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あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
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白い妖精ナディア・コマネチ★初めて好きになったスポーツ選手も少女だった♪

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★ナディア・コマネチ(本名ナディア・エレーナ・コマネチ:Nadia Elena Comaneci)は1961年11月12日生まれのルーマニア出身の体操選手。1976年のモントリオール・オリンピックで史上初の10点満点を出した女子体操選手!私はこのオリンピックをコマネチのことだけしか覚えていない。体操は日本男子も元来得意とする種目でもあるので、当時ケーブル放送などのない時代、ニュースやハイライト・シーンなどで映像が焼きついているのだろう。僅か14歳という少女があの10センチしかない幅の平均台や段違い平行棒や床などで軽やかに宙を舞うお姿。華麗に見えてもとても筋力も超人並だしメンタルな面でもどんなに大変だったろう!私はこのコマネチの存在を知ったゆえに、以後、オリンピック開催の度に女子体操をワクワクして鑑賞することになってしまった。ルーマニアは何故か今も応援してしまう。コマネチは今も体操の世界の指導者として貢献されているけれど、ルーマニアの激動の時代で決して平坦な人生ではない。それでも、世界中の少女たち、とりわけ体操を目指す少女たちに夢と希望を与えた少女に違いない。私は小学生ながらあの感動は言葉に表わせないけれど、胸高鳴る鼓動が今も感じられる。”凄い!”とか”可愛いのに素敵!”っとピタっと静止する体勢、微塵の狂いも無い躍動なのに軽やか。最近は採点方法も変わってしまい、難易度の高い技術面が重視されるようになり、あの柔和な少女の舞いがアクロバット風になってもいる気がして少し寂しい。けれど、年々凄い少女たちが世界中から出現されては消えてゆく。コマネチの頃の白いユニフォームにポニーテールにおリボン。この絵がどうしても離れない。最近はメイクも濃い少女たちが多く、筋力は凄いのだけれどどうもガッチリした体型の選手たちが目立つ(特にアメリカ、強いけれど)。
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後に、ビート・たけしのギャグにも使われていた(漫才ブームの時だっただろうか)。けれど、一度も笑ったことはない。ビート・たけしは面白いお方だけれど、あのギャグが何故受けているのかさっぱり分からないのだった。ギャグに使われる程、お茶の間に強烈な印象を残した少女であったのだろう。コマネチはその後もオリンピックや世界選手権に出場されていたけれど、いつだったか、すっかり身長も伸びふっくらと女性らしい体型に変わっての出場だった。それでも、応援していたけれど、嘗てのような感動ではなかった。そして、何か去りゆくものを感じていたようにも想う。でも、私が初めて好きになったスポーツ選手!あの「白い妖精ナディア・コマネチ」。笑顔で手を振るお姿が今も目に浮かぶ。ああ!可愛い☆
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by claranomori | 2009-11-03 09:51 | 写真の中の少女・夢の時間