あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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白い家の少女 (セルジュ・ブールギニョン監督)

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白い家の少女/THE LITTLE GIRL WHO LIVES DOWN THE LANE

1976年 カナダ/フランス/アメリカ合作映画

監督:セルジュ・ブールギニョン 
製作:ゼヴ・ブラウン、ドニ・エロー
原作:レアード・コーニッグ 
脚本:レアード・コーニッグ 
撮影:ルネ・ヴェルジェル
音楽:クリスチャン・ゴベール

出演:ジョディ・フォスター、マーティン・シーン、アレクシス・スミス、スコット・ジャコビー、モルト・シューマン

◆あらすじ◆
丘の上の白い家に少女リンは一人で住んでいた。詩人の父は既に入水自殺を遂げ、何冊かの詩集と銀行預金、そして毒薬の包みを娘に預けていた。父はリンに「離婚した母が訪ねてきて、もし、わがままを言ったらこれを飲ませなさい。」と言い残していた。リンはまだ父が生きているように取り繕っていた。しかし、不審に思う家主のハレット夫人とその息子フランクが詮索しだし、恐ろしいことが始まっていく・・・。

★『白い家の少女(路地の奥に住む少女)』の作者レアード・コーニグが自ら脚本も書いた、正しく天才子役(否、この頃から素晴らしいアクトレスだったと思う!)ジョディ・フォスターが13歳の頃の、初主演作品。この作者は「レッド・サン」「華麗なる相続人」などでも有名なレアード・コーニグ。私がジョディが好きなのはもうこの頃から変わらない涼しい眼差し。ここでも少女なのに大人のように振舞ったり、でも時折見せる笑顔はあどけない。この狭間がたまらない。クールな視線と綺麗なブロンドの髪。お部屋の中の暖炉やテーブル、紅茶セットやアーモンドクッキー。変質者の男性にマーティン・シーンが扮している。足の不自由な優しい少年マリオとの恋。ショパンのピアノの調べ、霧と小雨にけぶる美しい映像...大好きな作品なのです。ジョディは今も好きな女優さま。彼女は自分の本当の父親の顔を知らない。でも、この映画の中では父との生活、父のことが大好きで父の言葉は神聖なものだったのだと思う。少女リンは、孤独と死の翳りを傍らにマリオ少年への愛を見出す。かなり強度なファザー・コンプレックスのリンの思春期の一ページが静かなサスペンス仕立てで描かれた秀作!あの少年ぽい、歩き方にもとてもキュンとなってしまうのです。

『白い家の少女』の少女リンのことなど、追記致しました♪
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by claranomori | 2006-06-23 14:30 | 銀幕の少女たち・少女映画