『ルイーズとケリー』のふたりの少女♪ 監督:ジェーン・カンピオン
2009年 03月 06日
同じ高校に進学出来たというのに、ケリーの継父はその学校が嫌いでケリーを違う高校へと決める。ふたりまだ先一緒に過ごせることを願い、それが叶ったというのに!気に入らない継父だった。でも、そういうこともあるのだろう。自分たちの意思では何ともならないことも。ケリーはよくルイーズのお家に遊びに来て泊まることも。お台所で一緒に歌いながら踊ったりする場面も好き!お互いボーイフレンドも出来手紙のやり取りは続いているけれど、嘗てのような感情ではない。その先は分からないけれど、そんな年頃の少女の姿を描いた作品。ケリーがルイーズに宛てた手紙の一部より♪
今日入試の結果が分かる
待ちきれない
落ちてたら自殺するわ
どっちか落ちたら二人とも
行かない約束
四年間も一人なんてイヤよ
誤字だらけね
減点されるかな?
合格したら同じクラス?
心配ごとがいっぱい
おまじないするわ
このペンもだめ
手紙を書き始めて8本目よ
ピザ屋でもらったの
去年みんなで行ったお店よ
※ルイーズ役のエマ・コールズはこの映画が初出演のようで、黒い髪のショートカット。でも本来はブロンドの長い髪の少女だったそうだ、当時14歳。また、ケリー役のクリス・ビデンコは今も女優の道を続けていて、ジェーン・カンピオン監督の1984年の短編映画である『AFTER HOURS』にも出演しているそうだけれど未見。いつか観てみたい☆
ルイーズとケリー/TWO FRIENDS
1986年・オーストラリア映画
監督:ジェーン・カンピオン 製作:ジャン・チャップマン 脚本:ヘレン・ガーナー 撮影:ジュリアン・ペニー 音楽:マーティン・アーマイガー 出演:エマ・コールズ、クリス・ビデンコ、クリス・マッケイド