あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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『もう家の無い子のためのクリスマス』作:クロード・ドビュッシー★子供たちに捧げられた最後の歌曲♪

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★猛暑がまだまだ続く中、相変わらず複雑な想いは常に傍らに。不安定な体調・・・どうにか心のバランスを保てますように!という日々を過ごしています。それにしても、凄いことになっている日本。ある意味、この時代を生きること、体験できることは崇高なる学びだとも想える。東北も梅雨明けしたそうなので暑いでしょうね。どうか頑張ってください!

 クロード・ドビュッシー(CLAUDE DEBUSSY:1862年8月22日~1918年3月25日)という、フランスの19世紀から20世紀初頭の生涯をふと想うことがある。偉大なる作曲家であり詩人でもあったお方。優れた好きな楽曲は多数あるのですが、今日は『もう家の無い子のためのクリスマス』あるいは『家なき子等のクリスマス』と題された、1915年のドビュッシーの残した最後の歌曲で作詞作曲共にドビュッシー自身によるものです。1915年のこの『もう家の無い子のためのクリスマス』は、第一次世界大戦の悲劇がドビュッシーの心を深く動揺させたとされ、ドビュッシーは癌という重い病と闘いながらも、フランスが敵軍に占領され、不安と恐怖に怯える荒廃した地方の子供たちに捧げられた悲痛な想いの詩でもあります。

もう家もない!
敵はみんな、みんな、みんな取ってしまった

僕たちの小さな寝床まで!
学校も先生も焼いた
教会もキリストさまの銅像も焼いた
動けなかった乞食のおじいさいも焼いた!

もう家もない!
敵はみんな、みんな、みんな取ってしまった

僕たちの小さな寝床まで!
そうだ!お父さんは戦争に行っている
お母さんはこんな目にあうまえに死んだ!

・・・

どうぞ毎日のパンを下さい。

キリストさま! きいてください。
もう小さな木靴もありません。
でも、フランスの子供に勝利を与えて下さい!

もう家の無い子のためのクリスマス 作:クロード・ドビュッシー
 
 音楽ジャンルに深く拘りはないし偏見もない。ただ心に響く曲、相性の良い曲を好んで聴いている気がします。クラシック音楽から見た歌曲は、これまた大好きなシャンソンとの繋がりは強いながらも敬遠されがちなようですが、私はそんなお堅い音楽論は苦手だしあまり興味もない。このクロード・ドビュッシーは、私の好きな音楽家たち(シャンソンでもロックでもポップスでも)のように、メロディーと詩のハーモニーが絶妙であり、前人未到の域のお方でさえあると想う。楽想と詩想、音楽と言葉というものを見事に融合し一つの作品(楽曲)と成し得ているのだから☆
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by claranomori | 2011-07-19 11:48 | 詩人・作家・画家・芸術家