ重厚なテーマを象徴しているかの様でもあるこれらのシーンの眼差し!貧しい北欧の農民たち、父と息子の絆、美しい自然を映し出す壮大なるロマネスク!観終えた後もかなり余韻はヘヴィだけれど、映画がひとつの芸術品であると思える、とても強烈な感動の名作(カンヌ・パルムドールを始め各国で多数受賞)。このペレ君は今も俳優を続けているけれど、日本公開作品は翌年の『フォーリン・フィールズ』以降は無いので残念なのです。
by claranomori | 2007-08-16 10:38 | 銀幕の美少年・少年映画