『たくさんのお月さま』作:ジェームズ・サーバー 訳:今江祥智 絵:宇野亜喜良(1989年)★10歳のレノア姫
2011年 02月 09日
子どもの王国から学ぶこと、驚かされることって多い。私が子供の頃も、奇妙な事を言ったり、急に感激して泣き出したりするので、どこか痛いのではと幼稚園の先生に心配されご迷惑をおかけしたこともある。5歳なリ10歳なり、20歳なり30歳、40歳なり50歳...その時々の感じ方や考え方は違う。また同い年でも人それぞれの感性で受け取り方は様々。そういうのって愉しいと思いませんか?私は愉しいです!なので、物語の中の子どもたちが大好きです。絵本や児童文学に限らず、色んな物語の中の少年少女たち、ユニークで奇想天外な発想や行動をしたり、時にヒヤヒヤさせられたり、愛らしくも残酷だったり、子供だからと侮ってはならない、子供の心で優しさや悲しみを受け止めているのだから。
★上の絵は宇野亜喜良氏がイラストを担当した1989年発行の絵本より♪