ここで勝手気ままに書いたりしていること、もしも同じ様な、あるいは少し似た感覚を抱いて頂けるお方がいらっしゃると嬉しいです。でも、公開したばかりなのに困ったトラックバックがやって来た。この様なブログのタイトル...やっぱりアヤシイのかな?私は少女も少年も大人の女性、悪女にも惹かれるし、妖精のような女性も好き。「美しい」と思えるものなら何でもトキメク。よい大人が「少女」について真面目に何やら書いてる、それが私。自分でも理由など分かりはしない。でも、ずっととても大切なことだから...。誤解されたり批判されるかもしれない。でも、私は少女たちを傷つけたくはない。なので「少女愛惜」と名づけさせて頂いた。少年も好き。少女も少年も。私の身近にいつも居る某氏は長い間、アナ・トレントのことを少年だと思っていたと語った。私がいつも「アナ・トレントちゃん~♪」と話題に出すので名前は覚えていたけれど、映画を観るまでは数枚の写真だけで知っていたから。私は嬉しかった!そう、少年みたいな少女。少女のような少年...大好き!
さて、ウダウダと取り留めのないお話ばかりしている。これが「少女文学です!」って私は言えない。ただ、「少女らしい世界」が感じ取られるものたちが好きなだけ。音楽も映画もそういうカテゴリーは千差万別だろうから。このブログで取り上げる順番も気紛れ。でも、やっぱりルイス・キャロルは欠かせない。「アリス幻想」という御本を読むまでもなく、いつの間にか私には「アリス幻想」が脳にも心臓にも焼き付いてしまった。
ウラジーミル・ナボコフの
「ロリータ」。ハンバート教授が「アリス」の中に見え隠れする。なので、よく私の頭の中でごっちゃになってしまう。ドジソンが愛した少女たち、特にアリス・リデルのお写真たちを眺めていると安堵する。気の弱い、それでいて優しい眼差しが伝わってくるかの様。ドジソンも紙一重の危ないところにいたのだろうけれど...。(求婚までしているけれど、出入り禁止令を出されている。)
多くの人々が今も「アリス」を愛している。それぞれの幻想は少しずつ違うけれど取り憑かれてしまう。そんな素敵な文章たちが集まっている、この一冊の中に。ルイス・キャロル自身も「アリス」の挿絵を描いているけれど、私はジョン・テニエルの絵が好き。実像のアリスと絵本のアリスのイメージは違う。そこがまた楽しい。100年以上も前に生きたルイス・キャロルだということを、いつも忘れてしまう。