『オルランド』監督:サリー・ポッター主演:ティルダ・スウィントン歌:ジミー・ソマーヴィル(1992年)
2010年 11月 20日
澁澤龍彦 『夢の宇宙誌』より
※ジミー・ソマーヴィルというとファルセット・ヴォイス!そしてゲイであることを公言されているお方であり、80年代からブロンスキー・ビート~コミュナーズ(相棒はリチャード・コールズ)~ソロ活動と現在も独自の表現活動をされている。良い曲多いのですが好き嫌いの分かれるお方のようでもあります。それも個性ゆえ!最近のポップ事情には疎くなっていますが、80年代育ちの私としましては、80年代の男性デュオ(ユニット)って多かった気がします。それもゲイである方が多く、ジミー・ソマーヴィルは早くから歌の中でその問題を取り上げて来られた。今現在よりもクローゼットされていたあの時代に、と思うとますますジミー・ソマーヴィルは勇気と才能に恵まれた稀有なるアーティストのお一人に思えます。このお声を聴いていると心がほっこりするのはやはり美しいからでしょうね♪
1992年・イギリス/ロシア/イタリア/フランス/オランダ合作映画
監督・脚本:サリー・ポッター 製作:クリストファー・シェパード 原作:ヴァージニア・ウルフ 撮影:アレクセイ・ロジオーノフ 美術:ベン・ヴァン・オズ、ヤン・ロールフス 音楽:デヴィッド・モーション、サリー・ポッター、ジミー・ソマーヴィル 出演:ティルダ・スウィントン、シャルロット・ヴァランドレイ、ヒースコート・ウィリアムズ、ロテール・ブリュトー、ジョン・ウッド、ビリー・ゼイン、ジミー・ソマーヴィル
★以前書いたものに少し追記いたしました。映画と音楽、文学にアートが一体化して全てが大好きな作品なもので此方にも♪