あまりにも私的な少女幻想、あるいは束の間の光の雫。少女少年・映画・音楽・文学・絵画・神話・妖精たちとの美しきロマンの旅路♪


by chouchou
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

『もう森へなんか行かない MA JEUNESSE FOUT LE CAMP』 フランソワーズ・アルディ 1968年

b0106921_2332620.jpg
★1968年という年のフランスは五月革命がどうしても浮かぶ。大好きなフランソワーズ・アルディの好きな曲はいっぱい!けれど、最初に買ったアルディのレコードはやはり色褪せない。嘗ての洋楽の日本盤(国内盤)は邦題が様々と付けられていて素敵だった。最近はそのままカタカナにした曲が多くなってしまったようで寂しい気もしている。アルディがご自身のイポポタンというレーベルを設立して発売し始めた最初のアルバムの中の曲。日本ではドラマ「沿線地図」の主題歌にもなり、その時に発売されたシングルも購入した。1968年のアルディは24歳~25歳頃。私がアルディの存在を知ったのは16歳。アルデイはこの歌の中で幾度も”私の青春は行ってしまう”と歌う。16歳の私は高校2年生でそろそろ卒業後の進路のお話もしていた。日に日に迫りくる大人や社会というものが私を襲っていた。大袈裟なようだけれど、ちょっとあの時期の私は今から回顧してもかなりの深刻さだった。青い悩みというのだろうけれど...。既にアルバムは多く発売されているお方で知的な佇まいの大人の女性だった。けれど、今もあの時よりももっともっと大好きでいる。心がとてもほっこりと自然な感じでいられる音楽なのだ。アルディのご自身の心を歌う世界が。奮い立たせるようなもの、刺激を求めることもあるけれど、アルディはそのままいつも自然にす~っと私の心にいてくださる。なので、安堵する。好きな曲の多くは淋しげで孤独。けれどいつも美しい!その孤独の影の美しさに心打たれる。私の好きな美しきものたちはリンクし合う。また少し連想ゲームを続けてみようと思う♪

「もう森へなんか行かない」

私の青春は行ってしまう
詩に沿って
韻から韻へ
腕をぶらぶらさせて
私の青春は行ってしまう
かれた泉の方へ
柳を切る人達が
私の20才を刈り取る

・・・・・・

私の青春は行ってしまう
ギターの調べにのって
それは私自身から抜け出て行った
静かに
私の青春は行ってしまう
それは、錨を切って漂流した
それは、髪に
私の20才の花をさしている

・・・・・・

私達はもう森へなんか行かない
私達はもう一緒に行かない
私の青春は行ってしまう
あなたの足どりのように
あなたが知っていたら
それがどんなにあなたに似ているか
でもあなたはそんな事は知らない
でもあなたはそんな事は知らない


※ドラマ「沿線地図」は結局未だに観たことがない。再放送されていたりするのだろうか...。観たこともないのに、サントラのような仕様のLPレコードも持っている。ジャケットにアルディは写っていなくて残念。


[PR]
by claranomori | 2009-06-13 23:37 | 私的少女音楽★愛しき歌姫